月ヶ瀬サイク

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自転車

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今日はかねてより計画していた月ヶ瀬梅渓サイクへ行ってきた。当初から参加予定のN氏夫妻に加えて前日にF氏からも参加表明があり、計4名で走ることになった。昨日は良い天気だったのに今日はどんよりと曇り、しかも肌寒い。日曜になると必ず寒くなる。今回は笠置温泉を出発地としてコースを設定した。笠置温泉9:30に集合して9:45頃出発。
笠置橋のたもとから東海自然歩道に入っていく。ここは小学生くらいの頃歩いたことがあるが、線路のそばを通ったことだけを記憶していた。今も全くそのままだった。線路を渡ると舗装路となり、布目川沿いに上っていく。このあたり甌穴と呼ばれる浸蝕地形が見られるそうである。橋を渡ると右折して布目川沿いの林道を上っていく。川沿いだが結構急な上りもある。だらだらと上っていくと興ヶ原で県道笠置山添線に出る。
邑地からは法ヶ平尾へ抜ける間道に入る。この道は実にのどかでお気に入りだ。ちょっとした峠を越えると名張川沿いの県道上野南山城線に出る。またちょっと上り返して峰出からは概ね下り。名張川を望む絶景ポイントがある。やがて奈良県との県境に達し、「月ヶ瀬村」の標識を見つける。この標識も間もなくなくなってしまうので記念に撮っておいた。そして梅の木が見え始めると桃香野へ。さすがに観梅シーズンで人が多い。ゆっくりできる場所もなく、そのまま川沿いを走って月ヶ瀬橋へ。川沿いの梅も満開だ。月ヶ瀬橋を渡ると尾山まで上り。それほど標高差はないが、一直線の最も嫌な上りである。これは結構堪えた。
役場前の梅林入口まで来ると人や車でごった返している。自転車を持ったまま梅林に入るのは憚られるので、反対側へ回って天神梅林で昼食にする。斜面一面に梅の木が植えられていて、梅の香りが漂う中での昼食は気持ちがいい。曇りがちだったが、ちょうど昼食の間だけ薄日が差してくれて暖かかった。昼食後は長引へ出て、県道月ヶ瀬今山線で田山へ向かい、左折して高山大橋を渡り高山ダムに着く。
高山ダムからはほぼフラットな県道上野南山城線を快調に飛ばし、大河原大橋は渡らずに木津川左岸の道に入る。この道は以前走った記憶があったのだが、実は勘違いであったことが後からはっきりした。ゴルフ場への分岐までは舗装されているが、そこから右へ入る東海自然歩道は完全な山道である。どう考えてもここをロードで走ることはできそうにない。どうやらこの区間は対岸のR163へ迂回したのを忘れていたようだ。ということでこの東海自然歩道は全く初めてだったのだが、一部押す区間はあるものの、ほとんど乗車可能なフラットなシングルトラックでなかなか気分の良い道だった。そして飛鳥路の橋のところへ出てきたが、ここでちょっと道を間違えて引き返す。笠置へ戻るにはちょっとした坂を越えなければならないが、これが結構きつい上りなのだ。インナーを使わずにセンターでなんとかクリア。やっと往きに通った橋のところに出てきた。案内板を頼りに甌穴を探してみるが、あまりはっきりしたものが見つからない。あとは往きと同じ道を通って笠置へ戻る。ほぼ予定通り、15:15頃であった。本日の走行41.8km、アベレージ13.7km/h。
今日はN氏やF氏と久しぶりにご一緒することができて楽しい一日だった。自分にとっても新しい発見があって、なかなか楽しめた。ただ帰りの奈良市内の渋滞だけは余計だったが。さて今度はどんな企画を考えようか・・。

片雲の風に誘われて