登山復帰に向けて

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登山


大国見山山頂 標高500m

今から10年以上前、1997~1998年頃にかけて山にはまってました。大峰・台高など奈良の山をはじめ、東北から九州まで各地の山を登りまくりました。しかしその後3年ほど写真にはまって山には行かなくなり、さらにその後自転車が復活して山にはご無沙汰になりました。自分はどうも二つのことを同時にするのが苦手なタイプで、何かにのめり込んでしまうと他のことが見えなくなるのです。山にはまっている間は自転車は完全にお留守になり、自転車にはまってからは完全に山と縁遠くなりました。

この二つは両立できそうでできないんですよね。どちらかにはまると必ず他がお留守になってしまいます。しかし今年は何とか山と自転車を両立させたいと考えております。勤め人だった頃は土日しか動けなかったのでどうしてもどっちかに偏ってしまいますが、今は365日フリーなので(爆)、3日おきくらいなら両方できるんではないかと思っております。いくら天気が良くても毎日自転車ばっかり乗りたくもないんでね、他の趣味を持ってないとやってられませんわ。(^^;

しかし長いこと山から離れていたせいで、最近足に自信がなくなっております。膝に爆弾をかかえておりまして、ちょっと長い距離を歩くとすぐ膝の横が痛くなってしまうのです。専門的には腸脛靱帯炎と言うそうですが、これが出るとまともに歩くことさえままならず、階段の上り下りなどは激痛を伴うようになります。もし山でこんな状況になれば・・と思うと恐ろしくてなかなか山に入る勇気が出てきません。

そこで昨年の秋から半年ほど膝のストレッチを毎日続けました。効果があるのかどうかはわかりませんが、とにかく試してみようということです。いきなりきつい山に登って自爆するわけにはいきませんので、手近なところから始めてみます。一番近いところでは天理市の大国見山という山がありました。ここは龍王山よりも近いのですが、今まで登ったことがありませんでした。桃尾の滝が登山口になっていて、距離は約1.5km、標高差は250mくらいのようです。これは足慣らしに好適ではないかということで、今日行ってきました。



桃尾の滝に駐車して出発します。最初はコンクリ舗装された細い道を登っていきます。


やがて地道に変わります。


しばらく行くと大親寺に着きます。突然立派なお寺が現れるので驚きます。どうやって入るのかわかりませんが、重機が置かれてました。


しばらく登ると分岐の標識があります。左へ下りると岩屋方面へ行けるようです。ここは直進してさらに登ります。


道はだんだん険しくなり、結構な急斜面を登ります。


もう少しで山頂に着きます。道は二手に分かれますが、どちらからでも行けます。


山頂付近には不思議な積み石があります。


やっと山頂です。ここまで40分くらいでした。小さな祠が祭られています。


山頂は樹木に覆われさほど展望が良いというわけではありませんが、大きな岩の上に立つと南西から北西にかけての展望が開けます。天理の市街も手に取るように眺められます。


長いこと山をやってなかったので、GPSを山で使うのは実は初めてなんですよね。しばらく離れてるうちに山を取り巻く環境もずいぶん変わりました。当たり前ですが、登山道がちゃんとトレースできてることに妙に感動してみたり。(笑)

下りはすごい急斜面を転げ落ちるように下っていきます。さすがにこの程度の距離で膝痛は出ませんでしたが、お寺に着く頃には膝が笑い出しました。下りも上りと同じだけ40分かかりました。上りは全然平気なんだけど、下りは苦手・・。この程度で膝がガクガクしてるようではまだまだ練習しないと山には行けませんなぁ・・。たぶん明日は思いっきり筋肉痛になるでしょう。(笑)

今日はE-520を持って行きましたが、はっきり言って一眼レフは邪魔。昔、山をやってたときはまともに使えるデジカメなんてものはなく、フィルムの一眼レフを担いで登ってましたが、その日のうちにレポートをアップすることを夢見たものです。時代は変わり、今やそんなもん当たり前になりました。もはや一眼レフなんて邪魔なものは必要もなく、コンデジで十分でしょ? E-520もますます出番が少なくなりました。もうすぐ保証期間切れるし、そろそろ売るか?(爆)

