アーカイブ

‘カメラ’ カテゴリーのアーカイブ

ソニーのミラーレスが来た

2010 年 5 月 14 日 コメント 2 件

また出遅れてしまったけど、ソニーから出るぞ出るぞと噂されていたミラーレス一眼がついにベールを脱ぎましたね。第一印象は「かっこわりぃ~」だ。これを「先進的なデザイン」と捉える人もいるのでしょうか? E-P1も決してカッコいいとは思わないけど、まだマシだな。ソニーはこういう「レンズにカメラがくっついた」ようなデザイン多いね。モノには何でもバランスってものがあるんだよ。レンズだけ巨大だと安定が悪いし、床にまっすぐ置けないじゃないか。僕は何でもデザイン優先だから、いくら性能が良くても美しくないものはいらない。すぐイヤになってくるからだ。

しかしまあAPS-Cのセンサーを搭載しながらマイクロフォーサーズよりさらに小さいモノが出てきたわけで、また「歴史は繰り返す」のであります。センサーサイズの小さいマイクロフォーサーズはどうやってもAPS-Cには勝てず、また後塵を拝することになるわけですね。劇的にカメラが小さくなるのならまだしも、大きいんじゃまったく話にもならない。ちょうど一年前、オリンパスが未完成のE-P1をあわてて出した理由がこれで明らかになるってもんです。当然ながらニコン・キヤノンも黙ってはいないでしょう。マイクロフォーサーズで流行ったマウントアダプター遊びもセンサーが大きいほど本来の画角に近いから当然有利。これでマイクロフォーサーズも従来のフォーサーズと同じ道をたどるのは目に見えています。オリンパスは何をやっても本流にはなれないんだよな。E-systemもまったくやる気なさそうですが、それどころかカメラ事業から撤退というシナリオも現実味を帯びてきましたね(本音はやめたいのだろうが)。

従来のミラーのある一眼レフはいわばフィルム時代の名残であり、デジタルにとっては過去の遺物を引きずっているには違いないんですよね。ミラーや光学ファインダーを介さず、センサーが捉えた映像を直接モニターに映し出す方がデジタルとしてはよほど理に適っています。ミラーの呪縛から逃れたことで、これまで不可能だった革新的な機能が可能になっていくことでしょう。今後は高級機も含めてすべてミラーレスになっていくことはもはや避けられない流れと思われます。しかしそれでも僕は液晶を見ながら写真を撮るのが嫌いです。いくらモニターの性能が良くなっても、しょせん電気信号に変換して作り出した「絵」にすぎません。レンズが結んだ像を直接見るのとは「現実感」がまるで違います。「でかいコンデジ」みたいな今のミラーレス一眼は中途半端な存在に過ぎないし、液晶で撮るのはコンデジだけで十分。まったく興味ないね。光学ファインダーで撮る楽しみを奪われないように、バカ売れしないことを望む!

カテゴリー: カメラ タグ:

車載に向くカメラ・向かないカメラ

2010 年 2 月 27 日 コメント 6 件

せっかくXactiを買ったのに使い物にならず早くもお蔵入りになっております(涙)。今は元のデジカメFinePix F200EXRで撮影しておりますが、スミアはさておき気になるのはスピード感の違いと音のうるささです。

F200EXRは広角端が35mm判換算で28mm相当なので、常に28mmで撮影してますが、そうすると実際よりスピード感が強調され、速く走っているように見えます。それはそれで楽しいのですが、あまりにも現実離れしていると実際の感覚と食い違ってくるんですよね。体感的には現実の5~6割増しに感じられると思います。30km/hで走っていても映像では50km/hくらいに感じられますね。激坂でほとんど止まりそうなのに、映像では結構なスピードで上っているように見え、しんどさがあまり伝わらないんですよね・・

その理屈はカメラに詳しい人ならすぐわかると思いますが、要するに広角レンズでは遠近感が強調されるためなんですね。もっとわかりやすく言えば、遠くの景色はゆっくり動いているように見え、近くの景色は速く動いているように見えますよね。広角であるほど手前の景色まで映り込むため、速く走っているように見えるわけです。おそらく現実に最も近いのは標準レンズの画角で撮影した場合だろうと考えられます。これは35mm判換算でおおよそ43mm前後の焦点距離になります。ということはXactiの広角端40mmで撮ればほぼ体感通りのスピード感が得られるだろうと思われます。もちろんデジカメにもズームレンズが付いてますから撮影前に調整すればよさそうなものですが、実際にはそんな面倒なことはやってられません。何と言っても走行中にはモニターが見えませんから・・

