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五番関を制覇

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五番関トンネル天川側入口
今日は長年の懸案であった「五番関」を攻めてきました。寒くならないうちに行っておかないとまた来年になってしまいそうなので、ぎりぎり9月のうちに決行しました。今日は暑くもなく寒くもなく、とても快適な気候でした。
道の駅黒滝にデポして、地蔵トンネル~才谷~奥千本~青根ヶ峰~五番関~洞川~川合~黒滝と周回しました。今日はすごく調子が良く、これだけ登ったのにまだまだ余裕な感じでした。

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近畿では数少ない1000m峠のひとつ、五番関。行者還、小南峠と並んで奈良の峠ベスト3といえる。このうち五番関だけまだだったので何とか攻略しておきたかったのだが、標高差がハンパでないため長年手を着けられずにいた。しかし先月「洞川名水豆腐サイク」で小南峠を越えたため、ひょっとしたら行けるかも、いや行けるはず、行ってまえ・・・と三段活用して今日ようやく決行できたのであった。
五番関を越える場合、吉野大峯林道と組み合わせるのが一般的だが、問題はコースをどちら回りにするかだ。どちらから回ってもしんどいのには変わりない。c氏などは左回り派で天川側から越えているが、僕はこの回り方は好きでない。なぜ好きでないかというと、以下のような理由による。
1)新笠木・新川合の上りトンネルがイヤ。
2)虻峠・五番関への上りがきつい。
3)五番関を越えても本当の終わりでなく、まだアップダウンが続く。
4)最後に地蔵トンネルまで長く辛い上りが待っている。
これを逆に右回りにすることによって次のようなメリットが見えてくる。
1)それほどきつい上りがない。
2)展望を楽しみながら登れる。
3)万が一途中でへばっても吉野槇尾林道経由でエスケープできる。
4)五番関を越えたらあとは下るだけ(新川合トンネルは上りのうちに入らん)。
このうち特に4)の理由が大きく、精神的な余裕を得るために右回りを選んだ次第である。
さて、道の駅黒滝を10時出発し、寺戸を経て地蔵トンネルまで軽く登っていく。まあここまではウォーミングアップだ。難なく地蔵トンネルを越えて、才谷まで下り、県道才谷吉野山線で吉野山へ向けて少し上り返す。意外としんどい上りである。普通はこの道を吉野山まで行って、勝手神社のところから奥千本へ上るのだが、ちょっとした狙いがあって真ん中あたりにある貯水池を目指す。
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貯水池横のコンクリート舗装の道に入ると近道
国土地理院のサイトで見られる最新の2万5千図には載っているのだが、この貯水池の横から奥千本へ直接抜けられるショートカット路がある。勾配はきつそうだが、これを抜ければ大幅な近道になり、しかも無駄な上り返しがない。省エネ派の僕にはうってつけの道だ。たぶんダートだろうと覚悟していたが、コンクリートの簡易舗装がされていたのでロードでも何とか入っていける。しかしすぐに激坂となり、あえなく押しモードに入る。20%くらいあってとてもじゃないが登れる坂ではない。吉野山まで行ってもどうせ竹林院の激坂は押し上げるしかないのだから、まあ同じことだ。しんどいけど、これでだいぶ楽できるんだから我慢、我慢・・・。激坂をやっと押し上げて尾根に取り付いたところで少しダートが現れたが、すぐに舗装に変わって墓地の横を通り、奥千本へ上る道に出た。
ここから金峯神社までは比較的ゆるやかな上りで淡々と上っていける。途中、岩倉付近でちょっと展望が開ける。金峯神社で標高700m、そこからさらに100m少々上るが、青根ヶ峰の手前300mほどの間は10%をちょっと超えるくらいの勾配であり、全線で一番きついところだと思う。そこを蛇行しながら何とか切り抜ければ青根ヶ峰登山口だ。記念碑の立っている広場があるので、そこで昼食にする。ほぼ予定通り12時前の到着だ。ここですでに標高800mを超えているので、あとはそんなにきつい上りもなく、気分的には楽である。
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青根ヶ峰
青根ヶ峰からちょっと下り、高圧線の下あたりからは高見山方面の展望が開ける。ここから見る高見山はひときわ尖って見え、非常に美しい。
