Picasaに移転しました

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写真

これまでGallery2を使用して自宅サーバーでギャラリーを運用していましたが、自宅サーバー完全停止に向けてPicasaウェブアルバムに移転しました。ギャラリーのURLは下記の通りです。

302 Moved

移転したもう一つの理由は、独立系のギャラリーではアクセスが伸びないんですよね・・。たまにキーワードでヒットする程度。やっぱり大手のフォトストレージにアップロードしてタグ付けしておいた方が見てもらえる確率も高まるだろうと思います。

移転するにあたってFlickrにするかPicasaにするか、ずいぶん悩みました。そこで両方のアカウントを取得して使い心地を試してみました。どちらも有料と無料のアカウントがあって、無料の場合はそれなりに制約があります。

おそらく規模から言えばFlickrが最大と思われますので、そこへ入れておけばアクセス増加も期待できるのですが、無料アカウントの場合は制約が多いことが気になりました。具体的には一ヶ月にアップロードできる容量が100MBに制限されていたり(しかも削除しても回復しない)、最新の写真が200枚までしか表示されなかったり、画像の置き換えができないといった制約があるようです。ですから本格的に使おうと思えばどうしても有料アカウントを取得しないとすぐに困りそうです。まあ年間25ドル払えば済む話ですが、また移転する可能性がないともいえないので、最初から有料にするのはちょっと抵抗があります。ただ有料アカウントを取得すれば容量の制約は一切なくなる点は魅力といえます。

一方Picasaの方は無料アカウントでは容量が1GBまでという制約がありますが、容量以外には機能的な制約がないんですよね。1GBといっても200kB程度の写真なら5000枚はアップロードできるわけですから、当分は無料のままいけるはずです。もし容量が足りなくなっても年間20ドルで10GB追加することができます。さらにPicasaのいいところは、無料の画像編集ソフトPicasaと連携して画像のリサイズからアップロードまで全自動で行えるという点です。これは使ってみるとむちゃくちゃ便利でした。これまでは一枚一枚写真をセレクトした上でPhotoshopでリサイズし、さらに一枚一枚ブラウザからアップロードするという大変手間のかかることをやっていたわけですが、Picasaはオリジナルの写真をアルバムに放り込むだけでリサイズして一括アップロードしてくれますので作業工程が大幅に省力化されました。しかもローカル側で画像を修正すればウェブアルバムに即座に反映させることも可能で、まさに至れり尽くせりです。ウェブアルバム自体も僕の嫌いなFlashを一切使わずJavaScriptだけで実現されているところも凄いと思いました。

というわけで、無料でしばらく使えそうなPicasaの方を選びました。できるだけ大きいサイズで見てもらいたいので、長辺1024ピクセルに統一してあります。ブラウザのサイズに合わせて画像が自動調整されるところもすばらしいです。Googleの技術力に脱帽です。

片雲の風に誘われて