自転車

IDIOM1とIDIOM2、どっちが良い?

投稿日:2017 年 7 月 24 日 更新日:

IDIOM2が事実上IDIOM1になりました。これからは何と呼べば良いのか?(笑)

街乗り自転車にフロントダブルは要らんと強調していたわけですが、早くもフロントダブル化されてしまいました(爆)。実際IDIOM1状態になって何が変わったのか検証してみましょう。

IDIOM2からIDIOM1になって感じたこと

アウターが重い

IDIOM2ではフロントが48Tでしたが、アウター53Tになったことにより計算上は1割速度がアップすることになります。しかし乗ってみると数字以上にギアが重く感じます。僕の脚力では平地でトップ側2枚は踏めないですね。ということは必然的に真ん中あたりを一番よく使うようになり、クロスレシオの一番美味しいところを使えないのです。もちろんその分スピードは出るんですが、街中でそんなに飛ばしても仕方ないですしね・・。いずれアウターは50Tくらいに交換した方が良さそうですね。

SORAのシフターが固い

シマノのロード系コンポはどういうわけかMTB系コンポより操作感が固いですね。アルタスのシフターはとても軽くて快適だったのですが、SORAでは結構力が要るようになりました。しかも目盛りなし。なんかイマイチやなぁ・・

街乗りにクロスレシオはかえって使いづらい

これは予想もしませんでしたが、実際乗ってみて最初に違和感を感じました。今までは5速で発進してカチカチと2回変速するだけで済んだのが、3~4回くらい変速しなければなりません。しかも止まる前にはまた3~4回変速してロー側に戻さなければならないのです。これは微妙にストレスになりますね。ストップ&ゴーが多い街中ではむしろ8速の方が一気に変速できて楽だったのです。

街中でインナーは無用の長物

ミニベロのインナーは39Tとはいえ、軽すぎてよほど坂の多い街に住んでいない限り使うことはまずありません。平地しか乗らなければまったく不要なものと言えます。

気軽に乗れなくなった

IDIOM2は「ちょい乗り自転車」だったのが、IDIOM1になると「がっつり自転車」に化けた感があります。フロントダブルになると見た目も何となく戦闘的な感じになりますし、気分的に今までのように気楽に乗れない気がします。やっぱり街乗り自転車というよりはスポーツ自転車のイメージが強いでしょう。

何となくネガティブな面しか見えてこないのですが、フロントダブル化したメリットとデメリットについて、感じたことをまとめてみましょう。

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フロントダブルのメリット

クロスレシオ化と登坂能力の両立

フロントダブルのメリットは唯一これだけと言っていいでしょう。フロントシングルである程度激坂に対応させようとすると、どうしても11-32Tのようなワイドレシオのスプロケを使わざるを得ないわけで、クロスレシオと両立させることは原理的に不可能なんですよね。クロスレシオにするには坂を捨てて平地専用にするか、逆にフロントを小さくしてトップスピードを犠牲にするしかありません。しかしフロントが2枚あれば、平地用と上り用に分けられるので、どっちも両立できるわけです。

クロスレシオ化できれば負荷に応じて最適なギアを選べるようになり、長距離走っても疲れが少なくなります。ですからフロントダブルのメリットは様々な道路状況に対応する必要のあるツーリング用途でこそ発揮され、逆にツーリングに使わないのであればデメリットしか残らないということになります。

フロントダブルのデメリット

重くなる

これは絶対的なデメリットです。フロントダブルにするとパーツが増えるため、重量増は避けられません。リアはそのままでフロントだけを2速化すれば、ディレイラーとシフターが増えた分、250gは確実に重くなります。これを他のパーツで吸収するのは結構大変なことです。自転車界では「100グラム1万円の法則」というのがありますので、帳消しにするには25,000円くらいお金がかかることになります。

デリケートである

フロントディレイラーの調整は非常にデリケートです。今回も悩まされましたが、ちょっとしたことで音鳴りやチェーン落ちのようなトラブルが発生します。できればこういう不安要因は排除したいものです。

チェーンガードがない

フロントダブルのクランクには普通チェーンガードが付きません。チェーンがむき出しだとズボンの裾が巻き込まれて危険ですし、真っ黒に汚れます。まあ夏場は気にならないんですけど、長ズボン履いてると裾バンドを使ったりしなければならないのでものすごく面倒です。つまり気軽に乗れないってことですね。

ハンドルバーのスペースが狭くなる

あんまり気にしなかったんですが、実際にフロントダブル化してみるとハンドルバーがすごく狭くなった感じがします。今までGPSを取り付けていた場所に付けられなくなり、バッグと共存できない可能性が出てきました。それを回避するには補助バーなどを付ける必要があり、ハンドル周りがますますゴテゴテしてしまいます。

再びフロントシングル化する可能性もあり?

こうやって考えると、フロントダブルにするメリットはツーリングに使うかどうかで決まるんですよね。今までツーリングに使ったことは一度(実質3日)しかないし、ほぼ街乗りオンリーと言っていい自転車です。今後も使う可能性はそんなにないと思います。まあ一応MR-4後継という役割を背負わされているので、そういう可能性も考慮してフロントダブル化に踏み切ったわけですけど、がっつり走るんでなければ実質シングルでも困ることはないし、街乗りでのデメリットを考えればシングルの方が良いとも言えます。

というわけで、IDIOM1状態でしばらく乗ってみて、やっぱりしっくり来なければ、もう一度シングルに戻す可能性はあります。

街乗り専用ならIDIOM2の方が良い

IDIOM1とIDIOM2を両方乗ったから言えることですが、もしロングライドなど一切考えず、日常の足として使いたいだけならばIDIOM2にすることを強くおすすめします。これはお金をケチるという意味ではなく、本当にその方が快適だからです。IDIOM1とIDIOM2は似ているようで実は別物だと思いました。「大は小を兼ねる」は成り立ちません。IDIOM1はツーリングやロングライドなどがっつり走りたい人向け、IDIOM2は街をのんびり走りたい人向けに最適化された自転車です。それぞれに得意分野がありますから、自分の使用目的をよく考えて選びましょう。

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