古座川の一枚岩から嶽ノ森山

登山

3日目はどこ行くか迷っていたのですが、南部の道の駅で車中泊したため、もともとはその近くの龍神山・三星山あたりを考えていました。ただ運悪くこの日は土曜日で、3台分しかないらしい駐車場が埋まる恐れがあったためそこは避けました。それ以外では大塔方面にある法師山を考えたのですが、南部からだと登山口までのアプローチが非常に長い。次の日の行動まで考えるとあまりに効率が悪いので、ちょっとしんどいなと思いました。

そこで急遽思いついたのが古座川にある嶽ノ森山。本来は最終日に登ろうと思っていたのですが、調べてみると南部から無料の高速を使って1時間ちょっとで行けるみたい。しかも県道すさみ古座線が明神付近で通行止になっているため、西側からのアプローチの方が行きやすいんですよね。帰る日に古座川にいると帰路がとても長くなってしまうので、一日繰り上げてこの日に嶽ノ森山に登ることにしました。

GPSログはこちら↓


登山口は古座川の一枚岩付近にあります。ここは自転車で何度も来てますが、こんな山が存在すること自体、全く知りませんでした(笑)。道の駅に停めてもいいですが、そこから300mほど上流側にある駐車スペースに停めました。こちらの方が登山口には近いです。トイレもあって、道の駅より立派です(笑)。


駐車スペースからR371を上流方向へ歩いて行きます。古座川の流れはいつ見ても美しい。それにしても最高の天気だ。


すぐに一枚岩トンネルがあり、その右側にある旧道へ入ります。一応小さな看板はありますが、これは知らないと見落としますね。


旧道に入ってすぐのところに登山口の道標がありますので、ここから左の登山道に入ります。


登山道に入ってしばらく急登が続いた後、標高200m付近に最初の見所・ナメトコ岩にさしかかります。ここはV字型にえぐれた岩の上を沢が流れる滑床になっており、この上を歩いて行きます。水の上は滑るので、歩きやすいように足形の窪みが付けられています。


反対側を見るとこんな感じ。わずか標高200mくらいのところにあるとは思えない雄大な風景ですね。おそらく古座川の一枚岩と同じ岩質なのでしょう。


ナメトコ岩を過ぎるとこの山の至るところにあるフィックスロープが出てきます。ロープにつかまりながら急峻な岩場を登っていきます。


中盤あたりは湿っぽい感じの植林帯を登っていきます。


山頂直下はまたフィックスロープで岩登り。険しい!


やっと雄岳の山頂に着きました。とても標高376mとは思えないくらい登った気がしますね。


山頂そのものはあまり展望がないですが、その前後から展望が開けます。こちらは東側の展望。手前に見えるのが雌岳ですね。


こちらは北側の展望。この辺の山になると全くわかりません(笑)。


雄岳を後にして次は雌岳を目指します。山頂直下からまたフィックスロープの激下りが始まりました。ここが下り切ったところの鞍部で、帰りはここから一枚岩へ下ります。その前に雌岳までピストンします。


雌岳へはまたフィックスロープにつかまって岩をよじ登ります。


雌岳は切り立った大岩が山頂になっており、小さな祠が祭られています。標高は369mと雄岳よりわずかに低いですが、展望はこちらの方がいいです。


山頂の岩から下を覗き込むとほぼ垂直に切れ落ちていて怖いです。


登っているときは全然気付かなかったのですが、雄岳ってこんなに急峻だったんですね。標高400m足らずとは思えない高度感があります。


こちらは北西方面の展望。名前はわかりませんが、紀伊半島最深部の山々ですね。


こちらは南側にある峯ノ山です。尾根伝いに歩けて、山頂近くまで林道が通っているので車でも行けるようです。


さて再び鞍部まで戻ってこれから下山を始めます。ここには非常に長いフィックスロープがあります。こういうところはロープにつかまって後ろ向きに下るのが定石です。


標高150m付近まで下ると豆腐岩があります。文字通り豆腐を角切りにしたような感じに割れた岩です。


豆腐岩からさらに100mほど下って、南側の登山口に出ました。ここからR371を歩いて道の駅へ向かいます。


でかすぎて写真に収まりきらない一枚岩(笑)。

距離も標高差もそんなにない山ですが、そんなことは全く感じさせないほど変化に富んでいて非常に楽しいお山でした。

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片雲の風に誘われて
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