音羽山と経ヶ塚山

登山

多武峰の東、桜井市と宇陀市の境にある標高900m前後の山塊は音羽三山あるいは竜門山塊などと呼ばれます。大和盆地からはよく見える山なのでいつも見慣れてるんですが、なぜか近くにありながら今まで登ったことがなかったんですね。おそらく植林ばっかりで登っても全く展望がないことから気が進まなかったんでしょうね。

ただトレーニング的な観点からはかなり良い山です。マイカー利用でも標高差は600mあり、結構登りごたえはあるはずです。一般的には音羽山・経ヶ塚山・熊ヶ岳の三山を縦走するコースが人気ですが、熊ヶ岳まで行くとアップダウンが大変なのと、駐車場までの戻りも長いので今回は見送り、音羽山と経ヶ塚山の二山を登って折り返すピストンコースとしました。

GPSログはこちら↓


登山口は音羽山観音寺の駐車場です。鹿路トンネルへ向かう県道37号線の折居付近から橋を渡って狭い道を少し上がったところにあります。10台ほど停められますが、平日でも5台停まってました。これは土日に埋まるパターンやな。


舗装道路をそのまま60mほど登り、南音羽の集落を抜けると参道との分岐があり、左のコンクリート舗装の道へ進みます。軽四が通れるくらいの道が寺まで続いていますが、これより先は一般車は通行できません。


観音寺まで十七丁あり、一丁ごとにこのような丁石が設置されているので、あとどのくらいあるかわかります。


参道はところどころ未舗装ですが、ほとんどはコンクリート舗装されています。しかし車道にしては傾斜がものすごくきつい。寺へ行くには老人だろうと歩いて行くしかないわけで、これは非常に過酷です。


何度もぐねぐね曲がりながら高度を上げ、やっと音羽山観音寺に到着しました。正式には善法寺と言います。ここの標高が580mくらいですから、ちょうど半分登ったことになります。この寺はNHKの「やまと尼寺精進日記」で有名なんですね。ご住職の写真パネルが迎えてくれます。それにしてもこんなすごい山の上にあるとは思わなかった(笑)。


これは境内にある「お葉つきイチョウ」の木。周囲4.8m、高さ25mあるらしい巨木です。


観音寺を過ぎるとようやく登山道が始まります。最初のうちは笹原の急斜面をジグザグに登り詰めていきます。ここが一番きつかったです。しかしこの辺だけ明るい雰囲気で気持ちいい!


高度を上げるにつれて後ろ側の展望が開けてきます。ポコッと飛び出した特徴的な山頂は多武峰の御破裂山ですね。


150mくらい一気に登って音羽山万葉展望台に着きます。全コースを通して唯一展望が開けるのはここだけ。明日香から南の奈良盆地が一望でき、背後に金剛・葛城がそびえています。


展望台を過ぎるとまた鬱蒼とした植林帯に入っていきます。ここがまたキツい!


標高800mを超えるとなだらかになって、わずかに下った後もう一度登り返して音羽山に着きます。標高851.7m。地形図には三角点マークがありますが、なぜかどこを探しても見つかりませんでした。事前の情報通り、深い植林に囲まれて展望はこれっぽっちもありません。まあこれは想定の範囲内(笑)。しかし静かで休憩するには良いところです。


山頂で昼食後、次の経ヶ塚山へ向かいます。最初は笹の茂る美しい尾根を行きます。


いったん50m下って鞍部に着きます。


鞍部から80m登り返しますが、これがまたキツい! 木の根が出っ張っていて結構歩きづらい。砂地は滑りやすいところもあるので要注意です。


半分ほど登ったら道標があって、大宇陀本郷と書いてありました。ここから大宇陀方面へも行けるんですね。


最後のきつい坂を登り切ると経ヶ塚山に着きました。標高889mで音羽山よりちょっと高い。ここは音羽三山で唯一自然林に覆われており、音羽山とは対照的に明るく日当たりの良い山頂です。笹原がきれいですね。文字通り、経文を刻んだ石碑が置かれています。


例によってここも展望はないと聞いていましたが、わずかながら南西方面の展望が得られました。木の間越しにちらっと見える三角形の山は高見山と思われます。


一番奥に見えるのは三峰山でしょうね。とりあえずこれだけ見えただけでも意外な収穫(笑)。


帰りは同じ道を引き返すだけなので特に言うことはないですが、やっぱり下りは足に来ますね。特に観音寺を過ぎてからの舗装路の下りは足が前につんのめって親指の裏が痛くなってきます。膝痛こそならなかったですが、案の定翌日は軽く筋肉痛になりました。やっぱり山は体へのダメージが大きいですね。もう暑くなってきたし、そろそろ自転車復帰かなぁ?(笑)

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