Vista HCxのチップファームを2.90に更新してからタイミング良く芋峠に行ってきました。果たして測位精度は改善されたのでしょうか?
これが問題の栢森~芋峠間のログです。普通なら思いっきりずれるところですが、なぜかこの日はずれませんでした。多少は外れてますが、この程度は誤差の範囲内です。同行したcancan氏のLegend HCxも同じくずれてません(チップファームは2.80)。ただしGPS高度はやっぱり狂ってます(本来400mに対し244mを示してました)。どうやら日によっても違うということがわかってきました。
これで良くなったのかと思いましたが・・・

今度は滝野から染谷峠へ上っているところで大きなコース外れが発生。直線距離で最大450mのずれを示しております。GPS高度を見るのを忘れてましたが、これは明らかな異常状態です。しかし再び見通しが良くなったところで自然復帰。以前なら自然に直ることはなかったので少しは改善されたのでしょうか?
結局良くなったのか変わってないのかは何とも言えないのですが、異常が発生する状況というのはほぼ100%特定できました。それは「杉林」です。以前から異常が発生した状況を調べてみると、すべて杉林の中であることに気づきました。山の中でも杉がなければまったく発生していません。だから奈良県周辺だけで頻繁に発生することも頷けます。なぜ杉だけが悪さをするのかわかりませんが、他の木より背が高く、密度が高いことは確かですね・・
コメント
日本語版のVer.2.90はまだ公開されていないですね。
但し、私のVistaHCxは、Ver.2.80にアップしてから何の問題も起きていないんですよね。
杉林の中も沢山歩いていますが、問題無いです。
その染谷峠の杉林は、間伐が行き届いていなくて、下草も生えないほど真っ暗というこ
とはないでしょうか?
@風景達の山本 さん
鬱蒼として真っ暗ですね。(^^;
奈良の杉林は半端じゃないです。
間伐されて空が明るくなったところで復帰しました。
やはりそうでしたか。(^^;
手入れ不足の杉林が原因ですね。
東京・神奈川・埼玉など関東の山も同じ様なものですよ。
真っ暗で、モヤシの様に細い杉が伸びています。
但し、ここ数年は都や県が間伐を進めている為、だいぶ明るいところが増えてきました。
奈良県は杉花粉の飛散量も全国有数ですからね。
林業の衰退がGPSにも悪影響を及ぼしているとは・・(^^;
はじめまして。
V3.00のハングアップしまくり(&ログがとれてなかったり)に耐えかねて、
速攻3.10にあげてしまいましたが、まだ不具合あるんですね。
しかも、最初の画像のようにいきなり飛ぶようなログになれば、あてにならないと
判断できますが、2枚目の画像のように一見スムーズに記録されていると
怖いものがありますね。
@あさかん さん
はじめまして。
ハングアップは未だに経験ないんですが、測位精度には悩まされています。
昔のGPSみたいにすぐロストして飛んでくれれば気にならないんですが、一見正しく取れているように見えて実は間違っているところが怖いのです。
ハングアップやログが取れていないと云う経験は私もありませんね、
個体の不良の問題でしょうねぇ… 再現性があれば治して貰える話ではないでしょうか、
私たちが話題にしているロジックの問題とは違いますね。
そうでしたか。
自分の場合、V2.80までは一度も起きたことがなかったのですが、V3.00にあげた途端、
その症状が出てきてしまい、1/2~1/3ぐらいの確率で起動途中でハングアップし、
一旦電池を抜かないと何も操作できない状態になってしまいました。
V3.10にアップデートした後は、安定してるように思われます。
V3.0のファイルかアップデートに問題があったのかも知れませんね。
V3.00でしばらく使ってましたが、ハングアップは一度もなかったですね。
めったにないことですが、アップデートに失敗したのかもしれません。
ご存じかもしれませんが、ちょっと気になった現象を報告しときます。
昨日、伊豆高原駅まで電車で移動した際に、VistaHCX(V3.10)を稼働させて
ログをとってみたところ、トンネルに入って電波が入っていない時間帯も
ログが残っており、そのログはトンネル突入前の速度で、突入前の進行
方向にまっすぐ伸びていました。
これを見ると、どうやら電波が全く無い状態でも無理にログを残そうとして
いるように思われます(低速時にどうかはわかりませんが…)。
どういうわけかトンネルに入ってもすぐには途切れないですね。
おそらく電波が一瞬途切れても位置予測する仕組みがあるのだと思います。
そしてそれが悪さをしてあのような位置ずれが起こるのでしょう。
Vista HCxを購入しようと考えていて、貴兄のサイトを拝見しました。
わたしは、車ではgarmin NUVIを使用しており、それに10mの等高線や林道を自作で入れて更に山でも使用しています。難点は、道路から離れても、OnTheRoadになっていまうことですね。
日によって、衛星の捕捉がしにくい日があります。そんな日にあたると、位置づれは大きくなるのではないでしょうか?
確かに日によってばらつきはありますね。
同じ場所でもずれたりずれなかったり・・です。
はじめまして。私もVistaHCxを購入後同じ現象を体験しました。
貴兄のサイトでHCxのバグらしいことを拝見し、驚いてインターネットで検索すると海外のフォーラムでは発売時から問題になっていることがわかりました。
etrexHと同時にログをとりVistaHCx特有の不具合であることを確信したため、半年間ガーミンと苦情メールをやり取りして交換してもらいました。
直っているかどうかまだわかりませんが、本サイトのおかげでVistaHCx(MediaTek)の欠陥かもしれないと強く認識でき感謝しております。
@tokumei さん
はじめまして。
海外では既知の事実なんですね・・
これはVistaHCxというより、MTK製チップの欠陥と認識しています。
最近はファームアップにより以前よりは改善されたように感じています。
ただ衛星の位置関係にもよるのでしょうが、日によって出たり出なかったりする場合があります。
私は国内購入でしたが、販売店にしつこく交渉して返品させてもらいました。
ガーミン社の隠蔽体質には怒りを覚えます。
こんにちは。 経過報告です。
VistaHCxを昨年10月に交換後使用し続けてきました。
なんか直ったかなと思って安心していましたが、残念ながら位置ずれ(海外ではdriftと呼んでいます)が発生してしまいました。位置ずれは170mほどです。 WAAS-ONでもOFFでも発生します。
VistaHCxと共にetrexHとMagellanTriton(SiRFstarIII)も同時にログを取っていたのですが、位置ずれは発生していません。
VistaHCxは画像地図非対応世代としては一番完成度が高いと思っています。それだけにショックが大きくMeiaTekを使用しているのが残念でなりません。
購入時GPSMAP60CSxと比較し、アンテナの違いだけかなと思ってVistaHCxにしたのが大間違いでした。
まさかこんな違いがあるとは夢にも思いませんでした。
VistaHCxは感度が高く現在位置をロストしにくいので感動して信頼してしまいます。
位置ずれは起きにくいのですが、etrexHやSiRFstarIIIが正常動作する状況でも位置ずれします。
しかも一見正常なログに見えるので位置ずれが起こっても気がつきにくいと思います。非常に怖いです。
以上ぐちになってしまいましたが、位置ずれは直っていないという報告です。
@tokumei さん
ご報告ありがとうございます。
まあこちらでも同じですが、完全には直っていないということですね。
山の中では谷一つ分ずれたりしますので、信用しすぎると怖いということがわかっています。
めったにロストしないだけに、かえってタチが悪いです。
信頼性ではやはりSiRFstarIIIに軍配が上がるということですね。