スマートウォッチ デジタルガジェット

スマートウォッチを買うまでの経緯

投稿日:2019 年 2 月 7 日 更新日:

ガジェット好きなのにこれまで手を出してこなかったモノ、それがスマートウォッチです。一応気にはなってたんですが、なぜ買わなかったのかと言いますと、何の役に立つのかいまいちわからなかったからです。だってすでにGARMINのeTrex 30xを持ってますので、登山やサイクリングにはそれだけで間に合っちゃいますよね。地図は表示できるし、電池は長持ちするし言うことありません。特に自転車では常に視界に入る場所にありますから、わざわざ腕に付けて見る必要性が全くありません。強いて言えば心拍数が測定できるんですが、それも心拍ベルトを着ければeTrexでも表示できますから別になくても困らないわけです。

一方、こういうスマートウォッチの使い途として、通勤中や仕事中などにスマホからの通知を受け取るために使っている人も多いと思います。というか、それがメインの使い方じゃないでしょうか? つまりスマホを補完するアクセサリーという位置付けです。確かにスマホを鞄などに入れっぱなしにしているといちいち出すのがめんどくさいし、メール着信に気付かないこともあるでしょう。しかし僕は「通勤しない人」なのでこれも必要ないんですよね。一日中PCの前に張り付いている根っからのインドア人間ですから(笑)、メール着信を見逃すことなど絶対にありません。家にいる間は常にスマホの電源は切っています。だからスマホと連携する必要もなく、僕のような特殊な環境では全く必要性のないものなんです。

どう考えても使い途が思いつかないのでずっと手を出さずにいたのですが、最近ちょっとしたきっかけがあって再び興味を持ちました。それはプールで使えるようになったということです。通常、スマートウォッチはもちろん腕時計の類は人に当たって怪我をさせる恐れがあるため使用は禁止されていることがほとんどです。しかし昨年秋から自分が通っているプールでは「突起がないようにカバーで覆うこと」という条件付きでウェアラブルデバイスの使用が可能になりました。まだ何の役に立つのかよくわからなかったんですが、心拍数などが測れたら面白いんじゃないかと思いました。黙々と泳ぎ続けるのは退屈ですからね、こういうおもちゃがあればモチベーションアップになるんじゃないかと良からぬことを考えたわけですよ(笑)。

それで新しいモノを買うときの常ですが、まずはネットで情報収集を始めました。とにかくこれまで全く買ったことがないモノなんで、予備知識が全くないわけですよ。よく調べずに買ってゴミをつかまされることにはなりたくないですからね。調べて行くうちにいろんなことがわかってきました。すでに使いこなしている人には当たり前のことなんでしょうけど、自分が購入するときにチェックしたポイントをまとめてみたいと思います。

ブレスレット型と腕時計型

一口にスマートウォッチと言いますが、正確にはウェアラブルデバイスと言います。つまり身に付けられる機器という意味です。これには大きく分けて二つの形態があり、本体がスリムで細長いブレスレット型と普通の腕時計に近い大型のものがあります。一般的にブレスレット型は機能が少なく、心拍数や歩数を計測するだけのいわゆる「活動量計」としての使い方がほとんどです。価格は5千円前後からあり、比較的安価なのが特徴です。それに対して腕時計型は高機能なものが多く、GPSを搭載して距離が正確に測定できたり、スマホのように自由にアプリを追加できるものもあります。高機能な分、当然価格は高くなり、2万円以上するものがほとんどです。

自分にはどっちが向いているかというと、やっぱり活動量計だけでは使い途が思いつかないので、GPSを内蔵した腕時計型がいいなと思いました。同じ買うなら遊べる方が面白いじゃないですか?

汎用OSと独自OS

比較的高機能な腕時計型の中にも二つのタイプがあります。それはアプリを自由に追加できる汎用OSを搭載したタイプと機能を特化した独自OSを搭載したタイプです。汎用OSの代表的なものには世界で最も売れているAppleWatchのほか、Android系のWear OSでは最近人気の高いTicWatchやカシオのPROTREKなどがあります。これらはスマホに迫る高いカスタマイズ性を持ち、Googleマップを表示したりもできるようです。一方、独自OSを搭載したものの代表としてはGARMINのfenix, Instinct, vivoactive, ForeAthleteシリーズなどがあります。これらはスポーツのトラッキングに機能を特化する代わりに操作が簡単で動作も軽いという特徴を持っています。

