平日に遊ぶ人たち

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自転車

最近の週末は雨が多くてなかなか遊んでもらえない。今日は文句なしの晴れということで自分でも狙っていたのだが、昨日R氏から書き込みがあって、明日c氏と走ろうかという話になっているのでそれに便乗させてもらった。コースは長谷寺から笠そばまで上って天理ダムへ下るという定番コースだが、ちょっとバリエーションも入れて結構ハードなコースになった。
待ち合わせは桜井駅南口に9時ということだったが、自宅を出たのが8:35くらいだったので、初めから遅れることはわかっていた。急いだものの三輪を過ぎたところで9時、10分くらいは待ってるかなと思って一応桜井駅まで見に行ったが、もう出発したようなので初瀬街道から長谷寺へと向かった。すると予想通り長谷寺門前の「寶国堂」で「おこわ饅頭」を買って待っている二人と合流できた。自分もおこわ饅頭を仕入れて、初瀬ダムの激坂を上り、湖畔の休憩所で頂く。

まほろば湖畔を走る
初瀬ダムから小夫までダラダラと上っていき、普通は上之郷小学校の横から笠荒神へ上るのだけれども、今日はちょっとバリエーションで小夫天神社まで激坂を押し上げて修理枝方面へ抜け、笛吹大明神の湧水のところから化粧壺を経て細いコンクリート舗装の道に入った。こんな道はまったく知らなかったが、この辺からR25へ抜けることもできるらしい。
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小夫天神社の激坂を押し上げる


そのコンクリート舗装の道には熟したアケビの実がいっぱい落ちていて、食い意地の張ったR氏が目ざとく蔓のついた木を発見。しかしずいぶん高いところについていて、長い棒でもなければ届きそうにない。木を揺すってみても全然落ちてこなくて収穫は断念した。
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アケビの実がいっぱいなっているが、手が届かず断念
そこから結局また小夫からの県道50号に出るのであるが、その手前に桜の木が固まって植わっている場所があり、田んぼの風景と相まって春は絵になりそうな感じである。県道50号のだらだらした坂を上っていくと鳥居のある笠荒神参道に着く。
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笠荒神参道入口より鳥見山方面
ここからはコンクリート舗装の激坂が続くので初めから押し上げる。しかしR氏とc氏は乗車のまま上っていった。フロント2枚と3枚の差か・・。激坂はほんの少しで終わり、そこからはダラダラ上りに変わってまもなく笠そば処へ。ちょうど昼時ということもあるが、平日でしかもこんな辺鄙な山の中なのに大賑わいなのは異様な光景である。注文をするにも行列ができている始末だった。いつものように定番の「荒神そば(大)」を注文し、野外席で頂く。
笠そば処からはちょっとしたピークを越えれば天理まで下りオンリーなのだけれども、c氏が藤井の集落のところで立ち止まって龍王山まで行こうかと提案し、またコンクリートの激坂を上らされる羽目に・・。この坂は結構長くてしつこく、クリートのついた靴では歩きにくいことこの上ない。やっと林道終点まで着いて、山頂に登るのはパスして展望所へ向かうが、草が茂ってあまり展望もきかない。付近の東屋に上ってみると少しだけ展望が得られた。この東屋、大きなテーブルがあって、L氏企画の「きりたんぽ鍋」にお誂え向きではないかということで、有力候補地として視察しておいた。
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「きりたんぽ鍋」候補地?を視察
そこから林道をずっと下り、県道と合流して天理ダムへ。あとはR25を一気に下って、布留から旧国道経由で天理市街に入るが、なぜか異様に交通量が多くて渋滞まで起きている始末。石上神宮の祭礼で交通規制でもあるのかと思ったが、結局何もなくてよくわからず。丹波市の上街道に入ったところで二人とお別れして2時過ぎに帰宅。あまり距離は伸びなかったが、久々に気持ちの良い青空の下を走れて満足だった。本日の走行44.1km、アベレージ14.6km/h。

片雲の風に誘われて