北の原から男三瓶山・女三瓶山周回

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登山

3日目はポタではなく登山です。島根県の名峰と言われる三瓶山に登ってきました。実は昔に一度登ったことがあるのですが、ほとんど記憶がなく、どこから登ったのかもはっきり覚えてません。たぶん写真はどこかに残っていると思うのですが・・

三瓶山は独立峰ですから四方から登山道が延びています。その中で主峰の男三瓶山に最短距離で登れる北の原コースを選びました。ただ山頂往復だけでは面白くないので、女三瓶山への縦走を含めて周回コースとしました。

登山コースはこちらで↓


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北の原コースは三瓶自然館サヒメル駐車場が起点となりますが、自然館の前ではなく裏手にある登山者用駐車場が近いです。

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駐車場から遊歩道を渡るとすぐ登山口があります。ここで標高約600m。

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登山口からずっと樹林の中を登ります。展望もなく、ただ黙々と登るのみです。標高50mおきにこのような標識が立っていますので励みになります。直登コースですが、道はジグザグに付けられているので、思ったほど急勾配はありませんでした。

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上に登るにつれてブナの林が増えてきます。

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そしてこの道標を見るとあと5分ということですが、実際はもう少しかかったような・・

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やっと山頂に着きました。標高1126m。それまで展望が全くなく、いきなりパッと展望が開ける感じですね。なかなか感動的。ここまでおよそ1時間半ほどの道のりです。まだ早いせいでしょうか、土曜日なのに誰一人いませんでした。

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山頂には小さな神社が建っています。

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山頂の北方面は広々とした草原になっていて開放的です。日本海が見えるはずですが、PM2.5の影響でしょうか、下界は霞んでいてはっきりとは見えません。それほど高い山ではありませんが、海までの高度感はなかなかのものですね。

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こちらは南方向。避難小屋の向こうに吾妻山が見えます。

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これが登ってきたところあたりの風景です。

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山頂から少し西側へ移動するとアンテナ塔の建つ女三瓶山が見えます。ずいぶん下ですね・・

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まだ昼食には早いので、女三瓶山へ向けて下り始めます。男三瓶山の西斜面はかなりガレています。

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女三瓶山への尾根はガレ場や痩せ尾根があって少々注意を要します。急なところにはロープが架けられています。

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痩せ尾根の向こうに女三瓶山が見えます。

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標高980mの地点にユートピアという場所があります。ベンチがあって展望の良い場所です。後ろに子三瓶山と孫三瓶山が見えています。このユートピアという名前に憶えがあるので、たぶん昔もここを通ったんじゃないかと思います。

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そこから少し登り返して兜山と呼ばれる小ピークを通過します。ここからわずかに下って女三瓶山へ50mほどの上り。

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この階段を登れば女三瓶山山頂です。

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やっと女三瓶山に着きました。標高957m。いい時間になったのでここでお昼にします。なぜかここへはほとんど人が来ません。

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東方向には東の原からのリフトが見えます。どうも昔はこのリフトを使って女三瓶経由で往復したような気がします。

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さっきまでいた男三瓶山が大きく見えます。だいぶ下ってきていることがわかります。

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こちらは子三瓶山と孫三瓶山、そして火口湖の室内(むろのうち)池。

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帰りは女三瓶山からほぼ北へ下るルートをとります。この道標が入口ですが、このルートはあまり歩かれていないらしく、木が茂って少々歩きづらい箇所がありました。勾配は最初は急ですが、だんだん緩やかになるので膝には優しいコースです。

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ほとんど下まで下りきった頃、公衆トイレが現れます。

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さらにそこから100mほど行くと、男三瓶・女三瓶の分岐点があります。ここを右へ行っても男三瓶山に登れます。

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さらにだらだら下っていきますと、青年の家を示す道標が現れます。ここからはほぼ平坦で遊歩道風の歩きやすい道になります。

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午後1時前に駐車場に戻ってきました。朝はガラガラだったのにほとんど埋まっています。この後、三瓶温泉に移動して疲れを癒しました。国民宿舎さんべ荘の露天風呂は何種類も浴槽があっておすすめです。

約1ヶ月ぶりの登山でしたが、膝痛はまったく出てきませんでした。ただし翌日の筋肉痛は酷かったです。連チャン登山にしなくてよかったと思いました。(笑)

片雲の風に誘われて