WOHO クラシックロールバッグ

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自転車自転車用品

冬眠に入っております。嫌いな自転車に乗らなくていい幸せをかみしめております。(爆)

で、今さら自転車をいじっても何の意味もないんですが(笑)、ロードバイクを買い換えてから荷物の積載方法にはずっと悩まされてきまして、今年は結局これといったものが見つからず、落ち着かないまま終わりました。何度付けたり外したりしたかわかりませんよ・・(笑)

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一応、一番長く使ったものはモンベルのドラム型ハンドルバーバッグです。これはだいぶ昔に買ったもので長いこと使ってなかったのを引っ張り出してきました。ローディーの間では定番になっておりますが、確かに容量はかなり大きいので、これだけでほとんどの荷物は入るんですね。両サイドにポケットが付いているのも便利で、そこにデジカメとスマホを入れ、真ん中のメインの部分には弁当や財布などを入れるという使い方をしていました。

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そして入りきらない工具類はオルトリーブのサドルバッグ(S)に分散して入れてました。まあこういうのはパンクしない限り使いませんから、めったに開けることはなかったですね。

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ただモンベルバッグの問題点はデカ過ぎることなんですね。ご覧の通り、シフトワイヤーとの隙間がギリギリでして、重いものを入れると接触して底が擦り切れる恐れがあります。さらにシフトワイヤーが外に出ているタイプには致命的な問題がありまして、シフトワイヤーがブレーキアーチに接触して削ってしまうという恐ろしいトラブルを引き起こします。そうならないように一応ビニールチューブを被せて保護はしているんですが、これがまたずれてきたりして結構うっとうしいのです。しかもこいつのせいでこれ以上ハンドルを下げられないのも本末転倒ですね・・

もう一つの欠点は、開口部が狭くて使いにくいことです。しかもファスナーが固くてイライラするんですよね・・。せっかく容量は大きいんですが、中が3つに分かれていることと、狭い開口部のせいで、あまり大きなものは入らないんですね。一応ベストセラーということで高く評価する人は多いんですが、僕にはどうも使いづらくて好きじゃないんですね。

そしてこれの最大の欠点は「カッコ悪さ」かもしれません(笑)。そもそもロードバイクにフロントバッグを付けること自体、カッコ悪いんですが、これだけ大きいとどうしても目立ちますし、ハンドル周りは常に視界に入るので、イヤでもダサいスタイルを見なければなりません(笑)。自分は見た目の美しさを気にするので、それだけでテンション下がっちゃうんですよね・・(^_^;

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ハンドル周りはできるだけスッキリさせたいので、こんなトップチューブバッグも買ってみました。おそらくローディーはこういうの使ってる人が一番多いですよね? これはスマホが入るかなりの大型なんですが、大きすぎて失敗しました(笑)。ダンシングで足に当たるのはもちろんですが、普通に漕いでても膝に当たってしまいます。それが気になって仕方ありませんでした。しかも不安定でグラグラしますしね、これもお蔵入りになっちゃいました。(^_^;

それでシーズン終了したにもかかわらず、新たなバッグ探しが始まりました。しかし選定は難航を極めました。ロードバイク、それもシフトワイヤーが外に出ているタイプとなると、使えるバッグが非常に限られるんですね。まずデカすぎるのはシフトワイヤーと干渉しますから当然ダメです。そして小さくてもハンドルバーより上に出っ張るタイプはGPSやライトを付けられなくなるのでダメです。またアタッチメントを使用するタイプは外したときにアタッチメントが残るのが美しくないのでイヤなんです。それだけ厳しい条件を付けると、やっぱりモンベルだけが唯一の選択肢なんですよね・・。でもあのカッコ悪さだけは僕には耐えられません。(笑)

それでAmazonを物色してましたら、ちょうど良さそうなクラシックロールバッグというものを見つけました。日本ではあまり聞かないWOHOというブランドですが、台湾のメーカーらしくてギザプロダクツが販売しています。今頃買っても何の意味もないんですが(笑)、春まで待ってたらなくなるかもしれないので、手に入るうちにポチっときました。お値段は送料税込2,039円なり。

実は同様のものがグランジからも出ているんですが、そちらの方が直径・横幅ともに少し大きくて容量があります。これは迷うところですが、あえてグランジにしなかったのは、デザインが何となく野暮ったいことと(笑)、生地が薄くてフニャフニャな感じがしたからです。まあそんなに容量は要りませんので、小さい方で十分と判断しました。

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色はブラックとシルバーがあったのですが、フレームとのマッチングを考えてシルバーにしました。でも実際にはシルバーというより半透明に近く、中に補強用のメッシュが入っています。生地は厚手で3重構造になっていますのでしっかりしており、中身が少なくても型崩れしません。

サイズは直径10cm・横幅20cmでかなり小振りです。公称容量は1.5Lとなっています。当然大きなものは入りませんが、フロントにはデジカメとスマホ、補給食など、すぐ取り出したいものしか入れませんので、これでも十分なんです。まあ大きめのトップチューブバッグと考えればいいんじゃないでしょうか?

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上から見るとこんな感じ。取り付けは2本のベルクロでぶら下げるだけですので、至ってシンプルです。ちなみにもう一組、横向きのベルクロが付いてますので、サドル下に付けることも可能です。これならGPSも問題なく付けられますし、横幅が小さいのでフラット部を握るときにも邪魔になりません。

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横から見ると小ささが際立ってますね。シフトワイヤーとのクリアランスは十分にありますので、これなら安心してハンドルを下げられます。

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そして届いてみるまでわからなかったのが開口部の形状です。外観だけ見るとグランジみたいにパカッと開くような感じなんですが、何と二重構造になってました。これは完全防水のためで、ファスナーも防水対応になっています。これはちょっと残念でしたかね・・。やっぱり開口部が狭いと使いづらいので、モンベルと同じような不満が出てきそうです。まあ防水性との引き替えなんですが・・

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フロントに入りきらない弁当などの大きなものはすべてオルトリーブのサドルバッグ(L)に入れます。すぐに取り出す必要のないものはこれで十分なんです。要は使い分けで、これで荷物積載の問題はやっと決着ですかね? まあこれもカッコ悪いといえばカッコ悪いんですけど(笑)、リアは走ってる間見えませんので、別に気になりません。(笑)

というわけで今さら意味のないものを買っちゃいましたけど(^_^;、使い勝手は春になるまでわからないですね(爆)。2点吊りですので走行中ブラブラしないかが気になりますが、その辺は実際に走ってみないと確認できません。まあこれで見た目はほとんど目立たず、格段にカッコ良くなったことは確かです。

(12月8日追記)
春を待たずに使っちゃいました。今年は暖かすぎて困りますね・・(爆)
実際走ってみて、段差に乗り上げたときなどは多少暴れますが、走行中にブラブラするようなことはほとんどありませんでした。そんなに重いものを入れるわけではないので気にはならないでしょう。
ただ予想通り、開口部の狭さが使い勝手を悪くしていますね。カメラのように頻繁に取り出したいものには向いてない感じです。
取り付け方によっては左右に多少傾いてしまうのも気になりました。
というわけで、これもお蔵入り決定かな・・?(爆)

片雲の風に誘われて