魚飛渓と島勝浦

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ライド記録自転車

2日目はどこ走るかなかなか決まらなかったのですが、この辺りって行き止まり路線が多くてどうもコースを取りづらいんですよね。当初は三木里~新鹿の海岸線も考えてましたが、あそこって周回が難しいし、往復もアップダウンを考えるとやりたくない。まあ過去に走ってますしね、あえて行く必要もないかということになります。

ということで、尾鷲までは行かずにその手前の海山エリアを走ります。しかし行き止まりばっかりでどう考えても距離が伸びない。そうや、何も目的地を一つに絞らなくてもええやん。二つ以上の目的地を組み合わせて一日で走ればええんや!

一つはまだ行ったことのない又口川の魚飛渓、もう一つは前に行ったけど島勝浦へもう一度行ってみようかと思いました。いったんスタート地点に戻って再出発する変則二部構成ですが、コースを引いてみると約40km。半日コースとしてはちょうど良い距離じゃないかと思ってこの案に決まりました。

走行ログはこちら↓


スタート地点は県道760号沿いにある「種まき権兵衛の里」とします。ここは広い駐車場があります。無料ですが、夏期(7~8月)のみ有料1,000円となります。まあ川遊びとかする場所なんでしょうね。


まずは魚飛渓を目指して銚子川を遡っていきます。2kmほど走って銚子川と又口川の出合にある橋からの風景。銚子川は大台ヶ原を源流とし、日本有数の透明度を誇ります。さすがに綺麗。


支流の又口川に沿って登っていくと、大きな岩が集まっている渓谷に入ります。この辺りが魚飛渓と呼ばれている場所です。


スタート地点から5.5kmでクチスボダムに到着。標高差100mほど登ってますが、緩やかなのでそんなに登った気はしないですね。


R425にちょっとだけ入ってクチスボダムの堰堤まで行ってみます。ダムの中へは入れませんでしたが、とりあえずここまで来たということで。ちなみにこの先、奈良県境を越えることはできますが、坂本ダム付近で通行止めになってるので下北山へは抜けられません。


クチスボダムで折り返して同じ道を下っていきます。行きは朝早かったので日が当たらなかったですが、やっと光が入ってきた。


途中にある吊り橋から魚飛渓を眺めてみました。


いったん種まき権兵衛の里に戻りまして、第二部スタートです。県道760号を東へ進んでR42を渡り、銚子川の河口に出ます。


途中飛ばしましたが、県道202号を走って引本から島勝浦へ向かいます。島勝トンネルを抜けたところの船越には休憩所があり、ちょっとしたビーチになっています。やっぱり晴れた日の海は綺麗だ。


船越から50mほど登って第二島勝トンネルを抜けると紀伊長島方面の海岸線を見渡せます。


島勝浦の集落内に入って、ここが漁港です。


トンネルを抜けて和具の浜海水浴場へ行こうと思ったら、何とトンネルごと厳重に封鎖されておりました。ここまでやるか! 5年前は自由に行けたんですけどね、Googleクチコミによるとシーズンオフは閉鎖してるらしい。やっぱり不届き者のせいか?


前は峠を越えて須賀利まで行ったんですけど、戻るのが大変なので今回は島勝浦で引き返します。矢口浦まで戻って湾の一番奥の風景。こうやって見ると湖のように見えますね。


養殖筏が並ぶ矢口浦から引本浦にかけての風景。このあたりはずっと平坦で海のそばを通る最高のシーサイドライン。


帰路はちょっとルートを変えて、引本トンネルを抜けて白石湖沿いに回っていきます。ここはカキの養殖が盛んなところです。


白石湖から尾鷲方面を見ると三角形の美しい山が便石山です。いい山らしいので登ってみたいなぁ。

この後、相賀の町を抜けて同じ道を戻り、13時に種まき権兵衛の里に帰着しました。ここから自宅まで3時間半くらいかなぁ? まあ日帰りで行けないことはない距離なんですけどね、それはそれでしんどいんですよ。

片雲の風に誘われて