「あすか鍋サイク」下見オフ

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自転車

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男坂
19日(日)に計画されている年末恒例の「あすか鍋サイク」の下見ランと称してcancanさんらと走ってきた。当日は30名近くがすでにエントリーしているため、コースリーダー1名ではとても把握しきれない状況なのだ。迷子が出ないようにできるだけ道を知ってる人を増やすのが目的だが、実際はそんなことはどうでもよくて何だかんだと理由を付けて走るのが目的だったりする。下見なのにいつの間にか総勢7名も集まった。
他の6名は長谷寺駅集合だったが、自分は天理ダムから藤井を越えてショートカット、小夫の集落で合流することにした。今日はMTBだったので笠に至る激坂を押し無しで登りきった。小夫の郵便局前に着いたのは10:20頃だったが、一行は予定より早くすでに到着していた。ここからまだ走ったことのない小道を通って小夫嵩方まで上る。そこからアップダウンの多い「白木街道」を走って萱森集落へ。今年はここを通るのはすでに3回目だ。ほとんど知られていない道だが、自転車で走るにはとても気持ちのいい道である。
そして鳥見山公園まで激坂を押し上げ、nana魔女さんの手料理で豪華な「豆乳鍋」の昼食。寒いときは温かい鍋がありがたい。こんな山の上まで重たい食材を担ぎ上げるとは何というパワーの持ち主だろうか。どうもご苦労様でした。
榛原まで一気に下って今度は川沿いの自転車道風の道を使って大宇陀まで走る。なかなかいい雰囲気。今まで国道を突っ走っていたのでこんな道は全く知らなかった。そして大宇陀町野依からは女寄峠を越えるオンロード組と男坂を越えるオフロード組に分かれる。自分はMTBなので当然オフロード組へ。舗装路を登り詰めていくと「男坂伝承地」の道標があって畦道に入る。ここから峠まではわずかの距離。しかし結構ぬかるんだ急勾配で滑りやすく、SPD靴では非常に歩きづらかった。そして到着した男坂の峠は昼なお暗く、鬱蒼とした杉林に囲まれた風格のある峠であった。
ここからシングルトラックの下りとなるが、乗車率100%とか聞いて安心してたのにとんでもない道であった。ガレ場多し、ぬかるみ多し、溝状のくぼみ多しでとても乗れるような状況ではない。転倒者が続出。半分も乗れるところがなく、ほとんど押して下りる始末。「自転車は乗るもんや!」が信条のワタクシとしては許し難い状況である。上りで押すのはともかく、下りで押すとは言語道断。ダートの下りに慣れてないので技術が未熟な面もあるが、いくら慣れててもこれは全部乗って下りるのは無理だ。当日はケガ人が続出することが予想される。
忍坂で「めんどや」ルート視察組と別れ、桜井駅でnana魔女さんとleonarhodoさんを見送ってらんぐざぁむさんと二人で帰途に就く。しかしここからがずっと向かい風。足も売り切れてきてらんぐざぁむさんに引き離される。MTBのクソ重たいタイヤが恨めしい。結局、最後の平地が一番辛かった。MTBで50km以上走るのはしんどい。
本日の走行52.5km、アベレージ13.1km/h。

片雲の風に誘われて

コメント

  1. 九度山人 より:

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    だはははッ、男坂、SORAさんも押しましたか・・、行かなくて良かったと思う反面、皆さんの奮戦振りも見たかったような、複雑な心境です。

  2. 児玉 幸藏 より:

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    nanaさんの魔女食堂には毎度ながら大変お世話になり有難う御座いました。今回はもう一つの大変な一面を見せて貰いました、それは鳥見山公園からの急坂を喚きながらごぼう抜きで下り、男坂から躊躇している男共を尻目に、石交じりの泥濘坂をトップを切って下る、まさしく「下りの魔女」で有ります。歳では負けませんが、此れには「参りました」。

  3. SORA より:

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    ほんまに上りも下りもすごいですね。
    鳥見山公園の激坂を乗って登るわ、男坂を果敢に下って行くわ、恐れ入りました。
    男坂をチューブラーで下る児玉さんもすごいですが・・。