自走で名張

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自転車

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毛原にて
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家野付近の名張川
今日は天気が良かったので久々にMR-4Fで輪行ツーリング。世間では今日から新年度で何かと落ち着かないが、売れないフリーの私にはそんなことは関係ないのだ。つまり年中ヒマだらけなのだ。急に思い立ってもさして行くあてもないが、久々に笠間あたりを走ってみたかったので自走で名張まで走ってみることにする。これまで曽爾方面はよく走っているが、いつも名張が起点なので経路としては自宅からつながっていなかったということもある。
10時に自宅を出発し、いつものように旧R25で天理ダムまで上っていく。久々にMR-4Fに乗るとすごく違和感があって怖い。フロントバッグを付けているせいもあって、ハンドルがふらつきやすいのだ。ロングホイールベースのMTBに乗り慣れてしまうとホイールベースの短いMR-4Fはずいぶん不安定に感じる。これからツーリングシーズンに向けて早く慣れておかなければ・・。日曜日に御斎峠を上ったばかりのせいか、今日は足がよく回る。さほど苦しくもなく天理ダムに到着。まだ名残の梅がたくさん咲いている。
ここからいつもはR25を上るのだが、今日は初めて長滝経由の道から上ってみた。こちらの方が距離は約1km短い代わりに勾配はきつい。これまで下りに使ったことはあるが、あまりに急勾配なので上りに使うのは避けていた。実際上ってみると確かに勾配はきついが、乗って上れないほどではない。R25は非人間的な直線上りが続くのに比べて、こちらはぐねぐね上りが続き、ふっと足を休められる瞬間がある。交通量が少ないので道幅をいっぱいに使えば勾配のきつい区間も比較的楽に上れる。時々休憩を入れながら上ると何の問題もない。思ったより楽に福住に到着した。これはいい発見だった。これからはこちらの道を使うことにしよう。
福住からは広域農道を経由し、県道都祁名張線で南之庄の三陵墓古墳公園へ11:45到着。ここで昼食にする。そう言えば今日から都祁村も奈良市に併合されてしまったのだった。対等合併ならともかく、完全に吸収されてしまう形はどうにも許せない。12:15に再出発し、県道都祁名張線で白石~染田と走り、笠間川沿いの道を快調に下っていく。この道がとても気持ちよくてお気に入りなのだ。毛原でちょっと上り返しがあるが、それを避けようとして川沿いの黒線道に入ったらパワーショベルが道を塞いでいて通れない。工事中の看板などどこにもなかったゾ。どう考えても抜けられそうにないので引き返してもう一度上り返す羽目になった。しかしこの道がとても雰囲気のいい道だったのだ。あとは勝原まで上って葛尾で奈良名張線に合流する。
ここから名張川沿いの道はなかなか気持ちがいい。よく見ると川の流れに逆らっているではないか。ということはわずかながら上りということだ。ほどなくして大屋戸橋を渡り、名張市街へ。旧市街の細い道を抜けて名張駅前に着いたのは14時過ぎ。14:03の急行は間もなく出て行ったが、14:27の急行にちょうどいい時間だ。しばらく輪行してないと手順を忘れて要領が悪くなる。いつもより時間がかかったが、それでも10分あれば余裕だ。14:27の急行に乗ると桜井で接続が非常に良く、1時間かからずに天理まで帰れた。
本日の走行41.3km、アベレージ16.9km/h。意外と距離は伸びなかった。名張は意外と近いのだ。しかしこれで名張まで経路がつながった。

片雲の風に誘われて