またデジカメの音はサンプリング周波数が低いので、風切り音や路面のボコボコ音のような低音域ばかり拾ってしまい、肝心の周囲の音はかき消されてほとんど聞こえなくなります。案外気付かれないのですが、車やバイクと違って自ら音を出さない自転車は常に周囲の音を浴びながら走っているのです。特にこれからの季節、ウグイスの声を聴きながら走るのが楽しみですね。夏のヒグラシもいいですね。動画の臨場感の半分は「音」にあると思っております。実際、音を消して鑑賞してみると臨場感は半分くらいに薄れます。だから音楽でごまかしたりせず、ありのままの音をきれいに録りたいと思ってるわけですが、デジカメの音質では話になりません。やっぱり音質の良いXactiで録りたいなという欲求が出てきます。

しかしXactiは振動がひどく、車載では使い物にならないことはすでに実証済みです。その原因をもう少し掘り下げて考えてみましょう。まず画面が揺れる要因には大きく分けて2つあると思われます。一つは言うまでもなく路面からの直接の突き上げによるものです。これはカメラの取り付け位置を工夫したり、ショックアブソーバーを入れるなどの対策である程度は軽減できますが、根本的に避けようのないものです。自転車とくにロードバイクは路面の振動をまともに拾うため、ある程度揺れるのは仕方のないもので、それも臨場感だと思えば納得できる範囲です。

厄介なのはもう一つの要因です。これはカメラと雲台の接触部分にある「遊び」によるものです。いくらネジをしっかり締めたと思っても、実際にはわずかな遊びがあって前後左右にグラグラと動きます。これはネジを支点として円弧を描くような回転運動を行いますから、車体の揺れにこの回転運動が加わると画面の揺れはさらに大きなものになります。容易に想像が付くように、この揺れは回転半径が大きいほど、すなわちレンズの位置が高いほど大きくなるわけです。Xactiのような縦型のカメラは横型のデジカメに比べてこの点で初めから不利です。それだけでなく、レンズが回転軸に対して前にせり出しているほど揺れは大きくなります。デジカメでも高倍率ズームでレンズが前に飛び出すものは不利と言えますし、Xactiもレンズが前にせり出した前傾形状になっているため余計に揺れが拡大されます。さらに悪いことに、Xactiはメカの部分が上の方に集まっていて明らかに「頭でっかち」になっており、重心が高くなっていることも揺れに拍車を掛けています。

この「遊び」そのものは接触部分の底面積が広いほど少なくなりますが、悪いことに最近のスリム化の流れでカメラの底面積は小さくなる一方です。今どきの超薄型デジカメは明らかに不利と言えますし、僕が持っているXacti DMX-CG11は底の厚みが1cmもないため、デジカメにはほとんど見られない横方向の揺れもかなり見られます。縦揺れはまだ我慢できても、横揺れは非常に気持ちの悪いものです。そういう意味では旧式の分厚いデジカメの方が有利と言えますし、奥行きのあるムービーカメラが一番向いているのかもしれません。

そして自転車でもう一つ無視できないのが風による影響です。路面からの振動だけでなく、常に風圧を受けているわけですから風の強弱によっても揺れが起こると考えられます。Xactiは正面からの投影面積が小さいため一見有利なようですが、その代わり横風を受けますし、液晶モニターを開いたことにより正面からの風をまともに受けてしまいます。この力はカメラを横へねじるように働きます。したがって液晶モニターは地面と平行になるようにセットするのが良いと思われます。しかしこの液晶モニターが厄介なもので、バランスを悪くする要因になっています。これのせいで重心が非常に高くなり、しかも左に偏るため、わずかな横揺れでも拡大されてしまうのです。液晶モニターを閉じて撮影することはできないのが困りものです。裏返して閉じることはできますが、三脚に付けると雲台と干渉して閉じられなくなります。したがって開きっぱなしで撮るしかないのです。

こうやって見るとXactiは車載には不利な条件ばかり揃っている最悪のカメラと言えます。昔から自転車乗りの間で評判が悪いのは納得できました。しかし世の中にはいろいろ工夫してXactiを車載に使って驚くほどきれいな動画を撮っている方もおられます。たとえばこちらの動画が参考になりますが、横揺れを防止するためにはカメラ全体を囲うような大がかりな仕掛けが必要になりそうです。さすがにここまではできないので、ちょっと別の方法で解決できないか検討しています。要するに重心が高いんなら、下げてしまえばいいんではないか? つまり液晶モニターと反対側の下の方に「おもり」を付けて、重心を下げバランスを取るのです。ただでさえ重い自転車(と体重)をこれ以上重くするのか?とまったくナンセンスな話ではあります。(爆)