写真も山も自転車も、一度やめてしまうと復活させるには多大なエネルギーを必要とするものです。山はまだちょっと自信ないなぁ・・

片雲の風に誘われて

コメント

  1. taketon より:

    私も同じ理由(膝に爆弾)で山から遠ざかっております。
    山岳救助のお世話になるようなことになればシャレになりませんしね。
    でもいづれは山を復活したいと思ってます。
    しかし不思議な積み石ですね。

  2. SORA より:

    @taketon さん

    こういう積み石って自然にできたものとは思えないのですが、やっぱり人が積んだのかなぁ?
    山で腸脛靱帯炎を発症して遭難騒ぎはシャレになりませんね。
    週に一回くらい低い山を登るトレーニングを繰り返さないと復帰できないですね。
    でもマラソンは大丈夫って不思議な気がしますが。(笑)

  3. echigo3 より:

    Soraさん、今晩は。

    ケーナ3ヶ月でずいぶん吹けるようになるのですね。才能なのか、練習量なのか?。私も昔、山やっていた頃ハーモニカの練習してましたが、なかなか上達しなかったです。どうもそちらの才能はダメみたいです。
    自転車も自己流なので、なかなか進歩(何が進歩なのか?ですけれど。私の場合1Day山岳ロングコースの距離がのびることかな?)していくか?です。今のところもう少し伸びしろは有りそうですが。

    今日は山は結構風がありましたね。でも、寒くは無く快適でした。私は20Km程南東の高見峠にいました。さすがに「ケーナ」の音は聞こえませんでした。(笑)

    高見峠、本当は通行止めで入ってはいけなかったのですが、やっちゃいました。東吉野側より入ったのですが途中路肩が落ちてました。4輪は無理。下りそのまま引き返すのも気が咎めるので松坂側に下りたのですが、なんとこちらも路肩落ちており下にバリケード有りでした。道理で道が荒れてました。補修に手を付けている感じがしないので、当面復活しないのかな?

    体重59Kg台で(涙)ですが、目標何キロ?私も最終的には60Kg切りで、58Kgぐらいにしたいですが、今やっと63Kgきったところ。60まではそんなに苦労せずいけるとおもいますが、その先はきつくなっていきます。まあ、坂のしんどさは体重と逆比例しますからスタミナに問題ない限り落としたいものです。

  4. SORA より:

    @echigo3 さん

    楽器はね、執念だと思いますよ。(笑)
    よくロードバイク始めて3ヶ月とかで平気で200kmくらい走る人がいますが、僕は何十年やってもできないですね。これも才能でしょうか?(爆)

    高見峠、通行止めなんですか。あそこって登山の人以外使うこともないので当分直す気ないでしょうね。これでだいぶ登山者減るんじゃないですか。

    体重は最盛期で56kgまで落としましたので、まず57kgへ持って行くことが目標です。やっぱりヒルクライムは軽量化ですよ。昨年の夏はそのくらいだったのですが、冬以降急速に太っています。いくら食べる量を減らしても痩せないですね。

  5. 馬場 英彦 より:

     演奏できるって尊敬です。
    僕も、自転車を始める前には、山岳会(長崎の)に在籍しておりました。
     この国見岳、ROADで矢田線を走ってるときに、ちょくちょく看板をみており、気になっておりました。
    ちなみに、体重の件ですが、僕自身、今年の頭には63kgありまして、トレーニングとダイエットの途中経過
     57.4kgにきております、しかしまだお腹周りに幾らか残ってるので、こいつを筋肉に変換作業中。
    体脂肪 8%であります。

  6. SORA より:

    @馬場 英彦 さん

    馬場さんも山やってはったんですか。名前が山ですもんね。(笑)
    矢田線の方からも登る道あるんでしょうか。五ヶ谷の方へ下りる道はあるんですけどね・・
    63kg→57.4kgってすごく順調じゃないですか。
    80kgの人が70kgに減らすのとは訳が違いますからね、この辺まで来るとなかなか落とせないですよ。