天龍川の里山をめぐるライド

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ライド記録自転車

信州伊那谷を貫く天龍川。日本一の河岸段丘で知られるところですが、今回走ったのは飯田市より南側のエリア、泰阜村・阿南町・天龍村にまたがる山間地域になります。このあたりは天龍川が深い峡谷を成しており、急峻な斜面に沿って無数の集落が点在します。

全く未知のエリアなのでどこを走っていいのかわからないのですが(笑)、適当に考えたら30kmくらいのコースができました。しかし標高は大したことないものの、アップダウンがものすごくあるのでキツそうということは初めからわかっていました。実際想像以上にキツくて、ほとんど登っている印象しかありませんでした(笑)。

GPSログはこちら↓


スタート地点は県道430号と県道1号の交点にある天龍村グラウンド跡の駐車場です。今は使われてないみたいで荒れてます。


最初は天龍川に沿って県道1号を5kmほど走ります。川沿いに走れるのはここだけで、その後は道がないんですよね。


南宮大橋で天龍川を渡ります。当初は温田駅前を通って旧道経由で行こうと思ってたんですが、そのまま進むとトンネルに入ってしまいました。途中でエスケープする道があったので旧道に戻れましたが、結局ほとんど変わらなかったような。


大沢橋まで登ってきました。橋と言っても川ではなく、谷をまたいでいます。


田本の泰阜小中学校付近が標高520mの第1ピークになります。ここまで約200mの上り。学校美術館というものがあるらしく、それを記念して建てられた彫刻像があります。


第1ピークからいったん下り、左京を経て県道83号との分岐点が標高540mの第2ピークになります。ここまでが予想以上にきつかった! 猛烈に暑いし、まだ半分も来てないのにヘロヘロ。


県道83号に入ってJR門島駅付近まで一気に下ります。今まで登った分が全部帳消しになりました(笑)。赤い鉄橋の櫓橋を渡ります。


再び天龍川を渡って西側に移ります。この川は流れがすごく速いですね。


川を渡って県道83号と県道242号の交点にある商店前でたまたま止まったら自販機が目についたので水分補給しておきました。この先、自販機はないかもと思ったからですが、本当にありませんでした。ここで飲んでなかったら死んでました(笑)。


県道242号に入ってぐねぐね道を粟野まで標高差200mあまりを登っていきます。ここで左折して県道113号に入ります。


阿南町下梅田付近。景色の良いポイントはいくつかありますが、ゆっくり見ている余裕もない。これで下りかと思ったら執拗に続く上り(笑)。この先ちょっとだけ下るんですが、また上りですよ。ほんとにずっと登ってる印象しかない。


阿南町鴨目付近で川をまたいで再び登り返します。これが標高差100m程度、最後の上りのはず? でも足が売り切れてきてピークがなかなか見えない。


ここが最後のピークでした。標高510m。結構登らしやがったな!


ピークから行きに通った南宮大橋に向けて一気に下っていきます。また登った分が全部帳消しになるんだよな(笑)。


南宮大橋から行きと同じ道を通って駐車場付近まで戻りますが、ついでに飯田線の秘境駅として知られる為栗(してぐり)駅まで立ち寄ってきます。林道みたいな細い道を1キロほど進むんですが、これが平坦だと思ったら途中に峠があります。大した坂ではないんですが、もう足が重くて全然回らない。しかも小石が散乱していてパンクの危険性大です。何とか吊り橋までたどり着きました。為栗駅はこの自動車が通れない橋を渡った先にあります。


一応、自転車も入れて証拠写真(笑)。


この駅って本当に周りに何もないんですよね。何のために存在するのか不明だ(笑)。

片雲の風に誘われて