三国越林道

スポンサーリンク
自転車

PICT1014.jpg
三国越林道
PICT1035.jpg
正月堂の紅葉
京都・滋賀・三重の三府県にまたがる山地を横断する「三国越林道」。
存在は知っていたがこれまで一度も訪れたことがなかった。いろいろなレポートを見ているとすごく良さそうな道である。
今日はこの秋一番の絶好の行楽日和になりそうなのに何も企画がなかったので掲示板でボソッとつぶやいてみると早速cancanさんから声がかかり、西野さんも加わって急遽ツーリングの計画が浮上した。
集合場所のJR加茂駅まで輪行するか自走するか迷ったが、距離も短いので自走することにした。
8:15頃自宅を出発し、奈良・市坂・法花寺野経由で約束の9:40にピッタリ到着。
cancanさんは1時間も前に到着していて、西野さんも合流。
県道木津信楽線をさかのぼって和束の道の駅(今は道の駅ではない)から木屋峠方面に入ると、寺の境内に鮮やかな紅葉が目に留まった。今年の紅葉は全く冴えなかったが、この秋一番のきれいな紅葉だった。
木屋峠手前から三国越林道に入って稜線に出るまでが結構な激坂の連続だった。
今日は11月下旬とは思えないポカポカ陽気で大汗をかいてしまった。
高圧線の下で稜線に出ると標高450m前後で小刻みにアップダウンを繰り返しながら少しずつ高度を上げていく。
童仙房手前で500mを超えるあたりはかなりしんどかったが、スカイライン状の道は展望も抜群でとにかく気分がいい。はるか青山高原や曽爾の山々まで見渡せた。
南山城村に入ると少し下って童仙房の集落に着く。寺の前の休憩所で昼食休憩。
そこからまた一山越えて野殿の集落に着く。そこから標高590mの最高地点まで激坂が続き、やっとピークに達したかと思えばまだ2~3回アップダウンがあってなかなか下りにならない。
京都・三重県境でやっと本当のピークに達し、これより下りとなる。三国越石碑付近から上野盆地の展望がすばらしい。
途中すごく鮮やかな紅葉もあったりして、写真を撮りながらのんびりと下る。下りも結構な時間がかかった。
やっと三国越林道が終わり、里に出てくると正月堂に立ち寄った。ここの紅葉が大変すばらしく、本当に真っ赤に色づいている。今年こんなきれいな紅葉は見たことがない。思わぬ収穫であった。
島ヶ原駅に着いたのは15:15頃。ちょうど15:35の加茂行きに乗れたので早く帰ることができた。
今日は絶好の天気に恵まれ、念願の三国越を走破できて大満足の一日だった。
本日の走行60.4km、アベレージ15.2km/h。

片雲の風に誘われて

コメント

  1. cancan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    急遽決まった三国越ツーリングお疲れさまでした。
    今年は駄目だなぁと思った紅葉も、三国越林道以外にも正法寺に正月堂と収穫があって良かったです。調べてみると和束からのルートは1999年10月以来でした、野殿で少し道が判らなくなってしまいましたが、記憶も5年経つとエエ加減なものですわ(^_^;)

  2. SORA より:

    SECRET: 0
    PASS:
    エエとこ連れてってもらいましてありがとうございました。
    和束もさんざん走り尽くしたつもりでしたが、あそこは盲点でした。
    林道にしてはよく整備されてて、その割りに車は少なく、ロードで走るには申し分のない道ですね。
    難点はR163が凶悪のため周回ルートが取れず、オフ開催には向いてないことでしょうか。