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‘フィルム’ タグのついている投稿

超アナログの世界

2009 年 11 月 4 日 コメント 2 件

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ついにこんなことまでやってしまいました。(^^;

ネイティブデジカメ世代の人には何のことだかわからないでしょうが・・
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Ektar100を使ってみた

2009 年 9 月 25 日 コメントはありません

コダックから発売されたEktar100という新しいフィルムを試してみたかったのですが、奈良には売ってないんですよね・・。それで先月末、大阪へ行った際にビックカメラで2本だけ仕入れてきました。なかなか撮る機会がなかったのですが、キャンプツアーの帰りに36枚撮りを一本撮りきることができたので早速現像に出しました。

カラーネガなのでもちろん通常のC-41処理が可能ですが、話によるとDPE店によっては「エクター仕上げ」なるものを強制されることがあるようです。近所の写真屋に持って行ったところ、何も聞かれることもなくて普通にミニラボで処理してもらえました。現像のみ550円。結果は特に問題ないように思います。

もともとこのフィルムに興味を持ったのは、スキャン特性を最適化しているということだったのですが、世界最高の粒状性を謳っていることもあって、その性能がどれほどのものか試してみたかったのです。フルサイズで載せるのは無理なので、とりあえず縮小したものを1枚載せておきます。スキャナはNikon COOLSCAN IV、ソフトはVueScanを使用しております。最高解像度の2900dpiでスキャンし、Photoshopでリサイズのみ行っております。

2009090109whole
OM-4Ti/ZUIKO 35mmF2.8/Ektar100

発色性についてはスキャナやソフトの癖がありますので、ここで議論してもあまり意味はないかと思います。好みの色調にするためにはある程度調整は必要です。ただCENTURIAあたりに比べると確かに色はよく出るようで、抜けもいいように感じます。このあたりはフィルムベース改良の効果でしょうか。

次に粒状性を見るため、赤枠で囲った部分を等倍に切り出して載せてみます。なおソフトによる粒状性軽減処理はかけておりません。
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VueScanはすごい

2009 年 8 月 22 日 コメントはありません

VueScanっていうソフトをご存じでしょうか?

画像処理の分野では有名なソフトなのかもしれませんが、恥ずかしながら今まで知らず、こちらのブログで初めて知りました。汎用のスキャナドライバという位置付けですが、正確に言うとドライバではなく直接スキャナを操作する単体のアプリケーションです。国内外で販売されたほとんどのフィルムスキャナ/フラットベッドスキャナに対応する上、WindowsだけでなくMacやLinuxにも対応しています。特にLinuxで画像処理をやりたいと思っている方にはこれしか選択がありません。また古いスキャナでメーカー純正のドライバが入手できない場合にも重宝します。

ソフトはメーカーのサイトからダウンロードできますが、残念ながらフリーソフトではありません。未登録の状態ではスキャンした画像に”$”マークが入るため事実上使えないようになっています。制限解除するにはスタンダード版で$39.95、プロ版で$79.95を支払う必要があります。いずれもクレジットカードで支払いが可能です。

しかし性能を試すだけなら未登録でもできますので、手持ちのネガをいくつかスキャンして評価しました。その結果、「これは使える!」と確信できましたので、早速$39.95を払ってスタンダード版を購入しました。プロ版との違いはRAW保存ができないとか、バージョンアップが1年以内といった制約がありますが、普通に使う分にはスタンダード版で十分でしょう。

これまでスキャナに付属している純正のNikonScanを使っていましたが、ネガのスキャンにはいつも悩まされてました。どうやっても変なクセが出てしまい、すっきりした色合いにならないのです。ネガのスキャンが難しいのには理由がありまして、フィルムに一様についているあのオレンジ色が曲者なのです。現像済みのフィルムをいくつか比べれば気付くと思いますが、オレンジベースの色はメーカーや銘柄によって微妙に違っています。スキャナドライバでは実際どうやって補正しているのか知りませんが、おそらく平均的なオレンジベースの色をもとに補正しているのでしょう。ですからフィルムの銘柄によってクセが出てくるのは避けられないのだと思います。

VueScanのすばらしいところは、フィルムの銘柄ごとにオレンジベースのデータを持っていることです。現在市販されているフィルムなら銘柄を選ぶだけで適切な色補正が可能となります。残念ながらDNPセンチュリアには対応してないのですが、その場合も心配は無用です。リーダー部の未露光部分をスキャンしてオレンジベースの色を記憶させることにより、以後はそのデータに基づいた色補正が自動的に行われます。登録済みの銘柄でもこの方法を使う方がより正確でしょう。

