スマートウォッチ デジタルガジェット

Huami Amazfit Paceのレビュー(心拍計の精度)

投稿日:2019 年 2 月 22 日 更新日:

Amazfit Paceも光学式心拍計を内蔵していますが、精度については気になるところです。一般的に光学式心拍計は心電式心拍計に比べて精度が劣ると言われていますが、実用的にはどうでしょうか? 今回はその辺をGARMINの心拍ベルトと比較して検証してみました。

スポンサーリンク

心拍ベルトとの精度比較

比較に用いたのはGARMIN eTrex 30xと純正の心拍ベルトです。写真の上に写っているのがeTrex 30xで、画面の左下に心拍数が表示されています。


まずは安静時から。写真ではたまたま同じ数値を示しましたが、ほぼ1以内の誤差で合っていました。実際に脈を数えてみても同じくらいの数値を示しましたので正しいと思います。


これは少し心拍を上げたときの結果です。まあ軽い運動程度ですね。光学式心拍計でよく言われるタイムラグですが、実際には3秒くらいかなと思います。撮影で数秒遅れたので、たまたま同じ数値になりました。


今度は心拍が下がる局面です。下がるときはあっという間に落ちるので、少し差が開きました。


少し落ち着いてくると下がり方も緩やかになり、誤差も2程度まで小さくなりました。やはり3秒ほど遅れてついてくる感じです。

このタイムラグが実用上問題になるかどうかですが、レースなどでよほどシビアな使い方をしない限り、問題にはならないレベルだと思います。少なくとも僕みたいなヘタレには何の関係もありません(笑)。心拍計の精度は十分信用に足りるものだと思います。

この実験のために久しぶりに使ったら、心拍ベルトがいかに鬱陶しいかよくわかりましたよ(笑)。もうあんなものは要りません(笑)。

心拍ゾーンの設定について

心拍数を計測する目的は運動強度を適切にコントロールすることにあります。そのためにトレーニング理論的には心拍ゾーンという考え方が取り入れられています。実はこれには二通りの定義があって、一つは最大心拍数を用いる方法(MHR)と、もう一つは予備心拍数を用いる方法(HRR)があります。Paceではそのどちらでも使えるようになっています。

最大心拍数というのは簡易的に「220-年齢」で求められるとされていますが、単純にその何パーセントに相当するかで表現するのがMHR法です。一方、「最大心拍数ー安静時心拍数」を「予備心拍数」と考え、その何パーセントに相当するかで表現するのがHRR法となります。予備心拍数とは、いわば心拍数の余力と考えられるものです。安静時心拍数は個人差がありますから、どちらが運動理論的により正しいかと言えば、予備心拍数の方だと思います。


心拍ゾーンの設定はAmazfit WatchアプリのMeタブを開き、Account Infoをタップして、次の画面の一番下にあるHeart rate zoneで行います。ここでUse max heart rate(最大心拍数)かUse reserved heart rate(予備心拍数)かを選びます。


デフォルトでは最大心拍数が選択されています。この場合、最大心拍数は「220-年齢」で自動的に計算され、変更することはできません。各ゾーンも最大心拍数から自動的に計算されて変更することは一切できません。


一方、予備心拍数を選んだ場合は安静時心拍数の入力が必須となります。Resting heart rateで設定しますが、これの測り方は後述します。また最大心拍数はデフォルトで「220-年齢」が設定されていますが、変更することも可能です。これも個人差がありますから、実際に限界まで追い込んだときの最大心拍数を測っておいた方が良いと思います。さらに各ゾーンの割り当ても自由に変更することができますから、こちらの方がより柔軟度の高い方法です。僕はこちらを使っています。

この場合、レベル1~5に分かれますが、一般にレベル1は脂肪燃焼に適した運動強度、レベル2~3は有酸素運動で心肺能力を高めるのに適した運動強度、レベル4~5は無酸素運動能力を高めるのに適した運動強度とされています。これを意識しながら心拍数をコントロールすることで目的に合ったトレーニングができるわけです。


安静時心拍数は朝目覚めた時の心拍数とされています。ですから少しでも動いたり立ち上がってはダメです。これを求めるには、睡眠時に常時計測しておくと、自動的に計測してくれます。Restingで表示されるものが安静時心拍数です。日によっても違いますから、数日測って平均的な値を取るのが良いでしょう。

心拍数計測はほとんどバッテリーを消費しない

買う前は心拍数を常時計測しているとあっという間にバッテリーを消費するのではないかと心配していたのですが、実際は杞憂でした。心拍センサーはほとんどバッテリーを消費しないようで、睡眠モニターで一晩中計測しておいても2~3%ほどしか減ってません。日中もずっと常時計測していますが、しない時に比べてバッテリーの消費はほとんど変わらないと思います。ですから常時計測していても全く問題はありません。

心拍数を計測すると体調がわかる

心拍数を計測するのは別にトレーニングだけが目的ではありません。普段から自分の心拍数を把握していれば体調の変化がわかります。一般的に言って、体調が悪いときは安静時の心拍数が20くらい上がります。これは体温を測るよりも確実性があります。僕は普段なら安静時は60くらいなのですが、これが80くらいになると明らかにヤバイなとわかります。これって意外と自分では気付かないんですが、そんなとき心拍数に異常があれば今日はおとなしくしておこうとか予防もできるわけですよ。これって確実性があるので、せっかくスマートウォッチを買ったら毎日測る習慣を付けた方がいいと思いますよ。

スポンサーリンク

関連記事

-スマートウォッチ, デジタルガジェット
-

Copyright© 片雲の風に誘われて , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.