b-mobile WiFi 初期不良交換

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通信

1ヶ月ほど前に購入してちょっと使っただけでほったらかしになっていたb-mobile WiFiですが、最近「b-mobile 不具合」といったキーワードで検索ヒットする確率が非常に高くなっておりました。ネットを漁ってみても、この機種に関する不具合の報告が数多く見られます。それで手持ちの機体も心配になって不具合チェックをしてみたところ、見事に初期不良でした。(-_-; だいたい僕は初期不良に当たる確率が異様に高いんですよね。「初物には手を出すな」の格言を地でいってしまいました。(^^;

この機種に関する不具合報告としては、セキュリティーにWPAを設定するとファクトリーリセットが効かなくなるというものが初期ロットに見られたようですが、今回はそれとは別の不具合で電源に関するものです。こちらの方がより深刻と言えます。

そもそも付属のマニュアルに充電時の動作がはっきり書いてないのでわかりにくいのですが、管理画面からのみダウンロードできるPDF版のマニュアルによると、充電が完了すると赤色のバッテリーLEDが消灯すると書いてあります。ところが僕の購入した機体は一晩充電してもLEDが消灯せず、赤点灯と赤点滅を数十秒間隔で繰り返していました。しかし一応充電はできているし、マニュアルの誤植かもしれないなと思ってあまり気にはしませんでした。ところがネットを調べてみると同様の現象を経験している人が数多くいるようなのです。しかも電源を切っていても急速にバッテリーが消耗するというとんでもない不具合があるらしい。これが本当だとするとえらいことです。

そのため自分もテストしてみました。完全充電してから電源オフで放置し、1日後、2日後のバッテリー残量を管理画面で確認しました。その結果、充電直後で96%、1日後で94%、2日後で85%になっていました。もちろん電源オフでも待機電力で微妙に消費しているでしょうから、このくらいは仕方ないのかもと思ってました。ところがそのまま一週間放置したところ、いくらやっても電源が入らない。バッテリーが完全に消耗してしまっていたのでした。いくら何でもこれはあり得んだろ? これが仕様だとしたらモバイル機器としては欠陥でしかありません。使おうとしたときにバッテリーが勝手に切れていたらシャレにならないですからね。

それですぐに日本通信のサポートに連絡しました。すると症状を確認するので製品を送ってほしいと言われ、代品はすぐに発送するとのことでした。実際はすぐには来なかったのですが、3日ほどして昨日送られてきました。要するに新品と交換です。でもこの問題に関するクレームはもう相当寄せられているはずで、こういう対応には疑問を感じますね。本来ならリコールに値する重大な問題です。それをHPなどで告知せず、クレームを付けてきたユーザーにだけ交換対応するというのは企業としての良心を疑います。僕ももし気付かなかったら泣き寝入りでしたからね。これが日本企業の隠蔽体質ってやつなのか・・

今度の機体は充電してみたところ、一発で赤色LEDが消灯しました。これが正常な動作です。前の機体は何回やっても消えませんでした。しかも付属のマニュアルも修正されていて、充電完了すると赤色LEDが消灯すると明記してあります。やっぱり確信犯ですな。バッテリーの消耗についてはしばらく放置してみないとわかりませんが、1日後で98%を示していました。前のは充電直後でも96%しか行かなかったので、明らかに挙動は違うと思います。確信はないけど、たぶん今度は大丈夫だと思います。

実のところ、HT-03Aを買ってからb-mobile WiFiはまったく使わなくなりました。Android端末をモデム代わりにできることもわかったので、ネットブックを使うときも必要ではありません。今となってはわざわざSIMを差し替えてまで使う気にもならないですね。というわけで、まったく無用の長物になってしまったのでした。(笑)

片雲の風に誘われて

コメント

  1. S.U.L より:

    こんにちは。
    やはり同じ現象が多数発生しているんですね。
    とてもわかりやすくて参考になりました。
    では。

  2. SORA より:

    これってほとんどの人が経験しているんじゃないでしょうか?
    本来ならリコール対応すべき重大な不具合なのに隠し続ける姿勢が企業として許せません。