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XOSS G+のログ精度を検証する

投稿日:2019 年 12 月 11 日 更新日:

先日XOSS G+の簡単なレビューを行いましたが、実際にログの精度はどのくらいなのか気になるところですね。そこでGarmin eTrex 30xと同時計測して地図上で比較してみました。新しいおもちゃを買うと走る口実ができて良いですね(笑)。


Garminとログ比較

以下にXOSSとGarminのログを重ねたものを表示します。赤がXOSSでグリーンがGarminです。プロフィールマップを見るには「詳細を見る」をクリックして下さい。

かなり拡大してみても、ほぼ重なっていることがわかりますね。ぶっ飛んだりすることは全くありません。精度的にはGarminと互角と言っていいでしょう。中華恐るべし(笑)。まあ平地ですからあまり差が出ないことは予想できたんですけどね、山間部だとどうなるんでしょうか?

後日、山間部のログも取ってみました。やはり精度的にはGarminと全く差がないですね。中華恐るべし(笑)。

高度は誤差が大きい

平面の位置精度は十分高いことがわかったんですけど、問題は高度の方です。一般的にGPSは水平精度に比べて垂直精度がかなり落ちるのが普通です。そのため高級機では気圧高度計を併用して精度を高めています。eTrex 30xも気圧高度計を内蔵しています。

XOSS G+もパッケージには"Built-in Barometer"と記載されていたためちょっと期待したんですが(笑)、これが本当かどうかは今のところ不明です。

山間部のプロフィールマップを比較しますとどちらもほぼ合っているように見えますが、実はXOSSの方は補正がかかっているため生のデータではないのです。今まで知らなかったのですが、Stravaは気圧高度計を持たないデバイスからアップロードすると自動的に内部の地形データによって補正される仕様になってるんですね。XOSS G+は本体から直接ログをダウンロードできないため、いったんStravaにアップロードしてからGPXをダウンロードする形になります。そのため生の高度データをダウンロードする手段はないのです。

しかし、スマホのアプリでアクティビティーを参照すると、一応生のデータを見ることができます。下の画面は山間部のログをアプリで表示したもので、グレーで描かれているグラフが高度を表します。

Garminの示す値がほぼ正しい高度ですが、それに比べるとXOSS G+は40mほど高めに出ていることがわかります。これは常にそうですね。一応上り下りの形自体は合っているということで、絶対値がずれるだけなので、40m差し引けばおおよそ正しい高度になるとも言えます。

もし気圧高度計を持っていなればGPS高度はかなり暴れるのが普通ですが、極端な凹凸は見られないですね。スマホでログを取るともっと凹凸になりますから、そういう意味では気圧高度計を持っているようにも見えます。これは今のところ断定的なことは言えません。

その他、ログの仕様でわかったこと

ログの容量

この機種は内部に8MBのメモリを持っており、最大1520km分のログが記録できるとされています。メモリがいっぱいになったときは古いログから上書きされていく仕様です。

記録間隔は1秒

ログの生データを見てみますと、スピードとは無関係に1秒間隔で記録されていることがわかります。したがって、容量はかなり大きくなります。Stravaにアップするのも結構時間がかかりました。

温度計を持っている

Stravaにアップロードしたデータを見ますと、温度の変化が記録されていることがわかります。したがって温度センサーを持っていることは間違いありません。しかし、本体では温度を表示することはできないのですね。温度って結構重要な情報なのにもったいないと思いました。

まとめ

山間部も含め、ログ精度自体はGarminと遜色なく、十分正確であることがわかりました。ただ高度については絶対値そのものは信用できません。脳内補正が必要になるかもしれません(笑)。

しかしStravaにアップロードすると高度は自動的に補正されてしまうため、後から見る分には問題ありません。ログを記録して残したいという目的であれば、十分達成できるでしょう。「3千円以下なら」という条件付きですが、GPSサイコンとしては必要最小限の機能は備えており、お買い得だと言えます。ログを取るだけならスマホでもできますが、盛大にバッテリーを食ってしまうため、やっぱり専用機に任せた方が安心でしょう。

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