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HT-03AでAndroidデビュー

投稿日:2010 年 6 月 29 日 更新日:


HT-03AでCyanogenMod-5.0.8が動作中

b-mobile WiFiとザウルスの組み合わせで快適なモバイル環境・・・という手筈だったのですが、実際に運用してみるとあんまり使い勝手が良いというわけにもいかないんですね。なぜかというとb-mobile WiFiの電源を入れてから立ち上がるまでに2分ほどかかるため、その間じっと待ってるしかないのです。急いでメールをチェックというわけにはいかんのですね。今までのPHSなら電源を入れて15秒後にはもう使えたので、この差は大きいです。もちろん電源を入れっぱなしにしておけばよいのですが、連続で4時間ほどしかもたないため、そういうわけにもいきません。特にツーリング中は止まっていちいち2分待つということをやってるといくらでも遅れるため、鈍足の人向きではありません。まあそんなことは初めからわかってたのですが・・

言うまでもなく2台持つということは荷物が増えるだけでなく、電源の管理が二重に必要ということになります。どちらのバッテリーが先に切れてもアウトです。また2台持つということは、それだけトラブルのリスクも増えます。特に無線LANで接続する以上、つながらないといったトラブルは付き物であり、それだけしか手段がないのは大いに不安が残ります。

ですからできることなら端末で直接インターネットに接続できる方が安心感は高いわけです。実はb-mobileSIMはSIMロックフリーであれば機種を選ばず使用できるため、なぜかうちにあるAndroid開発用端末(正式にはAndroid Dev Phone 1というらしいです)に挿入すればネット接続できたのですが、残念ながらFOMAプラスエリアには対応していないため、田舎では使えないという問題がありました。僕の行くところは田舎度100%のため、これでは全く役に立たなかったのです。それでb-mobile WiFiと組み合わせてWiFi経由で使うという変則的な運用になっていました。

しかし人間の欲望は限りがありません。この不便さを何とかしたい・・・という思いから、また良からぬことを思いついてしまいました。ドコモから発売されているHT-03AというAndroid携帯はFOMAプラスエリアに対応しているという耳寄りな情報を知ってしまったのです。この機種はb-mobileSIMの動作確認機種にも挙がっているため、使えることはわかっています。それからというもの、また物欲の炎がメラメラと燃え上がり、葛藤の日々が続くのでした。(苦笑)

しかし一度点いてしまった物欲の炎はいくら消そうとしても消えることがありません。これは経費なのだ。経費は増やさなければ来年の生活が苦しくなる・・・そう自分に言い聞かせて必死に合理化しました。事実、アプリの動作を実機で確認するための端末は絶対に必要です。Androidアプリを開発するにしても、自分が常に持ち歩いてないとアイディアも出てこないわけで、これは必要経費なのです。少々投資しても、いずれ何倍にもなって返ってくるはずだと、もっともらしい理由を付けてGOサインを出しました。

ところが携帯電話というものは単体では売ってくれないのですね。新規か機種変更のいずれかでキャリアとの契約とセットでないと売ってくれないのです。僕みたいにキャリアとは契約せず、b-mobileSIMで使おうなんてケチな人間はお呼びでないということですか(爆)。まあそれならそれで奥の手を使いましょう。実はネットを漁っていると解約済みの携帯電話を扱っている業者が多数あることを知りました。いわゆる白ロムってやつですね。同様のものはヤフオクにも多数流れており、なぜかわからないけど新品も出ています。相場を調べると新品で23000円前後というところらしい。それでたまたまなんですが、ヤフオクを覗くと新品で2万円即決というのが出てました。15000円スタートで終了まで数時間だったんですが、どうせ最後は上限ギリギリまで行くのに決まってますから、手っ取り早く2万円で落札しました。相場から考えるとかなり良心的な価格だったと思います。

HT-03Aは昨年の夏ドコモから発売された日本初のAndroid携帯でしたが、今年の春にXperiaが発売されてからというもの、すっかり日の目を見なくなり、相場も暴落したようです。6月現在、早くもカタログから姿を消しました。アップデートも全くされなくなり、ドコモとしては早く忘れたい機種なんでしょう。巷では「遅い」、「もっさり」、「使えない」と評判は散々です。しかし一部のコアなユーザーの間ではこの機種の人気は衰えることがありません。なぜかというとroot権限を取って好きなように弄れるからです。root権限というのは要するにシステムの重要な部分を書き換える権限のことで、これがあるとOSを入れ換えたりして遊ぶことができるわけです。今となっては一般人には見向きもされない端末ですが、カスタムROMやクロックアップでギンギンにチューンして遊びたい人向けには弄り甲斐のある端末です。