この方法でDNPセンチュリア200をスキャンしてみたところ、すばらしい結果が得られました。最も顕著な効果が得られた写真について、純正ドライバと比較した結果を示します。

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こちらは純正のNikonScanでスキャンしたものです。どういうわけかこの写真だけ極端に奇妙な色調になり、背後の山は青っぽく色着き、空も真っ白に飛んでしまっています。どのように補正してみてもまともな色調にはなりませんでした。

n2009070102_vuescan
こちらがVueScanでスキャンしたものです。非常に自然な色調で、山も青くなってませんし、空も飛んでません。これが全く補正なしでそのまま出てきたのですから驚きです。

写真によってはあまり差が出ない場合もあるのですが、VueScanはどんな場合でも無補正で安定した結果が出るのが強みです。やはりオレンジベース色記憶の効果が出ているようです。得られた画像のヒストグラムを見ても、スキャナの性能をフルに引き出していることが窺えました。

その他、ゴミ除去機能のあるスキャナでは自動ゴミ除去もできますし、粒状性軽減の機能もあります。Nikonのスキャナはフィルムの粒子を拾いやすいのでザラザラしがちですが、この機能を使えばかなり自然に粒状感を減らすことができました。ディテールが失われることもほとんどなく、自然な仕上がりです。しかも3段階に強度を調整できます。これなら常時オンにしておいてもよいと思いました。純正ドライバと違ってスキャンが極端に遅くなることもありません。

とにかくVueScanはすばらしいです。もっと早く知ってれば・・と思いました。これならカラーネガも躊躇なく使えそうです。スキャンで悩んでいる方にはおすすめですよ。

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続・ネガのスキャン

2009 年 8 月 15 日 コメントはありません

ネガのスキャンはこれまでにほとんど経験がないため、にわかにやろうとしてもなかなかうまく行かないものです。以前の記事で晴れてるときはうまく行くが、曇ってるときは色が出ないとか悩んでました。それは結局、露出不足が原因だろうということに落ち着いたのですが、実はそうではないことがようやくわかりました。

参照記事
CENTURIA 200は大人気
ネガのスキャンは難しい

実際、ネガを見ても濃度は十分にあり、シャドーの部分も完全な素抜けにはなっていません。適正露出のネガからうまくスキャンできないというのは、やはりスキャンのやり方に問題があるだろうということになります。ここで一つ思わぬ落とし穴があったことに今まで気付きませんでした。それは「空の階調」です。
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CENTURIA 200は大人気

2009 年 8 月 4 日 コメントはありません

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福島県下郷町戸赤 CONTAX T3/DNP CENTURIA200

なんか最近「CENTURIA 200」での検索ヒットが非常に多いですねえ・・。100や400じゃなくて、なぜか200指定なんですよ。それもちょっとわかるような気がするなぁ・・

以前、CENTURIA200は100に比べて粒状性がやや粗いなんてことを書きましたが、やっぱり気のせいで、よ~く見比べてみても違いはわかりませんでした。発色の傾向もほとんど変わらないと思います。よく言われるように発色はおとなしめだと思います。というか、うちのスキャナではほとんど色が出ません。(^^;

さすがに400となると粒子の粗さが目立つかもしれませんが、100と200の違いはほとんどわかりません。描写にほとんど違いがないんなら、感度は少しでも高い方がいいですね。曇りの日などかなりありがたいですから・・。だから200がこれだけ人気あるんでしょうねえ・・。先に100と400が在庫切れて、200だけが現在市場に出回っているようです。

晴れの日はきれいに色が出るけれども、曇りの日はまったく出ないと言っていたのは、どうやら露出不足が原因のようです。自分は未だにリバーサルの癖が抜けないので、露出オーバーを恐れるあまりアンダー目に撮ってしまう傾向があります。この写真なんかも空が飛ばないように露出を抑えめにしていると思います。たぶん中間くらいの明るさの道路に露出を合わせているはずですが、本来なら中央の建物の陰の部分を基準にすべきでしたね。ネガは露出不足になると眠くなって色が出ないばかりでなく、粒子も粗くなってしまいます。そのことをすっかり忘れておりました。頭ではわかってても無意識にそうしてしまうんですよねえ・・(^^;