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青根ヶ峰付近より高見山の展望
さらに下って鞍部に着いたところが林道吉野槇尾線との分岐だ。ここまでは以前に来たことがあり、その時は吉野槇尾線で黒滝へ下った。いざというときにはエスケープルートとして使えるが、かなり路面が荒れているのでロードには辛い道である。
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林道吉野槇尾線分岐
ここからは初めての道になる。四寸岩山から西へ延びる尾根を乗り越すまで約200mほどの上りだが、これもそれほどきつくはなく、淡々と上っていけばいつの間にか着いている。
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新茶屋跡付近からの展望
尾根を乗り越す地点で道が大きく左カーブし、そこがちょっとした広場になっていてヘリポートがあるようだ。このあたりから右側に雄大な展望が開ける。尾根を乗り越してもまだ少し上り続け、四寸岩山直下で標高1100mの最高地点となる。
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大天井ヶ岳・山上ヶ岳を望む
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四寸岩山直下の最高地点・標高1100m
最高地点から下りに転じ、百丁茶屋跡への入口のところで西から東へと尾根を乗り越す。そして東側斜面をさらに下って川上村から来る洞川高原林道に合流する。あたりは一面ススキで埋もれている。
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ススキに埋もれる
林道分岐からあと100mほど上り返さなければならない。比較的ゆるやかな上りを淡々と行くと東屋が現れ、大天井滝に着いた。そうか、この滝はこんな上にあったのか・・。しかしここから五番関トンネルまでの上りは結構きつい。しかしこれで最後だからと思えば頑張れる。
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大天井滝
ライトを装着し、五番関トンネルを抜けて天川村へ。お約束のように東屋で休憩する。ようやくこの峠にたどり着くことができたという達成感でいっぱいだ。そしてこれで上りは最後と思うと気分も軽い。
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五番関トンネル天川側の休憩所
五番関に別れを告げ、洞川へ向けて一気に下る。やはり涼しくなってきたので今シーズン初めてウィンドブレーカーを着込む。こちら側の下りはなかなかきつい。林間を抜けて大峰大橋を過ぎ、母公堂に到着。登山に熱中していた頃はここから稲村ヶ岳に登ったものだ。そのすぐ先に名水「ごろごろ水」があり、当然立ち寄ってボトルに補給。土日だとゲロゲロ混んでいるのだろうが、今日はガラガラだ。ド厚かましい人間がポリタンクやペットボトルを何十本も並べて給水している。あんたら売る気かね? とりあえずボトルに一杯だけ汲んで持ち帰り、コーヒーでもいれてみよう。
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洞川の町並み
先月も通った洞川の町を通り抜けるが、先月の喧噪がウソのように人っ子一人いない(は大げさだけど)。そして洞川から虻トンネルを越えて川合へ。ほとんど下り一方だからあっという間だ。
川合から新川合トンネルまでちょっとだけ上らないといけないが、これはもう楽勝すぎて上りのうちにも入らなかった。足が売り切れてるとしんどいかなと思ったけど、そんなことはなかった。そして合わせて4km以上にもなる新川合トンネル・新笠木トンネルを抜ける。こちら側からだと下りなので楽なのだ。新川合トンネルはまだいいけれども、新笠木トンネルは狭くて暗くて嫌な感じ。でも車が少ないからいいけど・・。平日はいいぞ! 緊張の続くトンネルをやっと抜け、あとは一気に道の駅へとなだれ込む。この下りは実に快適だった。これがあるからやめられない。3時過ぎに道の駅に帰着。川合から30分とかかっていない。
結果的にこのコースプランは大正解だった。特に川合から延々下りは最高!
走行距離:52.7km
平均速度:16.4km/h
体  重:60.8kg
体脂肪率:19.8%

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