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スミアとこんにゃく、どっちが嫌?

投稿日:2010 年 2 月 3 日 更新日:

普通のデジカメに搭載されているCCDという撮像素子はスミア現象が起こるのが欠点とされています。これは太陽などの強い光源が画面に入ると縦に白い筋が出たり、全体にマゼンタかぶりが発生する現象のことをいいます。スミアはCCDという素子の物理的特性によって起こるもので、もう一つの撮像素子であるCMOSでは原理的に発生しないことが知られています。ではCMOSならスミアが発生しないのでいいことづくめなのか? 恥ずかしながら、僕は今までずっとそう思ってました。

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ところがCMOSにも重大な欠点があって、それは「動体歪み」と呼ばれる現象です。これはどういうことかと言いますと、高速で移動する物体を撮影したり、カメラを速く左右に振った場合に映像がまるで「こんにゃく」のようにグニャグニャと歪む現象のことを言います。この現象が発生する原因は、CCDは画面全体を一度に読み出せるのに対し、CMOSは上から1ラインずつしか読み出せないため、画面の上と下とで時間差が生じてしまうことによります。もちろん静止画の場合は問題にならないのですが、動画の場合は非常に気になります。特に自転車車載動画のように常に激しい振動に晒されている場合は画面がグニャグニャと揺れ動き、非常に気持ちの悪いものになります。

この問題について、僕はこれまでEXEMODEの安物のカメラだけに発生する現象だと思ってました。まともなカメラなら当然何らかの対策がなされているであろうと思ってたからです。ところがよく調べてみると、この現象は一眼レフを含めてCMOSを採用するカメラすべてに共通する普遍的な問題だったのですね。CMOSだからスミアから解放されるぞと喜んだのも束の間、こんにゃく現象というもっと深刻な問題が待ち構えていたのでした。結局、スミアをとるかこんにゃくをとるか、二者択一を迫られるのです。

それで生理的にはどっちが気持ち悪いかと言いますと、明らかにこんにゃくの方です。CCDカメラの場合、画面全体がガタガタと揺れていてもそれほど気持ち悪いとは感じません。ところがこんにゃくのようにグニャグニャと歪むとだめなのです。この前の日曜日のことです。YouTubeにアップした動画を何度か見直していたら強い吐き気を催しました。結局その日は一日中吐き気が収まらず、早く寝てしまったのでした。こんな気持ち悪い思いをするくらいなら、スミアで画面がピンクに染まった方がまだマシだと思いました。

今思うとF200EXRと引き替えにDMC-FX100を売ってしまったことを後悔しています。LUMIXの共通点ですが、あれはCCDとしてはスミアが少なかったし、手ぶれ補正も強力に効いています。動画撮影用には最適なカメラだったのですね。静止画は冴えないですが、動画専用に残しておくべきでした。中古で買い戻すのもアホらしいしなぁ・・(^^;

僕の動画はあまり長時間見ない方がいいですよ。マジで気分悪くなります。(爆)

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