IDIOM2 グリップ&サドル交換

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カスタマイズ自転車

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この超ダサい純正グリップを交換したい・・(笑)

IDIOM2を買って一番不満だったのはこの純正グリップですよ。いかにも安っぽいペラペラのゴムでクッション性なし。その上GIANTのロゴがびっしりと彫り込まれてますが、素手で握るとこれが掌に食い込んで痛い。おまけに白だとすぐ汚くなりそうです。まあ軽量化の意味もあるんでしょうけど、しょせんはコストダウンですよね。こんなものは即交換するに限ります。カスタム第1弾に着手・・

基本的にお買い物やポタリング用途ではグローブを着けませんので(冬は別ですが)、素手で握っても痛くならないコンフォートタイプが理想です。そういう目的にはエルゴンが定番のようですが、値段がお高い・・。そこでAmazonで良さそうなグリップを探してみました。

グリップを選ぶ際に注目したのは重さと長さですよ。この手のエルゴグリップは平気で300g近くあったりしますのでね、いくら快適でもそんなのは却下です。せっかくの軽量バイクを重くしたくないんでね・・。また純正のグリップを実測すると全長は130mmでしたが、クローズエンドなので端の部分を除くとハンドルバーに入っている部分は正味124mmほどです。オープンエンドの場合は全長がこれより短くないとブレーキレバーを内側に寄せなければなりません。ところがIDIOMはハンドルバーが540mmとあまり長くないので、これ以上内側に寄せるとアクセサリーを付けるスペースがなくなってしまいます。ですからどうしても長さが124mm以下のものが欲しかったのです。

ただ短めのグリップってあんまりないんですよね。ほとんどのグリップは130~135mmはあります。VELOのエルゴグリップは定番らしく、軽くて値段も安く良さげなのですが、長さが135mmもあるためあきらめました。他に中国製のやたら安いのがたくさんありましたが、レビューを見てるとやっぱり評判が悪いのでやめました。怪しい中華物には手を出さないのが無難です(笑)。そこで唯一見つかったのがタイオガの「Eグリップ ロング/ロング」という製品です。

これは重量がペアで120gと軽く、長さも122mmと望み通りのものでした。形状も掌が当たる部分が広くなっていて良さそうですし、ボルト締めタイプであることが気に入りました。お値段も手頃だったのでこれに決定です。

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届いたパッケージはこんな感じです。下の部分にはエンドプラグが入っています。

グリップの交換作業は昔MTBでやったことがありますが、元のグリップを外すのが大変なんですよね。こういうゴムのグリップはきつくはまってますので、力まかせに引っ張っても絶対抜けません。抜くにはコツがありまして、まずグリップとブレーキレバーの隙間からマイナスドライバーを突っ込んで空間を作り、そこへスポイトで石鹸水を注入します。これは滑りを良くするためです。1ヶ所だけでなく、全周に渡って3ヶ所ほど注入するのがコツです。すると根元の方がヌルヌルと動くようになります。あとは左右に回しながら引っ張れば少しずつ隙間が広がっていきます。隙間が2cmほどになれば案外簡単にスッポリ抜けました。単純なことですが、知らないとえらい苦労するんですよね・・

新しいグリップはボルトオンタイプなので、力を入れなくても簡単にはまります。そうでないタイプはもう一回苦労しなければなりません。

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バーエンドには付属のエンドプラグをはめ込みます。飾りキャップが付いてますが、それを外すとネジが出てきます。ネジを締めると中のゴムが広がって圧着される仕組みなので、抜ける心配がありません。

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角度を微調整してロックリングのボルトを3mmのアーレンキーで締めて固定します。最後にブレーキレバーを2mmほど外側に移動して隙間を詰めれば完成です。ボルトオンタイプはクルクル回ってしまうことがない上に、後から角度の調整が容易で、取り外しも簡単にできるためおすすめです。一度使うと普通のはめ込みグリップなんか使えません。

これで色もブラックになって精悍になりました。握り心地は期待通り快適ですよ。バーエンドはあえて付けません。そんなにガツガツ走る自転車じゃないし、あまりゴテゴテするのも嫌なんでね・・

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グリップを交換したら、ついでに今度はサドル交換です。この前40km走ったらやっぱり痛くなってきたので、MR-4で使っていたVELOのコンフォートサドルに換えました。費用は0円(笑)。少し重くなってしまったと思いますが、やむを得ません。このサドルも柔らかい割にあまり相性は良くない感じなんですけどね・・

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ところでIDIOMのシートポストは2点締めになってるんですね。こんなのは初めて見ました。これが最近の主流なんでしょうか? 確かに微妙な調整はしやすいんですが、2本同時に締めるのがめんどくさい気がします。

やっぱり体に直接触れる部分の快適性って重要ですよね。グリップ、サドルと来ればあとはペダルでしょうか。フラペなんてどれでも同じだろうと思ってましたが、純正のペダルは踏み面が線なので踏みづらい感じです。踏み面が広いタイプがいいですね。ペダルは入力装置ですから一番重要なパーツです。良さそうなペダルが見つかったら交換しちゃいましょう。

片雲の風に誘われて