LGS-POP売りました

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ミニベロ自転車

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うちには「自転車は2台までしか持ってはいけない」という厳格な自主規制がありますので、IDIOM2を買う前にLGS-POPを手放さなければなりません。買ってから売るのではなく、買う前に売るのです。一瞬でも自転車が3台ある状態を作ることは許されません。

もともと安い自転車ですから売っても大した額にはなりませんので、手っ取り早くリサイクルショップに売りました。あまり高そうに見えないので1,000円くらいで叩かれるかなと思いましたが、5,290円で取ってもらえたので大満足です。やっぱりルイガノのネームバリューは抜群なんですね。ホームセンターの1万円自転車と間違えられることはありませんでした(笑)。

これでMR-4の売却金と合わせて38,290円の軍資金が調達できましたので、あとはスタンド+消費税+防犯登録込みで25,000円ほどの追加投資で買えます。まあ緊縮財政とはいえ、そのくらいの投資で済むならリーズナブルじゃないでしょうか? 何と言っても日常的に乗る自転車ですから、月に一度しか乗らないようなロードバイクよりはるかに価値があると思いますね。

思えばこの3年間でうちの自転車環境は目まぐるしく変わりましたね。3年前にMTBを売り、昨年は古いロードバイクを売り、今年はMR-4とLGS-POPを売りました。4台が出て行って3台が入ってきました。つまりトータルで1台減ったわけです。3年前に乗っていた自転車はもう1台も残っていません。これでMR-4とLGS-POPを統合して1台にするという昨年来の悲願がようやく達成されました。

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2013年9月、納車直後のLGS-POP

LGS-POPも買ってからだいぶいじりましたね。まずタイヤをPowerBlockに交換してチューブもフレンチバルブ化を実施。将来の高圧タイヤ化に備えました。そしてリアのスプロケットを11-34Tから11-32Tに交換。ブレーキはMTBから移植したDeore LXに交換しました。これでだいぶ走りやすくはなりましたが、タイヤを換えないことには劇的に向上したとは言えませんでしたね。

あまりいじっちゃうとだんだん手放せなくなりますよね。今後はいよいよタイヤをマラソンレーサーに交換しようかと思っていた矢先、例の異音問題が発生してジ・エンドとなりました。まあもともと4万円もしない自転車ですから、あまりお金をかけて改造するのもアホらしくなっちゃいますよね・・

LGS-POPは前カゴという最強のツールを得て、お買い物にはこれ以上ないほど便利に使ってました。今でも手放したくないと思うくらいです。しかし本当にお買い物にしか使えないんですよね・・

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2015年5月 山口県周防大島にて

一応この3年間でいろんなところへ持って行ってミニツーリング的なことをやりました。でも全然走らないんです。「漕いでも漕いでも進まない」感はママチャリのそれとまさに同じ感覚です。しょせんはママチャリの延長なんですよ。LGS-POPで我慢できるのはまあ30kmが限界ですね。それを超えるともう「苦行」でしかなくなります。

ただLGS-POPが特別に走らないのではなく、同じクラスの折りたたみ自転車は全部そうだということです。そりゃ重量が12kgもあれば走らないのは当たり前なんですよね・・

LGS-POPを買うまで折りたたみ自転車に乗ったことがなかったため、正直言って折りたたみ自転車に過度な期待をしていたんですね。お買い物にも使えて、ツーリングもできて、輪行もできる・・と夢の万能自転車みたいに考えてました。でもLGS-POPに乗ってみて、それらは全て幻想であったことがはっきりわかりました。夢を壊すようですが、10万円以下で買えるような折りたたみ自転車は何もかも中途半端で使えないんですよね。本当に折りたたみ自転車らしい使い方をしようと思えば20万円は出さないとダメということです。でもそんな高い自転車をお買い物に使えると思いますか? 結局は普段乗り用をもう一台持たなければいけないんですね。うちにはロードバイクがすでに1台あるので、折りたたみ自転車を2台持つことなど絶対に許されません。

LGS-POPに乗っていたのはわずか3年という短い間でしたが、折りたたみ自転車は自分には必要ないということを教えてくれたという意味では貴重な経験だったと思います。

片雲の風に誘われて