IDIOM2をIDIOM1に改造(パーツ編)

スポンサーリンク
カスタマイズ自転車

IDIOMの改造についてさんざん妄想を繰り広げてきましたが、どう考えても予算的にプチ改造で済ませるしかなかったんですよね。でもそれじゃ結局大した効果は見込めないので、コスパ的に悪すぎてやっぱりやめとくかという結論に落ち着くのでした(笑)。

しかしここへ来てすべての難題を一挙に解決するウルトラCが飛び出しました(爆)。実はIDIOM1に乗っているfacebookのお友達が最近10速化を実現され、IDIOM1から外したパーツ一式を格安で譲っていただけることになりました。これは渡りに船というか、願ってもない話ですよね。フロントとリアを同時に交換すれば最低3万円はかかっちゃいますからね・・

というわけで今までの話は全部ご破算、方針を大転換いたします(爆)。つまりフロント2速化、リア9速化してIDIOM1と全く同じにするということです(笑)。それなら初めからIDIOM1を買っておけば良かったんですが、まあ同じくらいの値段で改造できたら良しということで・・(^_^;

その前に重要なポイントが一つあります。それはIDIOM1にしかない特殊パーツが必要だということです。実は小径車の場合、チェーンの流れが後ろ下がりになっているため、普通のバンド式FDではインナーに落としたときにガイドプレートとチェーンが干渉してしまうという問題があります。それを回避するためにFDを少し後方へオフセットする必要があるのです。

具体的には「直付バンドアダプター」と呼ばれているものがそれです。一応汎用品もあることはあるのですが、オフセット量が合うかどうかわからないので、やっぱり純正品の方が安心ですよね・・。そこでGIANT純正の補修パーツを取り寄せることにしました。


これがそのブツです。右側の出っ張りに直付FDをネジ留めしますので、間違ってバンド式を買ってはいけません(笑)。


品名は「FD直付プレート」のようです。別にGIANTストアでなくても、GIANT製品を扱っているショップならどこでも取り寄せてもらえるようです。僕はキタサイクルさんで注文しました。ちなみに価格は税込1,620円でした。下手な汎用品を買うより安いです。

最も重要なパーツが手に入ったので、パーツ一式を送ってもらいました。譲り受けたパーツは次の通りです。


SORAのシフター前後ペアSL-3500です。これだけで新品で買えば9,000円もするんですよ。ちなみに購入してすぐドロップハンドル化されたので実質的に1ヶ月しか使ってないらしいです。ほぼ新品ですね・・


SORAのフロントディレイラーFD-3500です。新型SORAではFDのみ互換性がありませんが、これは旧型の方です。これも実質ほぼ新品です。


SORAのリアディレイラーRD-3500です。型番がわからないので、これだけではSSかGSか区別が付きません。SSでも最大リア32Tまでは使えます。


チェーンリングはIDIOM1純正ですが、クランクはFSAの軽量タイプに交換されています。シルバーは合わないかなと思ったのですが、カッコイイ! これもほとんどキズなく綺麗です。新品で買えばクランクだけで1万円ですよ。歯数は53-39Tですが、最近こういう組み合わせはあまり見なくなりましたね・・。ミニベロにはこのくらいがちょうど良いんですよ。


純正のBBはVP製ですが、タンゲの高級BBもいただきました。これだけで4,000円近くしますよ。やっぱり回転は良いし、軽いですね・・


スプロケはIDIOM1純正のCS-HG300-9 11-28Tです。11-12-13-14-16-18-21-24-28Tという構成なので、トップ側が1刻みになってクロスレシオ化が実現できます。


一応チェーンも付けていただきました。今まで使っていたものなので長さ的にはOKのようです。とりあえず使えるものはできるだけ再利用させていただきます。


その他、シフトワイヤーなどの小物はAmazonで調達しました。

というわけで、あれほどやらないと言っていたフロントダブル化をやることになりました(爆)。やっぱり登坂能力とクロスレシオ化は絶対に両立できないので、これしか方法はないんですよね・・

次回は改造作業編をやります(笑)。

片雲の風に誘われて