カテゴリー: カメラ タグ: ,

60fpsで車載テスト

2010 年 2 月 13 日 コメント 2 件

まだしつこくXactiのテストをやっております。(^^; 昨日は天気が悪く、いいサンプルが撮れなかったので、改めて60fpsで車載テストをやってみました。

今日は晴れの良い条件で撮れました。やはり60fpsで撮影するとこんにゃく現象がほとんど出ないことが確認できました。以前に同じコースを走行したこちらの動画と比較してもらうとわかると思います。

ただし縦型の形状のため、揺れはやはり酷いです。見てると横に広げた液晶モニターが揺れを拡大させているのは間違いないですね。しかしモニターを閉じた状態では撮影できないのでもどかしい限りです。

というわけで、結論は車載にはやっぱりデジカメということです。あの形状は揺れが酷くてあきませんな。Xactiは景色撮り&手持ち専用にするのが吉かと・・

はぁ~、寒さと雨でちっとも走れねーよ・・(涙)

カテゴリー: カメラ タグ: ,

Xacti こんにゃく解消か?

2010 年 2 月 12 日 コメントはありません

XactiはCMOS特有のこんにゃく現象がひどく、車載動画には使い物にならないという結論でしたが、あきらめの悪い僕はあることを思いつきました(笑)。もしかしてフレームレートを60fpsにして撮影してみたらどうだろう?と・・

通常のフレームレートは30fpsなので倍の細かさになりますが、常識的に考えれば信号処理に負荷がかかる分、より悪くなるであろうと予想されるのです。ところが結果はまったく逆でした。30fpsと60fpsで比較してみたところ、60fpsではこんにゃく現象がほとんど見られなかったのです。


30fpsでテスト


60fpsでテスト

ただし、このサンプルでは違いがはっきりわかりません。どういうわけか、暗いとあまりグニャグニャしないのです。前回のサンプルと比べてもらうとよくわかると思います。今日は天気が悪く、こんなわかりにくいサンプルしか撮れませんでした。すみません。でも60fpsでこんにゃくにならないことは確信できました。

暗かったり、フレームレートを上げると普通は条件悪くなるはずなのに、なぜかこんにゃくにならないのです。理屈はわかりませんが、とにかくこれで使える可能性が出てきました。60fpsにするとファイル容量が倍になるのが難点ですが、H.264なのでそれでもAVIよりは小さいです。動きは非常に滑らかになるため、車載動画にはこの方が向いています。縦型のため揺れが大きいのは避けられないですが、手持ちで使えばいい絵が撮れるのではないでしょうか?

それにしても、想定外の使い方をされ、こんな耐久試験みたいなテストまでされてボロクソに叩かれたらメーカーもたまりませんわなぁ・・(爆)

カテゴリー: カメラ タグ:

白状いたします

2010 年 2 月 7 日 コメント 10 件

すでにバレバレという噂もありますが(^^;、あまりのおバカさ加減に公表を自粛しておりました。最近やたらとグニャグニャしたこんにゃく動画で吐き気を催した方も多いかと思われますが、その原因はコイツでした。
続きを読む…

カテゴリー: カメラ タグ: ,

スミアとこんにゃく、どっちが嫌?

2010 年 2 月 3 日 コメント 2 件

普通のデジカメに搭載されているCCDという撮像素子はスミア現象が起こるのが欠点とされています。これは太陽などの強い光源が画面に入ると縦に白い筋が出たり、全体にマゼンタかぶりが発生する現象のことをいいます。スミアはCCDという素子の物理的特性によって起こるもので、もう一つの撮像素子であるCMOSでは原理的に発生しないことが知られています。ではCMOSならスミアが発生しないのでいいことづくめなのか? 恥ずかしながら、僕は今までずっとそう思ってました。

