キララときめきロード(南部)と由良洞隧道

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ライド記録自転車

和歌山県中部の由良町から日高町を経て美浜町へ至る海岸沿いの道は通称「キララときめきロード」と呼ばれるルートの後半に当たります。以前、北側から走ったことはあったのですが、今回は逆に南側から走ってみました。当然戻らなければならないわけですが、由良町から県道23号の峠にある由良洞隧道を通って戻ってくる約30キロのコースを計画しました。実はこっちのトンネルの方がメインの目的だったりします(笑)。

↓GPSログはこちら


スタート地点は煙樹ヶ浜の駐車場です。すぐ前ですが(笑)、WAKAYAMA800のチェックポイント「煙樹ヶ浜大壁画」をゲットしました。


しばらく岬の南岸沿いに走っていき、日ノ御碕との分岐となる三尾の交差点を右折します。ここから方角は北へ向かいます。しかし今日は北風が猛烈に強く、由良町まで押し戻されそうになりながら全然進みません。


多少のアップダウンの後、阿尾湿地と呼ばれる湿原に着きます。ここは和歌山県最大の湿原ということですが、前に来たときは案内も何もなくて謎のエリア?という感じでした。今は駐車場ができて案内板も設置され、ちょっとした観光地っぽくなっています。


阿尾湿地から岬を北へ回り込んだところが阿尾漁港です。この後、産湯海水浴場の横を通り、産湯、比井、小浦と集落を抜けていきます。


小浦から方杭までの間に小浦峠と呼ばれるピークを越えます。標高は50mほどですが、ここが最高地点かはよくわかりません。


小浦峠を越えたところからの海です。


そして方杭にある「みちしおの湯」でWAKAYAMA800のチェックポイントをゲット。ここの温泉は何度か入りに来てますが、付近では貴重な温泉なので助かってます。この日はたまたま定休日でしたけど(笑)。

方杭から柏まで結構なアップダウンが続きます。GPSの読みで標高60mくらいあったので、小浦峠よりこちらの方が高いみたいです。


柏ビーチの駐車場から見た漁港の風景です。前日、ここで車中泊しようと思ってたのですが、猛烈な強風で車が揺れるのでやめました(笑)。トイレが超汚いのでここはおすすめしません(笑)。


宇佐八幡神社の前から対岸のドックが見えます。


海上自衛隊前の交差点を右折して県道23号に入ります。R42と交差するところまでは広い2車線ですが、突然雰囲気が変わります。


R42を跨いだところの二叉分岐です。右へ行くとR42に合流しますが、左の狭い道が県道23号になります。当然、車はすべて右へ入って行きます。県道23号はR42と並行しているので旧国道っぽいですが、そうでもないみたいですね。


標高差100mほどを登ると峠にある由良洞隧道が現れます。北側はご覧のような馬蹄形の入口です。


トンネル内は常に漏水があり、水がポタポタ落ちてきます。南側の出口付近はかなり水が溜まってました。南側はご覧の通り無粋なコンクリートで固められてしまっております。以前は趣のあるレンガ擁壁だったそうですが、その時代は知りません(笑)。


南の池田方面へ下って行きますが、ご多分に漏れず道は悪いのでスピードは出せません。すぐ下を国道が通っているわけですからこんな道を通る車があるはずもなく、下り終えるまで一台も出会いませんでした。


紀伊内原駅付近から内陸の平野部を通って煙樹ヶ浜へ戻ります。途中通行止めとかありましたが、適当に走って県道188号に出れば煙樹ヶ浜へ直行できます。行きに苦しめられた向かい風が今度は追い風となり、最後は爆走してゴールしました(笑)。

片雲の風に誘われて