理想的なフロントバッグを発見

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この前もフレームバッグを買ったばかりなんですが、バッグ沼にはまってますのでまた新しいフロントバッグを買ってしまいました(笑)。といっても今度はミニベロ用です。

ミニベロ用と言えば、以前紹介したこちらの商品を2年半ほど使ってました。これは見た目がダサくないし、ハンドルの上に出っ張らないからGPSなどと共存できるという利点があって気に入ってました。

財布、スマホ、補給食くらいを入れるならこれで十分だと思うのですが、カメラを入れるとどうにも容量不足なんですよね。ミラーレスといえどもレンズが出っ張ってるので結構嵩張ります。このバッグは芯のないタイプですので、重い物を入れると垂れ下がってマチが狭くなります。なので結構ギリギリでした。

これはこれで良いんですが、もうちょっと容量が欲しいと思ったのでAmazonで探してみたらなかなか良さそうなフロントバッグが見つかりました。

価格は多少変動がありますが、常に500円のクーポンが付いているので実質2,080円で買えました。まあこの作りなら高くないと思います。これを選んだポイントは、芯が入っていて型崩れしないこと、奥行が結構あること、そしてハンドルバーより上にはみ出さないことです。これはフロントバッグに求められる条件をすべて満たしています。特に最後の条件を満たすものはほとんどありません。

実際に使ってみましたのでレビューいたします。外観などはAmazonの紹介でわかるので、買ってみないとわからない点を中心に紹介します。


中は内ポケットが一つ付いているので鍵などの小物を入れるのに便利です。ほぼ直方体の形状ですから容量がフルに使えて結構たくさん入ります。もちろんミラーレスカメラも余裕で入ります。芯が入ってますからカチッとしていて重い物を入れても型崩れしません。


蓋は袋状になっていて、マジックテープで留めた上でクルッと巻き、さらに左右2ヶ所のバックルで固定します。そのため開閉はちょっと手間がかかります。ただオルトリーブと同じようにファスナーを使わない方式なので浸水するところがなく、防水性は完璧だと思います。


裏側にはベルトループがあり、付属のベルクロテープ3本で固定する方式です。ベルトループの位置を見ればわかるように、かなり上寄りにあります。ですからベルトをやや緩い目にすればバッグがハンドルバーの下に収まって上にはみ出しません。


フラットバーの自転車に取り付けるにはワイヤーがちょっと邪魔になります。下側のベルトはこのようにワイヤーに巻き付けておけば左右に揺れるのを防げます。


IDIOMに取り付けてみますとなかなかカッコ良いじゃないですか! サイズ感も操作の妨げにならないし、ちょうど良い感じですね。


ハンドルバーより上にはみ出さないのでGPSやサイコンと共存できるのが嬉しいです。


サイドビューもスッキリしていてカッコ良いですね。やっぱり直方体だと見栄えが良いですね。あまり厚みがありすぎるとダサくなりますが、このくらいなら美観を壊すことがありません。サイドのフックは付属のショルダーベルトを取り付けるためのものです。


想定外だったのですが、何とロードバイクにも取り付けられました。というか、ワイヤーが邪魔しないのでこちらの方がうまく付けられます。見た目も意外とカッコ良いですね。このまま上ハンを握ることもできますし、GPSとも共存可能です。ライトは光線が遮られるのでハブ軸に移すとかした方がいいでしょうね。ロードバイクには無理と思っていたので、これは嬉しい誤算でした。


タイヤまでの距離は3センチはあります。重い物を入れても垂れ下がらないのでタイヤに擦ることはありません。ただしハンドルを低くしている人は無理でしょうね。目安としては、ハンドルバーの下端からタイヤまでの距離が20センチ以上あれば取付可能です。

というわけで、このフロントバッグはかなり理想に近いです。いくつものフロントバッグを買ってボツにしてきた僕が言うので間違いありません(笑)。アタッチメントが不要でハンドルバーより上に出っ張らないとなるとほとんど選択肢がないんですよ。モンベルの超ダサいデザインに比べたらはるかにカッコ良いです(笑)。基本的にミニベロやクロスバイク向けですが、条件次第ではロードバイクにも取付可能なので、フロントバッグで悩んでいる方は検討してみてはいかがでしょうか?

一つだけ難点を言いますと、蓋の開閉は左右のバックル2ヶ所を外す必要があるため、かなり手間がかかるということです。まあこれは防水性との兼ね合いなので仕方ないかもしれません。もともとマジックテープで留まってますので、頻繁に開け閉めする場合はバックルをはめなくても良いかと思います。

片雲の風に誘われて