そのままスキャンするとモノクロ写真のようになってしまうので、ソフト的に彩度をかなり持ち上げています。でも、もともと色の薄いものを持ち上げるわけですから、どうしても不自然になってしまいます。何となく変な発色ですね。ネガっぽいといえばネガっぽいのですが・・。これがフィルム本来の性能ではないということはご理解下さい。

まあスキャンのことだけを考えればリバーサルが楽チンでいいのですが、どうも現像がめんどくさいんですよね・・。時間がかかること自体は別に構わないのですが、遠い写真屋に二度往復しなければならないのが超めんどくさい。勤め人なら通勤の帰りに出して受け取ることも可能でしょうが、僕みたいなフリーは一日家から出ないことも普通で、わざわざそのためだけに出て行くしかないのです。その点ネガならばその場で処理が可能ですので、写真屋に往復するのが一回で済みます。この差は大きいです。

今ならセンチュリア200が激安で売ってますので気軽に使えますが、すでに生産終了してますのでいずれなくなります。キタムラに行くたびにチマチマと買い足したりしておりますが(^^;、一度20本くらい「大人買い」してみたいなぁ・・(笑)。せっかく安くていいフィルムだったのになくなってしまうのは残念です。DNPはもうフィルムやらないんでしょうか? これがなくなったとなると、次は何を使えばいいんでしょうかね? リバーサルはElite Chrome100で決まりですが、ネガは今まで使わなかったのでわからんです・・(^^;

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ネガのスキャンは難しい

2009 年 8 月 1 日 コメント 2 件

会津旅行中に撮ったネガ2本のスキャンが全部終わりましたが、納得いかないので何度もやり直してみたり・・。これまでネガのスキャンはほとんどしたことがないので、なかなかコツがつかめないんですよね・・。どのようにいじっても何かスッキリしない色になってしまいます。他の写真ブログを見るとネガでも結構きれいに発色しているのを見かけますが、やっぱり最新のフラットベッドスキャナーを使ってるんですかね? 僕はいまだに古いフィルムスキャナー(Nikon COOLSCAN IV)を使ってるので、まあ最新のものに比べると性能が落ちるのは仕方がないでしょう。今はフィルムスキャナーはほとんど絶滅してしまったので、買うならフラットベッドスキャナーですが、場所を取るのが難点・・

しかしいろいろやってると、ネガでも晴れてるときはきれいに発色することを発見。この場合はあんまりいじらなくてもそのままで自然な発色になるんですよね・・。でも曇ってるときの発色は非常に彩度が低く、ほとんどモノクロのようになってしまいます。あの茶色にしか見えないフィルムから色が出てくること自体、不思議でしょうがないんですが、ある程度彩度を持ち上げてやらないと「カラー」写真にはなりません。といってあまり上げすぎるとまた不自然になるので、さじ加減が難しいです。今どきのスキャナーなら何もいじらなくても一発で出てくるんだろうか?

n2009070215
CONTAX T3/DNP CENTURIA200

20090723_170540
E-520

最近コダックから発売されたEktarというネガフィルムはスキャン特性を最適化しているということで、苦労しなくてもいい色が出るともっぱらの噂ですが、本当かな? でも田舎には売ってないんですよね・・。やっぱりビックカメラあたり行かないと手に入らないだろうなぁ・・

フィルム写真はものすごく手間がかかります。撮ったらPCに転送するだけのデジカメと違って、まず現像に出さないといけないし、もう一度取りに行かなければならない。写真屋に二度も往復しなければならないわけです。それからまた一枚一枚スキャンするわけですが、これがまた大変で、ちゃんと補正までやってると一枚あたり10分は平気でかかります。24枚撮り1本スキャンするだけでも最低4時間はかかるわけですね。恐ろしいほど手間と時間のかかる趣味です。

一方デジカメは撮ったらすぐ見られるし、いくらでも撮れるし、お金もかからないし、色はキレイだし、RAWで撮っておけば後からいくらでも修正できるし、手ぶれ補正はあるし、ISO感度は変えられるし、もういいことばっかりです。出来上がった写真もどう見てもデジカメの方がキレイです。こうなると誰もフィルムを使わんようになって、猫も杓子もデジカメに乗り換えていくのは当たり前のことですよね。すべての点においてフィルムを圧倒し、フィルムの方が優れていることなど何ひとつないんですから・・。もうネイチャーなんてのはデジカメが一番向いている分野だと思いますね。色がキレイでシャープに写ればそれでいいんですから・・。高感度と手ぶれ補正にまかせて撮れば三脚なんて鬱陶しいものも要らないわけです。まさに鬼に金棒。ISO50のベルビアに三脚を据えて・・・なんてアホらしくてやってられませんわ。

