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1994.10.9 丹後半島一周

投稿日:1994 年 10 月 9 日 更新日:

実走日:1994年10月9日(日)
コース:間人~経ヶ岬~本庄浜~伊根~天橋立~野田川~大宮~間人

 午前9時10分、丹後町間人(たいざ)の丹後半島YHを出発する。役場前の狭い旧国道を伊根・宮津方面に進むとやがて国道178号線と合流する。少し走ると竹野浜海水浴場と砂州で陸地とつながった立岩が現れる。さらに行くと上り坂となり、トンネルで犬ヶ岬を越える。ここが最初の本格的な上りである。トンネルを抜けるとすぐ丹後松島の標識があり、休憩所と展望台がある。高台にあるのでここから丹後松島をよく眺めることができる。今度は下り坂となり、平の集落で一旦平地に下りる。そしてまた断崖の上まで上り、しばらく海を見下ろしながら走る。やがて前方に円錐形の山が見えてくると経ヶ岬は近い。あとひと上りすると経ヶ岬のレストハウスに着く。灯台に行くにはここからさらに1km先の駐車場まで行って徒歩で約20分かかるが、一度行ったことがあるので今回はパス。一旦下って上り直す形になるので体力の消耗が激しいからだ。ちょっと休憩していると後から上ってきたランドナーの二人がこんにちはとあいさつしてくれた。

 経ヶ岬をあとにすると2回目の本格的な上りが始まる。道は完全な山の中に入って行き、途中ヘアピンカーブ2回をはさんで白南風隧道に到達する。標高は約100mである。トンネルを抜けるとパッと視界が開けて、目もくらみそうな断崖の上を走るすばらしいダウンヒルを楽しめる。ここは苦労して上ってきた甲斐がある。少しずつ高度を下げて洞門を抜けると展望所があるのでしばらく休憩する。展望所からもさらにダウンヒルが続き、ここから眺める海景はまさに絶景。全コース中のハイライトである。少し下って道が大きく右にカーブするところには甲崎の展望台がある。ここからはすぐ下の断崖絶壁や走ってきた道路、さらに遠方には経ヶ岬の灯台が小さく見える。

かまや海岸

 甲崎を過ぎると蒲入の集落まで下りが続き、そこからまた上りとなる。これが3回目の本格的な上りだが、この上りが非常にしんどい。カーブを曲がるたびに終わりそうでなかなか終わらない。ここも標高100m以上まで上らされる。やっと上りが終わるとかなり長いダウンヒルが続く。そして宇良神社の看板があるところで左折し、本庄浜に出る。ここは国道178号線をまっすぐ行っても峠を越えなければならないので、ツーリングマップに「景色ふんいきバツグン」と書いてある道に入ってみた。

 海岸に行き当たる手前で右折するといきなり急坂が始まる。そしてこの急坂がこれでもかというほど続く。海はどんどん下に遠ざかっていくのに上りは全然終わらない。本当に標高100m程度なのかと疑うほど上っているような気がする。ここが4回目の本格的な上りだが、はっきり言って超しんどい。思わず来たことを後悔してしまった。やっと峠のような場所を越えて下りになるが、その後も何度かアップダウンを繰り返す。もちろん国道178号線を走るよりは海沿いなので景色はいいが、やっぱりしんどい。地図には載っていない新しいトンネルを抜けると一気に下りとなり、大泊でやっと国道178号線と合流する。ここからは素直に国道178号線を行くことにする。伊根に出るにはもう一山越えなければならない。今度は5回目の上りが始まる。この上りはずっとだらだらした上りでそれほどきつくはない。峠を越えると一気に下って伊根町の中心部に着く。ここまで来るとようやくアップダウン地獄の恐怖から開放される。

 伊根町は舟屋で有名なところで、NHKの連続テレビ小説「ええにょぼ」の舞台となったことは記憶に新しい。国道からはその舟屋を伊根港越しに遠くに眺めることができる。もっとよく眺めたければ高台にある舟屋の里公園まで行けばよい。宮津市に入ってすぐの大浜海水浴場で昼食をとり、13時頃まで休憩する。

 まだ全行程の半分も来ていないのに意外と時間を食ってしまったので、ここからは飛ばして遅れを取り戻すことにする。幸いこの先はほとんど平坦な海岸沿いコースなので28km/h前後の快速で巡航する。やっぱり平地は楽だ。順調なペースで距離を稼ぎ、日本三景天橋立の北側に到着。ここも来たことがあるし、観光客であふれかえっているだけなのでパス。天橋立を過ぎると交通量も多くなる。さらに走って岩滝町役場から2つめの信号で、交通量の多い国道を避けるため石田2kmの標識を見て右折する。この道に入ると急に静かになる。やがて北近畿タンゴ鉄道の線路と並走するようになり、野田川駅前を通過して線路を渡るとすぐ国道176,178,312号線の3つの国道の交差点に出る。

 この交差点を右折して国道312号線に入る。この道も交通量は多いが道幅が非常に広い。ここからはまた峠越えの上りとなるが、鉄道線路と並行している割には結構勾配がきつい。本当に列車が上れるのだろうかと思うくらいの勾配である。しかもかなり長い間だらだらと続く。疲れも出てきているので非常につらいところである。やっと峠を越えるとゆるい坂で少し下り、その後は一直線の単調な道となる。つまらない国道を避けるため周枳というところで右折し、並行する府道を走る。この道は古い集落を結んで走る昔ながらの道である。今日は各地で秋祭りが見られる。そのまままっすぐ進んで内記で左折して橋を渡り、国道482号線に入る。

 国道482号線は竹野川に沿った2車線の道で交通量も少なく走りやすい。残り15kmとなりラストスパートしたいところだが、お決まりのパターンで向かい風である。いつも最後はこうやって向かい風に苦しめられることになるのだ。残り10kmを切っても、行けども行けども周りは山ばかりで全然海は見えてこない。そして国道178号線との交差点を直進するとまた上りとなり、ついに山とぶつかって最後のトンネルに入る。このトンネルがずっと上りで非常にしんどい。トンネルを抜けるとすぐ間人の町並みが現れ、坂を下って行って16時前に丹後半島YHに帰り、連泊する。はっきり言ってバテている。このコースはアップダウンが非常に激しく、超ハードであった。

走行距離 走行時間 平均速度 最高速度 最高地点 最大標高差
91.39km 4:19:19 21.2km/h 52.0km/h 140m
経ヶ岬隧道
140m

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