IDIOM改造計画

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ミニベロ自転車

IDIOMを買ってから3ヶ月弱経ちましたが、まだグリップとサドル以外はいじってません。ツーリングシーズンに向けてボチボチと手を入れていきたいところです。

カスタムする場合、まず方向性というものをはっきりさせなければなりません。それが曖昧だと後から何度もやり直して無駄なことになります。もともとは街乗り用に買ったものですが、予想以上に走ることからツーリングにも使えそうな手応えを感じています。そこでツーリング用途にターゲットを定めてカスタムをしていきたいと思います。

とは言っても、普段は街乗りに使うことが圧倒的に多いため、街乗りの利便性を損なうようなカスタムは避けなければなりません。具体的にはドロップハンドル化やフロントダブル化はやらないことが前提です。それをやると街乗りの快適さが大きく損なわれるからです。

それでは近いうちに考えているカスタムの内容について列挙してみましょう。

タイヤ交換

IDIOMの純正タイヤは約1インチ幅であるため、街乗りではかなり神経を使います。そこでもう少し太い1-1/8インチに換えたいのですが、ブレーキとのクリアランスがギリギリのため、使えるタイヤが限られてしまいます。一応シュワルベのデュラノは使えるという情報が得られたので近いうちに交換する予定でした。

しかし細いタイヤも慣れてしまうと別に気にならなくなりました。当然細い方が高速走行には有利ですからね、まあ今すぐ換えなくても純正のタイヤがへたってからでもいいかと思うようになりました。よってこれはしばらく様子見です。

ブレーキ交換

IDIOM純正のブレーキはTEKTROの安物が付いています。平地では普通に止まれますが、急な下り坂だと制動力に少々不安があります。またタイヤとのクリアランスを確保するためには、シマノ製に交換した方が良いようです。したがって、これを真っ先にやるべきだと思っています。

ブレーキを105にすれば良く効くのはわかってるんですが、前後で8000円ほどするためちょっと高いんですよね。街乗り用にはオーバースペックな感じが・・。そこでSORAあたりで我慢しようかと思います。

ドライブトレイン

A) リア9速化

IDIOM2は標準でリア8速のアセラが付いていますが、これを9速のSORAにしたい。どうせやるなら10速という意見もあるでしょうが、10速にするとチェーンが高いためランニングコストがかかるんですよね。だから9速でいいんです。

9速にする場合、考え方としては2通りあります。一つは、スプロケは11-32Tのままで高速側を1段増やす方法です。現状は11-13という組み合わせが11-12-14と1段増えることになります。平地では13Tで走ることが多いんですが、11Tに上げるとちょっと重いんですよね。そこで中間の12Tが欲しいと思うこともあるわけです。常用域を重視する考え方であればこれが有効だろうと思います。

もう一つは、スプロケを11-34Tにしてさらにワイドレシオ化を狙う方法です。現状32Tまであれば激坂でも登れると思ってますが、疲れたときのためにもう1段余裕があると安心という考え方です。同じ9速化するならワイドレシオ化する方が得な気もしますね。その代わり常用域は今まで通りとなります。

まあどっちが良いかは実際に坂を上ってみないとわからないんですよね。短い坂では行けると思っても、長い坂ではもっと軽いギアが欲しいと思うかもしれません。そのために一度ヒルクライムでテストする必要があると思います。

ただ9速化するためには、ディレーラー、スプロケット、シフター、チェーンの4点セットで交換する必要があり、SORAでも8000円はかかる計算です。その割にギア1枚増えるだけですから、ずいぶんコスパが悪い気がしますね。

B) フロント46T化

現状トップギアの11Tはよほどスピードが乗らない限り、僕の脚力では回せないんですよね。平地ではほとんど13Tで走ってますので、トップが1枚無駄になっている気がします。そこでフロントを現状の48Tから46Tに変更することにより、トップギアまで有効に使おうという意図です。この場合、高速側だけでなく全体が軽くなりますから、上りで有利になるメリットがあり一石二鳥というわけです。

この案だとチェーンリングだけ交換すれば良いため、費用は3500円ほどで済みます。本当はチェーンガードも交換する必要がありますが、チェーンリングが小さくなる分には問題ないので当分そのままでもいいでしょう。

ただ追い風に乗って調子よく走っている時など、ギアが足りなくなることもあるので、やっぱりトップ側も1枚だけ余裕を残しておいた方がいいかなという気がします。よってこの案はあまり有力ではありません。

ペダル交換

現状ペダルは純正のフラットペダルを使ってますが、踏み面の面積が狭くて力を入れやすいとは言えません。もともと街乗り用と考えていたことからビンディングにするつもりはなかったのですが、やはり長距離走行ではビンディングがあった方が有利と思われます。ただし完全にSPDにしてしまうと街乗りで使えないので、片面フラットにする必要があります。

そこで現在ロードバイクに付いている片面フラットのSPDペダル(元々はMR-4に使っていたものですが)をIDIOMに移植し、ロードバイク用に新しいSPDペダルを購入することで対応しようと思います。この片面SPDペダル(PD-A530)はフラット側の踏み面が広くてなかなか良いのです。ペダルは横長より縦長の方が踏みやすい気がします。輪行時も若干幅が狭くて済みますしね・・

片雲の風に誘われて