ブレーキ交換

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自転車

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週末になると必ず寒波がやってくる。啓蟄を過ぎて冬眠解除されたのに今日は乗れそうもない。
というわけで先日届いたDeore LXのブレーキを取り付けることにした。
完成車の状態で一番気に入らなかったパーツがブレーキだ。
PROMAXというあまり聞いたことのないメーカーのブレーキが付いていたが、おそらく一番コストダウンの対象になっていると思われるパーツである。
Vブレーキにしては効きが悪く、シューの減りがものすごく早いような気がする。
見た目の質感も低く、素人目にも安っぽく見えるだろう。とにかく早く換えたくてしょうがなかった。
新しく選んだブレーキは新型LXのBR-M580。パラレルプッシュタイプではないが、軽量化を考えてこちらにした。
全体のパーツ構成から見ると高級な部類に入るが、ブレーキは自転車の命綱だからできるだけ良いものを使いたい。
ブレーキ本体の交換自体はあっけないほど簡単で、5mmのアーレンキー一本でたやすくできた。
しかし例によって調整に手こずる。アーチの引きしろというか、開き具合が前のと微妙に違うのだ。
シューを取り付ける部分に入れるスペーサーの厚みで二段階に調整できるのだが、狭くするとブーツが挟まってダメ、広くすると今度はアーチを開放できなくなってダメなのだ。
シューを付けたり外したり何度繰り返したことか・・・。
結局、間隔を広げた状態でワイヤーの張りを微妙に調整するとアーチを開放できることがわかった。
しかし今度はワイヤーの長さが足りない。ワイヤーまで交換する羽目になった。
手持ちのワイヤーがなかったので、奈良のあ○ひまで買いに走り、今日やっと交換が完了した。
ちょっと走ってみた感じでは劇的に効くようになった感じではない。
しかし剛性が上がったというか、動作がスムーズになり、変な音鳴りもしなくなったようだ。
何と言っても見た目が高級になったのが一番うれしい。
別に走りには関係ないが、気分の問題である。
ブレーキ本体を換えたら今度はブレーキレバーも換えたくなってくる。
それから長すぎるクランクも早く換えたいのだが、ずっと欠品中でなかなか入荷しない。困ったものだ。

片雲の風に誘われて