ロードにフラットペダルのすすめ

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カスタマイズ自転車

ロードバイクを買ったら最初は立ちゴケが怖くてみんなフラットペダルを付けると思うんですが、少し慣れてくるとビンディングペダルを試したくなるんですよね。そしていずれはビンディング無しでは考えられなくなります。ロードバイクにフラットペダルなんて素人っぽくてダッセ~と思ってる人多いでしょ? 自分もそうでした(笑)。

でも最近ビンディングペダルって意味あるのかよ?と思うようになりました。というのもIDIOMには最初からフラットペダルを付けてるんですが、長距離走っても坂登っても特別しんどいとは思わないんですよね。逆にビンディングにしたからと言って速くなったり楽になることもありません。僕のレベルでは違いがわかりません。要するに貧脚はどんな機材を使おうが遅いのは変わらないんです(爆)。軽量化が無意味なのと一緒ですね。

だったら最初からフラットペダルで良いじゃないか?という話です。軽量化に続いて「ロードバイクの常識を疑う」シリーズ第2弾ですよ(笑)。

冬こそフラットペダルを使え!

冬のサイクリングってただでさえ着る物が多くてめんどくさいんですが、中でも極めつけにめんどくさいのがシューズカバーでしょう。靴を脱ぐたびに付けたり外したりしないといけない。それもやたらと手間がかかります。飲食店で靴を脱いで上がるようなところだと超絶めんどくさかったですね。このめんどくささは誰も異論はないだろうと思います。

でも自転車用シューズって通気性が良いのでシューズカバーを付けないと足先が冷えて死にます。めんどくさくても付けないわけには行きません。僕はあのめんどくささを考えただけで自転車に乗る気がなくなります。だからシューズカバーが要るようになったら冬眠というマイルールを決めてました(笑)。

もう一つ、自転車用シューズは底に穴が開いているので防水性が全くありません。昔、雪が溶けてベタベタになった道を走ったら底から浸水して靴の中がびしょびしょになり、えらい目に遭いましたよ(笑)。死ぬほど足が冷たかったです。もうあの辛さは二度と味わいたくないですね。これも冬にロードバイク乗りたくない理由の一つ。

冬眠も長いと半年くらいになりますが(爆)、あまりに乗ってないと体力が落ちてもう乗れないんですよね。リハビリだけで1シーズン終わります(笑)。別にサイクリングはしなくていいんですが、ちょっと遠くの店までお昼を食べに行くとか、月に2度くらいは天ダムクライムとか(笑)、少しずつでも乗ってるとだいぶ違うと思うんですよね。ただそれを阻むのがシューズカバーですよ。あのめんどくささを考えただけで一気にやる気が失せます。そこでふと思いつきました。フラットペダルにすればええやん!(笑)

こういう発想は普通のロード乗りには出てこないでしょう? なぜならビンディングペダルこそ最高でフラットペダルは劣るものであるという固定観念が刷り込まれているからです。一度刷り込まれた固定観念はそう簡単に捨てられません。だからめんどくさくてもシューズカバーを使うのです。しかもカイロを入れたりしながら(笑)。


手持ちのフラットペダルがないので、とりあえず以前使ってた片面SPDペダルを引っ張り出してきて交換しました。これって便利なようですぐ裏向いてしまうので意外と不便なのです。もちろんSPDシューズは使用しません。

普通の靴で乗るとめちゃくちゃ快適ですよ。全然寒くないし、防水靴なら路面が濡れてても安心です。僕みたいな貧脚には走行性能にはまったく影響なし(笑)。フラットペダルなら普段乗りにも使えるし超便利です。

足の冷たさを我慢しながらビンディングペダルを使ってる方、つまらない固定観念を捨てて、せめて冬の間だけでもフラットペダルに交換してみませんか? あのめんどくささがなくなるだけでもモチベーションが上がりますよ。輪行も楽になりますしね、「ロードにはビンディングペダル!」という凝り固まった考えは捨てた方がいいです。

片面SPDはいまいち使いづらいので、ちゃんとしたフラットペダルを買ってみようかな? どうせ冬限定なんですから、こんな安いのでも十分ですよ。片面SPDより軽いしね(また軽量化か?)。

片雲の風に誘われて