一見、汎用OSの方が何でもできて得なように思いますが、これには大きな欠点があります。それは電池が持たないということです。大規模なOSを動かすためには大量の電力を消費します。これらの機種ではせいぜい1日、どんなにケチって使っても2日しか持たないことが普通です。これじゃスマホと変わらないですね。一応時計なんですから、1日しか持たないなんてあり得ないでしょう? まあおもちゃとしては面白いと思うんですけどね、アウトドアで使うものに電池が持たないのは致命的なので、僕は独自OSが良いと思いました。

GARMINは高い

独自OSが良いとなると、定番はやっぱりGARMINということになりますね。ランニングをやってる人なら必ずGARMINを持ってるんじゃないでしょうか? とりあえずGARMIN買っとけば間違いないって感じですね。確かに運動をするのに必要な機能は全て網羅しているし、精度の高さはeTrexでも実証済みです。電池の持ちも良いようだし、みんなが買うのも頷けます。

ただGARMINの最大の欠点、それは「お高い」ということです。それなりの機能を備えたものになると最低でも3万円以上、高級なものだと何と10万円もします。僕のeTrexでも3万円しなかったんですよ、それより機能が劣るスマートウォッチごときに3万円以上はちょっと出せないなと思いました。もちろん本当に役に立つものなら高くても買いますが、初めての買い物ですからまだ何が良いのかもわかっておらず、いきなり高価なものを買うのは躊躇されます。それにGARMINって値段の割に作りがしょぼいとか不具合が多いという声をよく聞くので、やっぱりコスパの悪さは否めないんですよね・・

水中では心拍が測れない

もともとプールで使えるようになったからスマートウォッチに興味を持ったわけですが、調べて行くうちに衝撃の事実が明らかになりました(笑)。それは「水中では光学式心拍計が使えない」ということなんです。「え、何で?」と思いましたが、水中では心拍センサーと皮膚の間に水が入ってしまうため測れても精度が出ないということのようです。GARMINのマニュアルを読んでいると、「水中では専用の心拍ベルトを使いなさい」とはっきり書いてあります。これはメーカーにかかわらず、どこも同じのようです。これを知ったときは軽く衝撃を受けましたね。知らずに買っちゃったらエライこっちゃ(笑)。水中で心拍が測れないんなら意味ないやん・・

プールで使うにはもちろん完全防水である必要がありますが、水泳のトラッキング機能を持った機種でも心拍は測れないので、できることと言えばターン数とストローク数のカウントだけです。一応、ターン数とプールの長さがわかれば泳いだ距離がわかるし、ストローク数がわかれば泳ぎの効率は把握できますね。ただこんなのは数えれば済む問題なので、特に必要だとも思いません。わざわざスマートウォッチを着けること自体が面倒ですしね。やっぱり心拍が測れないと意味ないんですよ。というわけで、「水泳で使うのは諦める」が正解だと思いました(笑)。だったら何のために買うんだよ?(爆)

反射型液晶に限る

これも調べているうちにわかったことですが、スマートウォッチのほとんどは常時表示ができないんですね。つまり普段は画面が消灯していて、手首をひねるなどの動作をしたときだけ点灯する仕組みになっています。しかもほんの5秒ほどですぐ消えてしまいます。これじゃいくら美しい画面を謳っていても興醒めですね。時計なのに常に時間を確認できないって矛盾してるでしょ? まあバックライトを点けると大量に電力を消費しますから、言われてみれば当たり前のことですね。でも時計ならともかく、サイクリングなどの運動中にリアルタイムで速度や心拍数を確認したいのに、それができないって何のためのスマートウォッチかわからないですね。

これは言うまでもなく透過型の液晶が問題なんです。透過型液晶あるいは有機ELは確かに発色がきれいですが、バックライトを必要とするため常時表示ができないという問題を抱えています。しかもスマホを使っていればわかるように、明るい屋外ではほとんど見えません。見やすいようにバックライトを明るくするとバッテリーの持続時間が短くなるというジレンマ。これはアウトドアで使うことが前提のデバイスには致命的な欠陥と言えます。

この問題を解決するには、反射型の液晶が必須なんです。反射型液晶はバックライトの代わりに外光を光源として使用しますので、外光が明るいほどよく見えます。しかもバックライトを必要としないので常時表示が可能です。まさにアウトドア向けのデバイスには最適な方式です。さすがにGARMINはアウトドアメーカーだけあって、スマートウォッチにも反射型液晶を採用しています。これはeTrexにも採用されていますが、直射日光下での見やすさは最高です。屋外で使うならこれ以外はあり得ないでしょ?