でもデジカメでバシャバシャ連写しても、なんかつまらんのです。数撃ちゃ当たる式に後からいいコマを選ぶって、なんか違うやろって・・。どこでシャッターを切ったのか覚えてないような写真を撮ってどうするんや? そうなると、ものすごく不便で手間がかかっても、なぜかフィルムで撮りたくなるのです。これはきっと「理屈」ではないのでしょう。理屈で考えるとフィルムの方がいいことなど何もないはずですから・・。それは結局、「楽しい」からということに他なりません。手間がかかること自体が楽しいからやりたくなるのです。何でもスピードと効率が要求される現代社会にあって、まったく説明不可能な行為です。今どきフィルムで写真を撮る人間など変態以外の何者でもないのです。(爆)

でも同じことをサイクリストの皆様もやってるんじゃないですか? 同じ場所へ行くのに自転車で汗流して峠を越えてヘロヘロになって行くより、クルマでビューッと行っちゃった方がはるかに速いし、楽チンですよね。でもあえてそんな手間のかかる(そして苦しい)ことをするのは「楽しい」からじゃないですか? 効率だけを考えれば変態以外の何者でもありません。「楽しい」というのは理屈ではないんですよ・・

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DNPセンチュリア200を使ってみた

2009 年 7 月 28 日 コメント 2 件

撮影の機材選定にはいつも悩みます。できるだけ枚数を撮りたいのでメインにはE-520を持つとしても、もう一つフィルムカメラを持っておきたい。しかし荷物はできるだけ減らしたいので、一眼レフではなくコンパクトなCONTAX T3だけを持って行きました。いつもならフィルムはリバーサルを使うところですが、リバーサルで撮るとデジカメとあまり変わらない写りになってしまうので、あえてネガを選択。鮮やかさが要求される自然風景なら絶対にリバーサルが適していますが、レトロ感を演出するにはネガのくすんだ発色が好適なのです。ちょうどセンチュリア200の買い置きが2本あったので、それをフルに使い切りました。以前センチュリア100は使ったことがあるのですが、200は初めてなのでどんな写りをするのかちょっと楽しみです。

ネガは即日仕上げが可能なので便利ですが、ポジと違って基準となる色がわからないのでスキャンはかなり苦労します。ほとんど記憶に頼るしかありません。しかし自分のイメージに合った色に作り込んでいくのもまた楽しみでしょう。ポジなら良いコマだけを選んでスキャンすれば済むのですが、ネガはとりあえず全部スキャンしないとわからないのでまた大変。ちなみにセンチュリア200はキタムラで24EXが1本128円、フィルム現像は630円でした。

とりあえずスキャンしてみたので、E-520で撮ったものと比較してみます。両方ともほぼ同じ画角(換算35mm)で撮っています。フィルムはスキャナーの最高性能を使って約1000万画素相当でスキャンしています。E-520はRAWで撮影してPhotoshop CS4で現像しています。

まずは全体像から。まあ発色などは調整でどのようにでも変わりますので、あまり比較しても意味はないですね。それより階調性とか全体から感じられる雰囲気を比べた方が適切です。なおフィルムは左端の方が少し暗くなってますが、これはカメラのせいではなく、フィルムがカールしているためにうまくスキャンできていないためです。ちゃんとホルダーに挟めばうまくできるんですが、面倒なので・・

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CONTAX T3/DNP CENTURIA200

20090722_092206
E-520

E-520の方はいかにもクッキリハッキリした写りで、発色も自然ですね。まったく見たままに写るといっていいでしょう。その反面、あまりに写りすぎて情感が感じられないような気もします。一方センチュリア200の方はいかにもネガらしく、コントラストが柔らかめで発色もやや落ち着いたトーンになっています。不思議なものでポジとは違って、どのように調整しても全くニュートラルになることはなくて、必ず何らかのクセが出るものです。そのクセによって同じ風景でも少しノスタルジックに見えてきませんか?
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