さらばTassajara

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MTB自転車

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若草山にて

自転車終了間近でございます。(爆)

突然ですが、自転車縮小のため断捨離を行いました。うちには今まで700CロードとMR-4、それにMTBを合わせて計3台の自転車があったわけですが、このうちまったく乗っていなかったMTBをついに売却しました。というのも、うちはとても狭いので、小径車ならともかく、フルサイズの自転車を2台置ける余裕などないのです。もうすでにキャパをオーバーしていました。

このMTBは2004年11月に購入したもので、GARY FISHERのTassajaraというモデルです。そんなに高いものではなく、入門クラスのMTBです。その頃は周りでMTBに乗っている人が多く、林道ツーリングとかできれば楽しいだろうなぁと思って、初めてのMTBに手を出してしまったわけです。


実はこれを買うときにも、いずれ飽きて乗らなくなったら困るだろうなぁという心配はあったのですが、やっぱり的中してしまいました。最初の3年くらいは林道とかシングルトラックに凝っていたのですが、そのうちだんだんめんどくさくなってきて乗らなくなりました。何というかMTBって鈍重でしんどいんですよね・・。その後はMTBとして乗ることもほとんどなくなり、もっぱら日常の足としてしか使われなくなりました。ここ3~4年は完全に街乗り専用と化しています。別にMTBである必要もなく、たまたまあったから乗っているだけのことです。ペダルさえノーマルに換えればMR-4でもまったく構わないわけです。

このまま行くと場所を占有しているだけのMTBが邪魔でしょうがないわけです。しかし、これがあるために僕の自転車物欲は完全に封印されてきたのも事実。物理的に置き場所がないのですから、いくら金があってもこれ以上増やすわけにはいきません。いや金なんてこれっぽっちもないんですけど・・(^^; でもこれがなくなったら・・ムフフ・・と思うとイケナイ心が芽生えてしまいました(爆)。

もう二度とMTBとして乗ることはないと確信できています。自分的には完全に終わりました。ならばこの邪魔物を消したい。普通ならいくらかでも金に換えるために売ることを考えるでしょう。一番高く売れるのはオークションですが、やりとりが面倒だし、自転車のような大物を宅配で送るのは事実上不可能です。かといって粗大ゴミに出すのも忍びない・・。誰か引き取ってくれる人がいれば一番いいんだけど、それもいそうにない。乗らなくなった自転車って本当に処分に困る厄介な物なんですよね・・

そこで考えたのが、最近増えてきた自転車買取サービスです。これも東京や大阪などの大都市圏なら実店舗へ持ち込み可なんでしょうけど、奈良の田舎では宅配買取しかできないところがほとんど。それはあまりにめんどくさすぎる。そこでネットで入念に調べたら一つだけ見つかりました。それが「再楽リプラス奈良本店」さんです。奈良市西九条町のR24沿いにある大型店で、家電とか家具とかいろんな物のリサイクルを行っています。この場所はよく通りますけど、奈良にこんな店があるとは全然知らなかったんですね。一応電話して確認したらMTBも買い取ってくれるということで、早速準備を始めました。だいぶ金をかけて改造してるので、そのまま引き渡すのはもったいないんですよね。どうせタダみたいな値しか付かないので、外せるパーツは外し、オリジナルのパーツに戻しました。その後ワックスで磨いてピカピカに・・。といっても元が汚いので大してきれいになりませんでしたけど・・(^^;

そして今日の夕方、店舗へ搬入しました。こういうときに1BOXカーは助かるわ・・(^^; 事前の予約とかは必要なく、受付カウンターに直接持参して申込用紙に記入すると、番号札を渡されます。あと免許証などの身分証明書の提示を求められます。その後査定があるので、呼び出されるまで店内でしばらく待ちます。買い取った自転車も売っているので覗いてみましたが、完成車だけでなく中古パーツも売ってるんですね。品揃えもめまいがするほどありました。あんまり見ると余計な物欲が沸いてきそうなので、ほどほどにしときました(爆)。それで20分ほど待ったでしょうか、査定完了の呼び出しがあってカウンターに行くと、防犯登録の解除手続きをして現金を受け取り、取引完了です。買取の流れもとてもスムーズで好印象でした。まあ元が高い自転車ではないので金額はほとんどタダみたいなものでしたが、また再生して販売されるのでしょうから、ゴミとして捨てるよりはマシかなと思います。

これで邪魔な物がなくなって気分スッキリです。今年はずいぶんいろんな物を処分しましたが、物が減るって本当に気持ちの良いものですね。これだから断捨離はやめられない。でも結局また増えるんですけど・・(爆)

思えばこのMTBでいろんな場所に行ったり、いろんな方とご一緒させていただいたりしたんですね。おそらくこの時代が自分の自転車人生の中で一番充実していたように思います。そんな思い出のシーンを写真で集めてみました。

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納車の翌日に行った平川釜落林道にて

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安川大塔川林道にて

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伊勢本街道・石割峠にて

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神大滝林道・坂下峠にて

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御池林道・ミノガ峠にて

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美杉村・下之川にて

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伊勢本街道・山粕峠にて

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甲賀の里山にて

こうやって写真を見返していると、本当に懐かしくなってきますね。たくさんの思い出を作ってくれたMTBに感謝です。でもこの頃のメンバーはみんな自転車やめちゃったんですよね・・(爆)

片雲の風に誘われて

コメント

  1. ワシはGT。 より:

    こんにちわ。

    私はいまだにMTBは重宝してます。手持ちのロードは「今の私には使えない52t.42tで、スプロケットは26t-13t!」なんで、きっつい坂ではMTBなんですわ。そこへ定年になって収入も減ってるんで、コンパクトドライブのロードも買えません。そんなんで、フレームがいかれるか、盗難にあわんとこのままでしょう。

    ところで、「月うさぎ」ですけど、どっか登られますか?

  2. SORA より:

    @ワシはGT。 さん

    舗装路でのMTBは重くてしんどいだけなので全く無用なんですね。
    基本的にインナーって使いませんよ。

    「月うさぎ」はまだ予定も立ちません。基本的に不参加かと・・

  3. ワシはGT。 より:

    一つ忘れてました。

    黄色の装束今は懐かしいOMASAさんと違いますか。最後にお会いしたんは血井坂と違いますか・・・。

  4. SORA より:

    そうなんですよ。
    最後にお会いしたのは2007年の山吹だったような・・