自転車

1993.10.10 越前海岸ツーリング

投稿日:2019 年 8 月 27 日 更新日:

実走日:1993年10月10日(日)
コース:茂原~梅浦~大味~朝日町~織田町~宮崎町~糠~茂原

 10月9日土曜日、永平寺門前山口荘YHに宿泊する。ここは旅館を兼営していて、今日は一般の泊まり客の方が多い。翌10日体育の日は昨日に引き続いて雲一つ無い快晴である。暑くもなく寒くもなく絶好のサイクリング日和だ。

 YHから越前海岸までは車で1時間半ほどかかる。国道305号線沿いの越前町白浜付近の駐車場に車を止めて午前10時過ぎに出発する。ここから越前岬に向かって国道305号線を一路北上する。コースを右回りとしたのはもちろん海をより間近に見るためである。梅浦の交差点までは民家が密集していて道幅が狭い上に、車が多くて走りにくい。今日は連休のため県外車がかなり多いようだ。

 梅浦を過ぎるといよいよ海岸に沿って走る。道幅も広くなり走りやすくなる。雄大な日本海を眺めながら走る気分は最高である。このあたりは岩礁が多く、男性的な景観が続く。しかし、トンネルが断続するのでたびたび視界を妨げられる。地図をよく確認していないのでライトを装備して来なかった。それほど長くなく照明もあるが、一応ライトは装備してきた方がよい。トンネルをいくつか抜けると玉川温泉に出るが、特に見るべきものはなくそのまま通過する。玉川温泉を過ぎると地図には載っていないかなり長いトンネルがある。最近できたもののようだ。1km以上はある長いトンネルを抜けるとすぐまたトンネルに入る。2つめのトンネルを抜けたところが呼鳥門である。ここは自然の岩のトンネルの下を道路が通る景勝地であるが、現在はその下に落石防止用のコンクリート製のアーチがつけられており、何とも味気ない。

 実際はもっと後で気付いたのだが、越前岬はいつの間に通り過ぎてしまったのだろうか。どうも、さっきの長いトンネルでパスしてしまったようだ。そういえば、この辺りは何年か前大きな落盤事故があり、マイクロバスが下敷きになった所で、その事故以後大幅な道路改良が行われたようである。したがって、国道をそのまま進むと越前岬はトンネルで通過してしまう。呼鳥門を過ぎると間もなく越廼村に入る。この辺りは水仙の群生地で春は非常に美しいそうである。ドライブインが多く、連休中とあって賑わっている。ここから大味までは快適なシーサイドラインが続く。非常に快調で平地でも35km/hくらい出る。

 まもなく大味の交差点に到着し、ここで日本海と別れて山側の県道に入り、川沿いにゆるやかに上っていく。10月だというのにまだセミの声が聞こえる。途中、風尾辺りからやや勾配がきつくなるが、何とか休まずに上り切れた。坂を上り切ったところが西別所で、標識を見て右折する。ここから朝日町に入り、天谷を経て野田までは快適な下りである。

 野田で福井方面から来た県道に合流し、右折する。この辺りから向かい風に悩まされ始める。おまけに上り坂で二重苦である。ギアをインナーに入れて必死で回すが、15km/hくらいしか出ず、なかなか進まない。向かい風と闘いながら数km頑張ると道は平坦となり、織田町の中心街に出る。ここは織田信長一族発祥の地らしいが、歴史に疎いので詳しいことは知らない。

 ここから県道をさらに3kmほど南下すると宮崎村に入る。ここは窯業が盛んなところで、越前陶芸村がある。カラー舗装された歩道があり、壁には陶板のレリーフが埋め込まれている。この辺りからそろそろ腹が減ってきた。しかし、店が全くない。あっても日曜日で閉まっていることが多い。行けども行けども店はなく、いつの間にか武生市に入る。仕方がないので非常用に持ってきたカロリーメイトを食べる。何ともさびしい昼食である。相変わらず向かい風の中を進むが、道端にはコスモスが咲き乱れ、沈みがちな心を慰めてくれる。今日はあちこちで村祭りが行われているらしく、子供が引くみこし行列とすれ違った。

 堀の交差点を直進し、少し上ると河野村の糠までは一気のダウンヒルである。途中、工事中でダートの箇所があり、やむを得ず押す羽目になる。こういう時はMTBがうらやましくなる。民家が見えてくると間もなく日本海に出る。ここから干飯崎までは本コース中最も海がよく見える部分で、視界をさえぎるものは全くない。海岸を見下ろすとスキューバダイビングをやっている人が多い。しかしさっきまで悩まされていた南風が今度は北風に変わっていてまた向かい風である。何という意地悪な風だ。なぜかいつもこういうパターンが多い。向かい風の中を23km/hをキープしながら頑張るとようやく干飯崎に着く。ここからは再び民家が多くなり、道幅も狭くなる。相変わらず車が多い。あと2kmほどでスタート地点に戻る。

干飯崎付近

 以上、あえぎ上るような急坂もなく、距離も手頃なコースであった。疲れはそれほど感じない。自転車を車に積み込んで、帰路国道305号線沿いの廚(くりや)にある町営露天風呂「漁火」に立ち寄る。ここは400円で入れて、日本海をすぐ横に眺めながら入浴することができる。ここもお薦めのポイントである。

走行距離 走行時間 平均速度 最高速度 最高地点 最大標高差
63.36km 2:50:09 22.3km/h 45.0km/h 190m
宿堂町
185m

関連記事

-自転車
-,

Copyright© 片雲の風に誘われて , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.