自転車

2代目のロードレーサー

投稿日:2017 年 1 月 11 日 更新日:

最初に買った自転車はブリヂストンのレイダックだったことをお話ししましたが、初心者あるあるのパターンですぐ本格的なロードレーサーが欲しくなりました(笑)。そして3年も我慢して(?)、1995年に念願のロードレーサーを手に入れたのでした。

この自転車は前代ブログには登場していましたが、最近登場していなかったので知らない人も多いかもしれません。だいぶ手が入っちゃって原形をとどめていませんでしたから、いじる前の姿をお見せしましょう。

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この写真は1996年の4月、徳島県の蒲生田岬で撮ったものです。購入してまだ1年後でしたから、どこもいじってなかったと思います。

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上の写真ではわからんので、トリミングして拡大したのがこちらです。さすがにきれいでしたね。

このロードレーサーはPanasonicのPOS(パナソニック・オーダー・システム)で作ったものでした。オーダーといってもセミオーダーなんですが、採寸してパイプ長を1cm単位で選べるものです。カラーも何十種類かあるうちから自由に組み合わせを選べ、フレームはダークグリーン、フォークはシルバー、ロゴはホログラムにしました。こうやって自分だけの一台が完成しました。

コンポはフル105で組まれています。ハブまで105ですから、当時の国産バイクは真面目に作られていたんですね。それでいて価格は定価15万円の1割引で13万5千円でした。今から思うとフル105でしかもオーダーでこの値段ならかなり安いんじゃないですか? 自転車の値段ってやっぱり上がってるんですね・・

まあこれを買うのもかなり清水の舞台から飛び降りたと思いますけど(笑)、もう自転車に10万以上出すことには抵抗なくなってましたね。しかし不思議と他のメーカーと比べたような記憶がありません。当時は海外メーカーなんてのは頭にもなく、国産しか考えてなかったんですよね。それもブリヂストンかパナソニックしか知らなかったようです(笑)。

フレームは当然フルクロモリ、パイプは丹下のプレステージが使われてました。全てがメイドインジャパンの自転車です。今ではあり得ないですね・・。重量は公称値で10kgジャストだったと思います。全然軽くはないですが、前乗っていたレイダックに比べると1kgの軽量化なのでずいぶん軽く感じました。

スペック的に一番の特長は何と言ってもSTIの装備でしょう。当時STIは出たばっかりで斬新なものでした。手元で変速できるということに大いに感動しましたね。インデックスも一発でカチッと決まってさすがはシマノと思いました。前みたいに変な音鳴りはしませんでした。駆動系はフロント2速、リア8速で今となっては最低クラスと同じなんですけど、当時は8速でも凄いと思いましたね。というか今でも8速あれば十分と思いますけどね・・

ただこの当時のロードレーサーはギア比が重いのが普通で、フロント52T/42T、リア12-23Tという組み合わせが一般的でした。何というスパルタンな仕様でしょうか(笑)。コンパクトドライブなんてものもまだ登場していませんでした。上りが嫌いになること間違いなしですね(笑)。さすがにこれじゃあんまりなので、インナーだけ39Tに換えてもらいました。それでも重いですけどね・・

写真を見るとこの頃はまだフレームポンプを使ってたんですね。最近の人に見せると「これ何?」って言いますよ(笑)。でもでかい割に全然入りませんでしたね。今の高性能ポンプに取って代わられるのも当然です。それに今のカーボンやアルミフレームでは形状的に無理ですよね。まあクロモリ時代の遺物ということですね・・

ただ一つ失敗したと思ったのは、フレームサイズが小さすぎたんですよね。これでシートチューブ長は500mmです。その頃はシートピラーが出るのがかっこいいと思ってたので、わざと小さめにしたんですが、ハンドルが近すぎて窮屈なポジションになってしまいました。ヘッドチューブが短いのもカッコ悪いですね。背が低いのに見栄を張ったばかりに失敗しました(笑)。

本物のロードレーサーを手に入れたので、これでレースに出ても恥ずかしくないと思い、あちこちのレースに参戦しました。といっても成績は下から数えて何番というレベルですが・・(爆)。その後ツーリング熱は逆に冷めていきましたね。欲しいものを手に入れた途端に興味がなくなるというのはよくあることです。明らかに自転車ブームのピークは過ぎていました。そしてマンネリの時代に入っていくのです。

1997年から5年近く、自転車から遠ざかっていました。その間、屋外に放置していたものですから一気にサビが進行しました。もう中まで腐食してしまっているので塗装すれば直るような状態ではないのです。そして14年経った2009年、ついにフレームを入れ換えました。フレームは某氏から格安で譲っていただいたものです。

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その後ホイールも交換し、最終的にはこういう姿になりました。さすがにフレームを換えちゃうと同じ自転車とは言えないですよね? 当初から残っているパーツと言えば、ハンドル、STIレバー、ディレーラー、ブレーキくらいしかないのです。どう考えても同じ自転車と呼ぶには無理がありますが、自分の中ではこれは2代目ロードの続きなんだと強引に思い込んでました(笑)。自転車乗っているとそういうことってないですか? パーツの残骸に過去の自転車の幻影を見たりね・・

というわけで、この2代目ロードは本当に良い状態で乗られていたのは4年ほどしかありませんでした。あとは延命措置をしただけです。かなり不遇な運命をたどった自転車でした。そして2015年、経年劣化であちこち不具合が出てきたことからついに手放すことを決意。それが20年目の節目でした。これはもう廃棄するしかないと思いましたが、幸い引き取っていただける方が現れて、さらに生き延びることになりました。

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