しかし残念ながらGARMIN以外で反射型液晶を採用したものはほとんどないのが実状です。やはりバッテリー持ちより見栄えの良さを重視してるんでしょうか? ちょっといいのが見つかったと思っても、やっぱり反射型液晶じゃないのでガックリ来てしまいます。これだけで選択肢がほぼ絞られてきますね・・

GPSの駆動時間が重要

主な使用目的として、登山・ウォーキング・サイクリングなどのトラッキングを考えていますので、当然GPSが内蔵されていることが前提になります。ただGPSを使うとなると大きな問題があって、それは電池の持ちです。GPSは消費電力が大きいため、GPSを稼働させるとバッテリー持続時間が極端に短くなってしまいます。単なる時計や活動量計としての使用なら一週間以上の持続時間を謳っている機種であっても、GPSを稼働させた途端に8時間くらいになってしまうことは珍しくありません。比較的バッテリー持ちが良いとされるGARMINであってもせいぜい10時間前後しかありません。それも公称値ですから実際はもう少し短いと思われます。僕のeTrexでも実質20時間以上は持つので、それに比べると不満な数字です。これでは長時間の登山やロングライドにはちょっと心許ないですね。最低でも実質で10時間以上はないとアウトドア活動には厳しいです。

まあ時計ですからそんなに大容量のバッテリーを搭載できないことはわかります。ある意味仕方ないといえばそうなんですが、最低でもアウトドアで一日安心して使えるくらいの持続時間がないと買った意味がありません。

単体で使えるかどうか?

スマートウォッチというものはもともとスマホを補完する目的なので、Bluetoothでスマホと接続して使うことが前提になっています。まあそれはいいんですが、問題はスマホがなくても単体で使えるかどうかです。今どきほとんどの人はスマホを持ち歩いているので当たり前なんでしょうけど、僕は普段スマホを持ち歩かない人なので単体で使えるかどうかは大きなポイントです。

これも調べてみると、やはりブレスレット型の小さいものは実質的にスマホがないと何もできないようです。設定はもちろん、記録したデータを見るにもスマホのアプリに取り込んでからでないと見られないんですよね。これでは面白くありません。

たぶんランニングをやる人って基本的に何も身に付けたくないでしょ? 当然スマホも持って行きたくないはずです。だからランニングウォッチが流行るんでしょうね。さすがにGARMINのランニングウォッチは本体だけで一通りのことができるようになっています。これはランニングだけの特殊事情でしょうね。

でも自分の場合、これとよく似た状況はあり得ると思います。たとえばウォーキングで近所をちょっと散歩する程度ならいちいちスマホなんて持って行きません(歩きスマホは危険ですしね)。そして自転車で近所に買い物に行くときもスマホは持って行かないし、GPSも取り付けていません。なぜなら盗難防止のためにいちいち付けたり外したりするのが面倒だからです。でも自転車にサイコンは付けてないので、それだと走った距離が計測されないんですよね。そういう「ちょい乗り」のときにスマートウォッチ単体で計測できれば便利だなと思ったのです。

スマホなしでも単体である程度情報が見られるものとなると、やっぱり腕時計型の高機能なものに限られるようです。当然ながら画面が大きくないと表示できる情報も限られますしね・・

ゴツい時計はイヤ

上と矛盾するようですが、僕は基本的に腕時計を着けるのが嫌いです。なので普段はすぐ外したくなります。サイクリングの時もスマホがあれば要らないかと思って着けないことが多いです。ましてやG-SHOCKみたいにゴツいのはあり得ないと思ってます(笑)。でもある程度高機能なスマートウォッチになるとゴツくなるのはやむを得ないんですね。小さいのではやりたいことができないし、ここはある程度妥協するしかないのか・・

結局、使ってみないとわからない

スマートウォッチは初めての買い物なので、かなり入念に下調べをしたつもりですが、結局のところ何の役に立つのかまだよくわかってないんですよね(笑)。こればっかりは他人の意見は当てにならないので、やはり自分で買って使ってみないことにはわかりません。その中でどんな機能が便利なのか、あるいはどんな機能が足りないのかなどわかってくることでしょう。それを踏まえた上でまた次のを買うという考え方は当然あると思います。どっちみち完璧なモノなんてあり得ないんですから・・

もともとそんなに高いものを買うつもりはありません。さすがに3万円以上になると慎重にならざるを得ませんが、1万円くらいならまあ失敗してもいいかという程度なので、とりあえずこれと思うものがあれば買ってみて流行りに乗っかるのもありだと思うんですよ。ガジェット好きのくせに持ってないのは悔しいですしね(笑)。何に使うかは買ってから考えます(爆)。

前置きが長くなってしまったので、実際の機種選定は次の記事に回します。これだけでかなりネタが引っ張れそうだ・・(笑)

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