登山

石榑峠から竜ヶ岳へ

投稿日:1998 年 11 月 14 日 更新日:

■コースタイム
石榑峠=0:30=重ね岩=0:25=竜ヶ岳=0:30=重ね岩=0:30=石榑峠【total 1:55】

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 今週末は土日とも晴れということで、今日も朝から雲一つない快晴となる。このところ続いた大峰・台高シリーズに一区切りをつけ、鈴鹿第2弾として前から登ってみたかった竜ヶ岳にする。少し遅いが午前8時前に出発し名阪国道を上野に向かうと、何と奈良はあんなに晴れていたのに三重県内に入ったとたん一面真っ白な濃霧となる。水口まで行くとまた霧は晴れてきたが、永源寺を過ぎる頃からまた雲が多くなってきた。やはり山の天気は違うのだろう。2時間半もかかって10時40分にやっと石榑峠に到着。すでに峠付近は車がいっぱいで手前の広くなった部分に路上駐車する。

 午前10時55分に登山開始する。県境の標識手前から登山道に入るといきなりの急登となり、溝状の道が続く。どうも鈴鹿にはこの手の道が多いように思える。5分ほど登ったところで風化した花崗岩が露出するガレ場に出る。ここは峠から見えている場所だ。鎖の掛けられた急斜面を慎重に登っていく。そこを過ぎると少し平坦となって歩きやすい道が続く。そしてまた白っぽく大きくガレた場所に出る。正面に重ね岩と山頂がよく見える。ここから見上げる山頂は、とても1時間で登れるとは思えないくらいはるか上に見える。山腹の森はほとんど葉を落としているが、山頂付近の笹原だけが美しい緑を残している。ここで家族連れを追い抜く。このガレ場を過ぎるとまた溝状の猛烈な急登となる。やはり花崗岩質のもろくて崩れやすい岩場であり、滑りやすくて歩きにくい。ところどころにロープも掛けられている。これは登りより下りの方が難儀しそうだ。オバサン2人組を追い抜き、この急坂を登りつめると犬を連れた年輩の男性が2人休憩していた。そしてあと少しの登りで重ね岩に着いた。


重ね岩

 重ね岩からは展望がよく、登ってきた石榑峠や南の鈴鹿山脈がよく見える。しかし風が非常に強く、寒くて長時間立っていられなかった。5分休憩してすぐ出発する。ここからまた胸突き八丁の急坂で、笹と低木の混じった疎林の中をジグザグ気味に登っていく。樹木はほとんど葉を落としており、わずかに紅葉が残っている。急坂を10分ほど登ると背の低い樹木は姿を消し、いよいよ美しい笹原の稜線に飛び出す。そこから5分ほど緩やかに登ると一見ピークのような場所に出るが、まだ頂上ではない。ここまで来ると稜線の向こうに竜ヶ岳の山頂が見える。いかにも鈴鹿らしい広大な笹原の中の道は実に気分がよい。途中「転落注意」と書かれた看板があり、下を見下ろすと谷間の紅葉が美しい。山頂まではかなり距離があるように見えるが、大した登りもなくわずか10分ほどで竜ヶ岳の山頂に着いた。時刻はちょうど正午である。


笹原の稜線


竜ヶ岳山頂

 昼時ということもあり、山頂では弁当を広げているグループで大変にぎわっていた。360度の展望が広がるが、笹が高いため座ると景色が見えない。今日は天気は良いものの霞がかかって視界は良くない。北側の静ヶ岳、藤原岳、御池岳までは見えるが、それより向こうの霊仙山などは見えなかった。南側は御在所岳や雨乞岳、綿向山が見えているが、逆光になって見にくい。下界の桑名の街は見えるものの伊勢湾はかすんで見えなかった。当然琵琶湖も見えない。天気がいいのにあまり展望が得られず、少しがっかりした。ホタガ谷の方から登ってくる人も多く、美しい笹原の道が気持ちよさそうだ。それにしても今日は風が強く、笹がザワザワと波打っている。風が止めばポカポカして暖かいのだが、この強風では寒くてゆっくりしていられない。12時55 分に下山を始める。


御池岳・藤原岳を望む

 下りは予想通り滑りやすくて登り以上に難儀した。写真を撮っていたので登りより少し時間がかかり、午後2時に石榑峠に着いた。1時間で登れる割にはなかなか骨のある山であった。国道421号線沿いでは紅葉が大変美しかった。永源寺ダムの紅葉はまだ色づき始めたばかりである。

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