オルトリーブ・サドルバッグの改造

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何を今さらな話題ですみません。(^^; いつ買ったのか忘れましたが、だいぶ長いことオルトリーブの防水サドルバッグ(L)を使っております。結構大容量なので、フロントバッグの付かないロードバイクには重宝していたのですが、よく知られている問題点がございます。

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この無駄にでかいナットが邪魔して、見た目ほど物が入らないんですね。いつもパンク修理キットと財布、それにコンビニで買ったおにぎりなどを入れてますが、それだけでもうパンパンです。せめてウィンドブレーカーくらい入ってほしいんですけどね・・

これってブルベライダーの定番アイテムみたいですけど、やはり容量不足が問題になっていて、買ったらすぐ改造を施しているようです。それが「ネジ交換」です。たまたまfacebookでやってる方がおられたので、自分もやってみました。もうあちこちのブログで紹介されてますので、今さら書いても意味はないですけどね・・(^^;

先達の情報をもとに部材を集めてきました。必要な部材はすべてホームセンターで調達できます。

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これがメインの超低頭ネジです。本来はM4×10mmが良いとされているのですが、たまたま売り切れでなかったので作戦変更。ちょっと長めのM4×12mmを購入しました。ネジは全部で10本あります。1袋4本しか入ってないので3袋必要です。

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普通のナットだと振動で簡単に緩んでしまうらしいので、滑り止めの付いたナイロンナットを使うのが良いとされています。しかし10mmのネジがなかったため、スプリングワッシャを使う方法に変更しました。とにかく何らかの緩み止め対策は必要です。この場合はワッシャの厚みがあるので、12mmが良いとされています。

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これは普通のナットです。サビを防ぐため、すべてステンレス製を使います。ナイロンナットはとても高いので、結果的にこちらの方が安く上がりました。

費用は総額738円でした。ただのネジなのに微妙に高い?(^^;

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必要な工具は12mmのスパナ、マイナスドライバー、7mmのスパナまたはボックスレンチ、柄が短いプラスドライバーです。初めに付いているボルトは星形の特殊なものが使用されていますが、小さめのマイナスドライバーで何とか回せます。新しいボルトはバッグの内側から回しますので、柄が短いドライバーでないと入りません。

作業自体は別に難しいことはないですよ。初めに付いているボルトとナットを外し、新しいボルトを内側から入れ、スプリングワッシャをかましてナットで固定するだけ。

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これが作業後。かなりスッキリしましたね。これで容量をフルに利用できるようになりました。もうフロントバッグはいらない!

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外観もスッキリしています。スプリングワッシャを使ってもネジの先がだいぶ余ってるので、10mmでもいけそうでした。

ただこの改造を行うと防水性が劣化するんですね・・。まあ雨の日は走りませんのでノープロブレム(笑)。気になる人は市販のシール材を塗ればよいと思います。

片雲の風に誘われて