ところがCMOSにも重大な欠点があって、それは「動体歪み」と呼ばれる現象です。これはどういうことかと言いますと、高速で移動する物体を撮影したり、カメラを速く左右に振った場合に映像がまるで「こんにゃく」のようにグニャグニャと歪む現象のことを言います。この現象が発生する原因は、CCDは画面全体を一度に読み出せるのに対し、CMOSは上から1ラインずつしか読み出せないため、画面の上と下とで時間差が生じてしまうことによります。もちろん静止画の場合は問題にならないのですが、動画の場合は非常に気になります。特に自転車車載動画のように常に激しい振動に晒されている場合は画面がグニャグニャと揺れ動き、非常に気持ちの悪いものになります。

この問題について、僕はこれまでEXEMODEの安物のカメラだけに発生する現象だと思ってました。まともなカメラなら当然何らかの対策がなされているであろうと思ってたからです。ところがよく調べてみると、この現象は一眼レフを含めてCMOSを採用するカメラすべてに共通する普遍的な問題だったのですね。CMOSだからスミアから解放されるぞと喜んだのも束の間、こんにゃく現象というもっと深刻な問題が待ち構えていたのでした。結局、スミアをとるかこんにゃくをとるか、二者択一を迫られるのです。

それで生理的にはどっちが気持ち悪いかと言いますと、明らかにこんにゃくの方です。CCDカメラの場合、画面全体がガタガタと揺れていてもそれほど気持ち悪いとは感じません。ところがこんにゃくのようにグニャグニャと歪むとだめなのです。この前の日曜日のことです。YouTubeにアップした動画を何度か見直していたら強い吐き気を催しました。結局その日は一日中吐き気が収まらず、早く寝てしまったのでした。こんな気持ち悪い思いをするくらいなら、スミアで画面がピンクに染まった方がまだマシだと思いました。

今思うとF200EXRと引き替えにDMC-FX100を売ってしまったことを後悔しています。LUMIXの共通点ですが、あれはCCDとしてはスミアが少なかったし、手ぶれ補正も強力に効いています。動画撮影用には最適なカメラだったのですね。静止画は冴えないですが、動画専用に残しておくべきでした。中古で買い戻すのもアホらしいしなぁ・・(^^;

僕の動画はあまり長時間見ない方がいいですよ。マジで気分悪くなります。(爆)

カテゴリー: カメラ タグ:

物欲の種は尽きまじ

2010 年 1 月 15 日 コメント 6 件

寒さで動けず缶詰状態になってると物欲と妄想だけが肥大していきます(爆)。ツーリング動画を撮るには今のデジカメでも十分といえばまったく十分なのですが、欲を言えばきりがない・・。まず逆光でスミアが出るのと、音質の悪さを何とかしたい。そこで大本命として候補に挙がっているのが次の2機種です。

K0000017813
Panasonic LUMIX DMC-FZ7

K0000054072
三洋電機 Xacti DMX-CG11

最近はハイビジョン画質で撮れるデジカメも増えてきましたが、それは別にどうでもいいんです。はっきり言って容量の無駄ですから・・。VGAが撮れれば十分ですが、音質にはこだわります。音楽の録音にも使いたいので、ステレオで撮れることが絶対条件。ツーリングも編集をしないで生のライブ感を重視しています。走ってると鳥の声とかいろいろ入り込むのが面白いわけですよ。そうなるとやはりこの2機種くらいに絞られてくるんですよね・・

ただ、どっちも一長一短あってなかなか決めがたいです。まずDMC-FZ7はデジカメの動画としてはダントツの評価を得ています。これの強みは何と言っても広角25mmから始まるズームです。デジカメにしては珍しく動画撮影中にズーミングもできるので、ほとんどビデオカメラと言っても差し支えありません。サンプルムービーを見るとLUMIXらしく見栄えのする画質ですが、やはりCCDなのでスミアは出るという情報があります。そして26000円前後と少々お高い。うーむ・・

そしてDMX-CG11の方は三洋おなじみのグリップスタイルで、手持ちには適さないとされています。しかし自転車に固定するのであれば問題ありません。液晶が回転できますので、走りながらモニターを見られることが最大の利点です。そしてCMOSなので原理的にスミアは出ません。おまけに19000円前後と値段が安いのも魅力です。しかし最大の欠点はズームが40mmからと画角が狭いことです。何でビデオ専用機はデジカメより広角に弱いんですかね? ツーリング動画は広角じゃないとスピード感が出なくてつまらないです。それとバッテリーの保ちも悪いらしい。まあどっちみち動画撮るなら予備バッテリーは必要ですけどね。よってこの場合、画角の狭さを我慢できるかが問題だよなぁ・・

ちなみに、これはあくまでも妄想です。(^^;

カテゴリー: カメラ タグ: