ブログ運営論

ブログ再統合計画

投稿日:2016 年 4 月 24 日 更新日:

このブログができてもう7年になりますが、アクセスは最盛期の半分以下に激減しております(汗)。その原因はもちろん更新頻度が下がっているからなんですが、そもそもこうなってしまった大元の原因はブログの分散化にあるんですよね・・

現在メインのブログが3つ、放置状態も含めれば6つのブログを同時運営しております。そりゃこれだけやってれば更新頻度が下がるのは当然ですね。書いてるのは結局一人なんですから、そんなに万遍なく更新できるはずがないのです。そこで出てきた考えが「ブログ再統合」という構想です。

どうも世の中のブロガーにとって、ブログをジャンルごとに分けるかどうか?というのは永遠のテーマのようで、みんな同じ問題で悩んでいるんですね。他のブロガーはどう考えているのか参考のためにネットで検索してみたら、圧倒的に「一つにまとめた方がいい」という意見が多数でした。その理由についてこれから考察してみます。

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まずジャンル別にブログを分けることのメリットについて考えてみましょう。一つは内容が特定の分野に専門化されているので、コアな読者層が付きやすいという点ですね。ネット情報というのは普遍的なテーマよりも特定のテーマについて深く掘り下げた方がその分野のマニアが集まってくるので支持が得られやすいという考え方です。自転車なんかもかなりマニアックな分野ですから、確かにそういう面はあるかもしれません。

もう一つは記事が特定の分野に専門化されているほどGoogleなどの検索エンジンに高く評価される傾向があると言われており、いわゆるSEOという観点からはブログをジャンル別に分けた方が望ましいと考えられていました。

そういう理由から、昔はできるだけテーマを細分化して、それぞれのテーマごとに別のブログを構築することが有利とされてきた歴史があります。自分もそういう考え方に感化されて、ブログを分散化させるという決断に至ったわけです。

しかし昔は良いとされてきたことがいつまでも良いとは限らないんですね。検索エンジンも日々進化していますから、昔の常識はいつまでも当てはまりません。今では少なくともSEO対策上はジャンルごとにブログを分けることは無意味とされています。

ではジャンル別にブログを分けることのデメリットについて考えてみましょう。まず最大のデメリットは更新頻度が下がるということです。その理由は言うまでもなくマンパワーの問題で、複数の人間が執筆しているならともかく、たった一人の人間が書いている限りはブログ執筆にかけられる時間は限られています。その中であっちもこっちも平等に更新しようなんてことは絶対に無理な話なのです。一つに集中すると、必ず疎かになるブログが出てきてしまうでしょう。特にこのブログなんて冬は完全休業ですから、何ヶ月も更新されない状態が続いてしまうんですね(爆)。そうなると大半の読者は逃げていってしまいます。

ブログのアクセスを増やすためにはリピーターを獲得するということが何よりも大事ということを痛感しました。ブログというのはある程度記事が増えてくると検索エンジン経由で一定のアクセスは必ず維持できるようになります。ただそういう読者の目的は「調べ物」が大半であり、用が済んだら二度と来ることはないんですね。つまり一見客ばかりが入れ替わり立ち替わり来ているだけです。その場合、ブログを更新せずに放置しておいてもアクセスは増えも減りもしないという奇妙な状態が続きます。でもそのままでは一定水準を保ったままで永遠にアクセスは伸びないんですね。やはり飛躍的にアクセスを伸ばすにはリピーターを増やすしかないんです。そしてリピーターを獲得するためには、まず「面白いと思わせること」、そして「定期的に更新すること」、結局この二つしかないんです。どちらが欠けてもアクセスが急上昇することはあり得ません。

別に趣味のブログならアクセスなんて気にせずマイペースでやってればいいと思われるでしょうが、職業ブロガーはそういうわけにはいきません。稼ぐためには絶対的なアクセス数がものを言います。まさに「アクセスは金なり」なので、稼げないブログをやる意味はないのです。成功したブログの一つの目安は「月間10万ページビュー以上」と言われていますが、このブログは目標にまだ一桁足りません。商業ベースに載せるためには月間10万PVは最低ラインであり、それを達成できなければ貧困から抜け出すことは不可能なのです。

僕がアクセス数にこだわる理由はそういうことですが、リピーターを増やすためには今のままブログを分散化させているととても不可能ということがわかってきました。単純に時間が足りないということです。そのためには再統合という選択しかないという考えに至りました。

ブログを分けることのもう一つのデメリット、そしてこれが大事なんですが、それは自分というアイデンティティーが薄まってしまうということですね。つまりAというブログとBというブログでまったく別の人格を演じていれば、読者から見ればそれはまったくつながりのないブログになってしまいます。当然、読者層もまったく別々です。だからあるブログでは結構人気があっても、別のブログではコメントの一つも付かないということが起こり得ます。このブログもまさにそうで、まったくコメントの付かないブログになってしまいました。これって結構寂しいことなんですよね。書いている本人は一人しかいないのに・・。こういうのを「アウェイ」と表現するのがぴったりな気がします。

本来、人間の興味というものは一つだけではないはずです。社会的に生きている限り、自転車にしか興味がないっていう人は普通いないですよね? でもブログの中では自転車のことしか書かないというのはおかしな話です。カメラのこととか、音楽のこととか、仕事のこととか、もっと雑多な日々の出来事とか、そういうものを書いちゃいけないのか?って・・

特定のテーマに特化するのではなく、いろんな分野を雑多に詰め込むことで、自分という人間がどういうことに興味を持っているのか?ということが見えてきます。すべて同じ人間が書いているという点が重要なのです。そしてその中で一定の人格を演じ切ることで自分というブランドが確立されてくるのです。これがいわゆるセルフブランディングという考え方ですね。

自己ブランドが確立されてくると読者は記事に興味があるからではなく、自分という人間に興味があるから繰り返し訪れるようになります。そうなることこそがすべてのブロガーにとって究極の目標であるはずです。モノを買うときのことを考えてみても、そのブランドが好きだから買う!ってことは普通にありますよね。ブログもそこまで行って初めて成功したと言えるのです。そして商業的に成功するためにはそうするしかないとも思っています。

以上、ブログをジャンル別に分けることのメリットとデメリットについて考察しましたが、多くのブロガーの意見を集約したところ、ブログは分けない方が良いというのが一般的な見解のようです。それはメリットよりデメリットの方がはるかに大きいからです。ではブログを分けることが絶対ダメなのかというと、そういうわけでもありません。ブログを分けることが有効な唯一の例外は、そのテーマだけで毎日更新でき、数千記事書けるくらいの知識と情熱がある場合に限るというのが一致した見解です。ですから毎日更新できる自信がなければブログを分けることは更新頻度を下げるだけでマイナスにしかなりません。もちろん複数ブログで人格を分散化させてしまうこともセルフブランディングという観点からは失敗です。そこで自分もこれまでの反省から、分散化したブログを一ヶ所に集約し、セルフブランディングに全力を注ぐことを決意いたしました。

もちろん雑多ブログの場合、内容があまりにも飛躍しすぎると読者が離れてしまうのではないか?と心配する向きもあるでしょう。たとえば自転車が好きで読み始めたのに、プログラミングとかまったく関係のない記事ばっかり続いたら読むのをやめてしまうのではないか?という懸念です。でもそれはあんまり心配する必要はないと思います。もともと一つのことにしか関心がない人間なんていないわけですし、一見無関係なジャンルがつながることによって共感を得られることもあり得ます。たとえば自転車とギターが好きとか、全然関係ないものがつながることによって親しみを覚えてもらえるかもしれないし、それが狙いでもあります。要はしっかり自己ブランドが確立できていれば、たとえ興味のない記事ばっかり続いても読者はスルーするだけで読むのをやめようとは思わないはずです。

あと完全にジャンル分けをしてしまうと、「この記事はどこに書いたらいいのか?」と悩むこともありますよね。挙げ句の果てにはその記事を書くためにまた新しいブログを立ち上げるという不毛なことにもなりかねません。だから一つのブログにすべてを詰め込むというやり方は気楽でいいのです。このブログももともとそういうスタイルだったんですけどね、元に戻すというだけのことです。

残る問題は既存のブログを今後どうするか?ということと、一本化したブログをどこにするか?ということです。まず既存のブログですが、検索エンジン経由で過去の記事へのアクセスがそこそこあるので、それを捨ててしまうのはもったいないことです。したがって、今後は更新しないことと統一ブログへの移行をアナウンスした上でコメントを閉鎖し、凍結という形になると思います。別ブログの読者にとっては、そこで初めて同じ人間が運営していることを知ることになるわけです。

そして移転先ですが、心機一転してまったく新しいブログを立ち上げるというのももちろんアリでしょう。ただ新規ドメインを立ち上げると検索エンジンに浸透するまで時間がかかるので、最初はなかなかアクセスが伸びず苦労することになります。やはり一つのブログに集約するならば、一番歴史の長いこのブログにするのが最も効率的かなと思います。ただブログ名やハンドルネームは変えた方がいいかもしれないですね。SEO的にはブログ名というのはかなり重要だからです。

というわけで一気に変更というわけには行かないでしょうけど、既存のカテゴリを整理しつつ、徐々に記事を移行という形になっていくと思います。まったく関係のない記事が投稿されることもありますが、それはそういうものだと思ってスルーしていただければいいだけのことです。

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