SL-C750を大容量化

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ザウルスデジタルガジェット

Android携帯で無理やりTwitterに書き込んだりしてますが、やはりあのソフトキーボードでは長文入力は無理なんですよね。100文字入力するのに少なくとも10分はかかってしまいます。こんなことやってたら、ただでさえ遅いツーリングがますます遅くなってしまいます。親指で押そうものならすぐ隣の文字を打ってしまいますし、BSキーと改行キーが隣同士にあるので、間違えて改行を押してしまうと書きかけで投稿されてしまうのです。ストレスが溜まること限りなしですね。

その点、ザウルスはちゃんとしたキーボードが付いているので長文も楽々入力できますし、VGAの広い画面のおかげでwebもストレスなく見ることができます。どっちかといえばザウルスは携帯というよりPCに近く、立ったまま使うのは少々苦手ですが、椅子や机のある落ち着いた場所で使うのに向いています。ネットブックは1kgを超えるのでとても自転車では持って行けませんが、ザウルスならわずか300gほどでPCに近い操作性を得られるのです。カメラが付いてないという欠点はありますが、まだまだ携帯より優位性はあると思いますね。

しかしザウルスにも大きな弱点があります。そればバッテリーの持続時間が短いことです。これはAndroid携帯に比べてもそうで、特にWi-Fiを使うと盛大に電力を消費します。おそらく連続では1時間少々しかもたないと思われます。これではアウトドアで使うには心許ないですね。


実はSL-C1000以降のザウルスには1800mAhの大容量バッテリー(型番EA-BL11)が標準添付されており、バッテリー持続時間はかなり改善されています。僕が持っているSL-C750は薄さを優先させるため小容量のバッテリーを使用する関係で持続時間が短いのです。ところがこの大容量バッテリーはSL-C750とも互換性があるため、ROWAなどで互換品を買えば装着することが可能です。ただし標準バッテリーより厚みがあるため、そのままでは電池蓋ができないのです。蓋をするためにはオプションで販売されている裏蓋を購入しなければなりません。しかし今となってはもう生産されておらず、入手は不可能とあきらめてました。



そこでまた良からぬことを思いつきまして、ヤフオクでSL-C760のジャンクを探して裏蓋だけ移植しようと考えました。なぜならSL-C760はSL-C750とバッテリーだけが異なり、他は同じだからです。これの裏蓋はかつてオプション品として販売されていたものと同じです。ヤフオクを覗いてみるとSL-C760のジャンクはいくつか出てましたけど、入札がかなり付いていて結構いい値段になりそうでした。やっぱり高いなと思ってあきらめかけていたところ、何とSL-C860の裏蓋だけジャンクで出品されているのを発見しました。やっぱり需要はあるんですね(笑)。SL-C860も筐体は同じだからSL-C750にも使えるはずと思って速攻で落札しました。即決で450円なり。

で、万一合わないと困るので、裏蓋が届いてSL-C750に装着できることを確かめてからROWAに大容量バッテリーを発注しました。3200円なり。


SL-C750に大容量バッテリーを装着すると、この通りケースからはみ出して蓋ができません。


ここで手に入れた裏蓋をはめればピッタシ。めでたく収まりました。裏蓋の分、厚みが数ミリ増してしまいますが、大容量との引き替えですからまあ我慢しましょう。

これで理論的にはバッテリー持続時間が1.8倍くらいに伸びるはずです。通信をしなければ8時間はもつとされています。ザウルスもまだまだ使えるぜ!ってところですね。しかしいくらモバイル環境を整えても、家から一歩も出なければ何の意味もないんだよな。(爆)

片雲の風に誘われて

コメント

  1. KAY.T より:

    いやぁ…涙ぐましい努力です。まるで粗大ごみの日に一生懸命使えるものを探し回っているかのような…。

    EeePCも確かにキーボードが小さくて困ります。上に書かれてある通り、ストレスが溜まる元凶なんですね。

    携帯やアイポッドなどはエネループからも充電できるけど、ネットブックに乾電池からUSB経由で充電できるようなツールがあるといいですね。

  2. SORA より:

    @KAY.T さん

    物欲を抑えるには、ある物を活用するというのが一つの方法です。
    しかしすでに新たな物欲が芽生えているのですが・・(爆)

    EeePCでキーボード小さいと言ってたら贅沢ですよ。(笑)
    ネットブックは電圧高いので市販のエネループ充電器では無理ですね。
    エネループを10本くらい使って自分で作ったら何とかできると思いますが・・