懐かしの佐渡

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旅行

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大野亀

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北片辺

今朝8時に帰ってきました。直江津から500kmは遠かった・・。佐渡は東京からは行きやすいんですが、関西からはなかなか行きにくいんですよね。というのも直江津発のフェリーは便数が少なく、どうしても時間が限られてしまうのです。前は毎日定時に運航されていたのですが、最近は隔日でダイヤが変わる変則パターンで、日程が組みにくくなりました。しかも一日一便しかありません。直江津までの交通手段も年々不便になり、昔あった新潟行きの「雷鳥」がなくなってしまったため、電車で行くには恐ろしく高くつくようになりました。車で行くにしてもフェリー代が恐ろしく高い! では直江津に車をデポして自転車ツーリングはどうかというと、直江津港の駐車場が1時間100円と来たもんだ! 一泊料金とかの設定はナシですよ。馬鹿正直に時間単位で取られます。3日預けたらそれだけで7200円、あり得ない!

というわけで、「佐渡は遠くなりにけり」なので行きたくても行けない状況が長年続いてました。はっきり言って沖縄行く方が安いもんね・・。ところが突然フェリー代1000円なんて出血大サービスを始めたもんだから(実際は国からの補助らしいが)、これは行かなくっちゃ!という気になりました。折しも高速道路1000円と合わせると激安で行けてしまうわけです(これ自体は天下の愚策と思うが)。フェリーの時間との兼ね合いで2泊3日という強行スケジュールになりましたが、しんどいのは覚悟の上で行ってきました。何と言っても「車で」行けるチャンスは今後あるかどうかわからないので・・

前回行ったのは15年前の真夏のクソ暑い時期で、小木から相川を経て外海府海岸、内海府海岸を回り両津まで3泊4日で走りました。だいぶ時間が経ってるので記憶も薄れかけてましたが、しんどかったところは鮮明に覚えているものですね(笑)。ただ、よほど余裕がなかったのか、あんまり見てないんですよね・・。今回、宿根木を初めて訪れましたが、前回は寄ってませんでした。まあ佐渡は坂が多いのでツーリングはかなりしんどいのは確かです。今思うとそれほど激坂でもないように思えますが・・(^^;

15年経って道路は少し改良されたりしてますが、それ以外はほとんど変わってないですね。佐渡の良さは昔ながらの街並みがそのまま残っているところだと思いますが、15年前と変わらない風景がそこにはありました。というか前はそんなところもちゃんと見てなかったんですよね・・。当時はネイチャー一辺倒で「キレイなもの」しか目に入らなかったですから・・。今みたいに「うら寂れた風景」を探し求めてると美味しいネタがいくらでも転がってます(笑)。宿根木の街並みは確かに美しいですが、そういう観光地化された場所ではなくて、誰もカメラを向けないような風景がいいんですよね・・

前はほとんど写真を撮ってなかったので、今回はデジカメで400枚あまり、フィルムを1本撮りました(将来データが吹っ飛んだときの保険)。しかしデジカメは枚数を気にせずに撮れるのはいいが、どうも撮り過ぎる傾向がありますね。フィルムだと1枚1枚じっくり考えてから撮るのが、考える前にシャッターを押しているというか・・(笑)

最後に、佐渡ツーリングを考えている方に朗報です。直江津港の駐車料金が1時間50円に値下げされました! これで1日あたり1200円で預けられます(それでも高いが)。気合いさえあれば、高速の土日割引を利用して1泊ツーリングも可能ですよ。誰かトライして下さい・・(笑)

片雲の風に誘われて

コメント

  1. Choko より:

    お帰り…。大野亀って激坂ですやん!^^

    しかし、そんな書き方されたら「行くしかない!」って気にさせますねぇ…^^

    ぐるっと佐渡一周って210kmですから、吉野GFのSLより楽でしょう?
    一泊二日で行っときますか?^^

  2. SORA より:

    @Choko さん

    激坂って、別にこんなとこ自転車で登るわけじゃないですから・・(笑)

    一周って言っても吉野GFのSLに比べれば楽でしょうけど、フェリーの便の関係で一周は厳しいと思いますよん・・
    それより帰りの運転が死にます・・(^^;