で、今日受け取ったのですが、b-mobileSIMで使うには一つ重要な問題があります。それはAndroidのバージョンが1.5でないと動かないということなのです。それは日本通信のサイトにもちゃんと書いてあります。実は1.6以上でも動かす裏技はあるのですが、そのためにはroot権限を取ることが必須になります。ところがroot権限を取るためには1.5でないとダメなのです。ですから1.5でroot権限を取ってから1.6にアップグレードするという形でなければなりません。しかし店頭での動作確認時、電源を入れると自動で1.6にアップデートしてしまうため、現在出回っている端末はほとんどが1.6に上がっているものと思われます。1.5に戻す方法はあるにはあるのですが、非常に手順が複雑な上、二度と元に戻せないというリスクも伴います。バージョンは開けるまでわからなかったので、半分あきらめつつ、1.5だったらいいなという期待も込めてドキドキでした。そして電源を入れてOSのバージョンを確認してみると、幸運にも1.5のままでした! これで一番面倒なダウングレードをスキップし、あっさりとroot権限を取得することができました。

それでとりあえずAndroid1.5の環境で試したところ、b-mobileは問題なく使えました。ところがこのままでは一つ大きな問題があります。それは標準で入っているIMEが一般的な携帯電話と同じテンキー入力しかできないということです。僕はローマ字入力しかできない人なので、あれは絶対に無理です。ローマ字入力をするためにはSimejiというフリーのIMEを入れる必要があるのですが、それは1.6以上でないと動かないのです。したがって、どうしてもOSをアップグレードする必要性が出てきます。

最初ドコモが公式に提供しているAndroid1.6アップデーターを試したのですが(もちろんrootを残したままです)、なぜか起動で固まってしまい、ウンともスンとも言わなくなりました。一瞬冷や汗が出ましたが(笑)、気を取り直してバッテリーを抜いて強制終了。理由はよくわからんが、もうめんどくさいので一気にカスタムROMに手を染めることにしました。実はその方が手順は楽なのです。カスタムROMにもいろんなバージョンがありますが、一応速いと言われているCyanogenMod-5.0.8というバージョンを入れました。これはAndroid2.1ベースのOSで、1.6よりだいぶ機能が進化しています。これも一度起動しないトラブルに見舞われましたが、いったんリストアで1.5に戻した後、Wipeという操作でメモリをリセットし、もう一度インストールを試みると今度は無事に起動しました。まあ初めてのことなんで、いろいろトラブルは付き物です。

それでちょっと小技を使いましてb-mobileが動くように細工。無事b-mobileでネット接続できました。最初Android2.1のホーム画面には戸惑いましたが、やはりこちらの方が良くできています。重くなるのでは?という心配がありましたが、1.5と変わらないレスポンスで動いています。あとはSimejiやらtwiccaやら普段よく使うアプリを入れて、やっと使えるようになりました。ついでにクロックアップまでやってしまいました(笑)。しばらく試してみないとわかりませんが、今のところ問題なく動いているようですね。

これでようやく端末単体でネット接続できるようになりました。やっぱりカメラが付いてると状況をすぐ伝えるのに便利ですねえ。GPSが付いてると自分の居場所を伝えるのに便利ですねえ。もうザウルスには戻れないかもしれません。せっかく大容量化したばかりなのにザウルスとお別れになりそうです。(涙)

なおHT-03Aを弄る方法はコムギ様のAndroid Custom Coolbookに詳しく解説されています。ここに書いてある通りやれば一応できるはずです。ただしこういうことをやると保証は一切受けられなくなりますし、トラブルに対処できる能力がなければ最悪「文鎮」あるいは「煉瓦」になってしまう危険性があります。少なくとも「Linuxって何?」というレベルの人は決して手を出さないことをおすすめします。

しかし、いくらモバイル環境を整えても家から一歩も出なければ何の意味もないんだよな(苦笑)。これで少しはモチベーションが高まるだろうか? ちなみに見た目はどう見ても携帯電話ですが、通話はできないので携帯「電話」とは言いません。したがって未だに携帯電話を持っていないことには違いありません。(笑)

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