オバマに行ってきた

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ライド記録自転車


鯖街道熊川宿

7月の記事がまだトップページに残ってるほど更新してません。完全にやる気ゼロです。最近Twitterで十分ということがわかってきたので、ますますサボっております。しかしTwitterって誰もやらないんだよな・・

さて先日の旅行で使った青春18きっぷがあと1回分残ってますので使い道を考えてましたが、日帰りではそう遠くも行けないので、普段なかなか行けない近畿北部のツーリングでも行ってみようかと思ってました。使用期限は9/10までなのですが、水曜日以降は台風が接近してきて天気が崩れそうです。そして折しも現在ランニングで日本縦断中のKAY.Tさんが7日に小浜入りされることがわかったので現地で迎撃できないかと考え、この日に使うことを前夜決めました。

この猛暑ですからあまり長距離走りたくもないので、近江今津からスタートし、R303で小浜へ抜けるコースを考えました。距離は35kmほどだし、大した峠もないので楽に行けそうです。問題は平日なので通勤時間帯にかち合うことなんですよね。桜井線の始発で出発しても連絡が悪いので2本目で行くことにしましたが、時間から考えて、特に京都までの奈良線が最も混むと予想されます。奈良6:47発の区間快速に乗りましたが、奈良から城陽までは空いてるので自転車の置き場さえ確保できれば別に混んできてもどうってことはないのでした。そして湖西線との連絡が悪くて近江今津まで行くのは8:22発の新快速までないのですが、先に入ってきた近江舞子行き各停に乗って終点で乗り換えることにしました。各停は空いてるので座れました。案の定、近江舞子で乗り換えた敦賀行き新快速はゲロ混みだったのでこれは大正解でした。



それで9:10に近江今津に着き、自転車を組み立てて9時半に出発しました。


どこでどう間違えたのかいきなりコースミスして、R303に入るところを見落とし、一本北の農道?まで行ってしまいました。しかし戻るのも面倒なのでそのまま西へ進んだところ、自然にR303に合流できました。結果的には車が少なくて快適な道でした。


R303に合流して小浜方面へ向かいますが、ゆるい上り勾配の続く単調でどうってことのない道です。しかし大型車の往来が多くてストレスが溜まります。保坂では朽木方面へのR367と分岐しますが、ここは左折していったんR367に入ります。そしてすぐに水坂峠への道に入ります。


この峠はわずかな上りで水坂トンネルを回避できる美味しい道です。標高は300m弱くらいで保坂から100mも上ってません。車はまったく通らなかったので快適でした。R303とは立体交差しているので、いったん回り込んで右から合流します。先ほどまでの静寂から、また大型トラックの行き交う喧噪に戻されます。


あとは下り一方で寒風トンネルを抜け、間もなく福井県に入ります。


福井県に入ってすぐのところにある道の駅「若狭熊川宿」でちょっと休憩し、並行する旧道(鯖街道)に入ります。ここは古い街並みがよく残っていて、予想以上にいいところでした。このルート最大の見どころですね。


熊川宿の集落を抜けたところで北川の対岸に移り、そのまま県道218号に入ります。これで完全にR303とおさらばできます。こちらは車も少なくて快適な道です。さてここで問題はKAY.Tさんとどこで落ち合うかということです。Twitterで確認してみると、今日は小浜駅には行かず明通寺門前の旅館ふじやへ直行するということなんですが、小浜市街にあるのかと思ってたら実は東小浜駅から山の方へ入ったところにあるんですよね。だから小浜駅まで行ってしまうと会えないんです。できるだけ早く迎撃するためには敦賀寄りで待ってるのがいいのですが、適当な待ち場所というのが見当たりません。ましてどのルートで来られるかもわかってないのです。しかしR27で来られるとすれば、県道218号とR27が合流する場所に大きなスーパーを見つけましたので、とりあえずそこで待機することにしました。KAY.Tさんの現在地がよくわからないのですが、三方駅付近にいるようなのであと1~2時間で到着かなと思いました。


それで2時間近く待ったと思いますが、2時半ちょっと前に近くまで来たという連絡があり、国道まで迎えに行きました。このスーパーは国道から直接入れない構造になっているので、回り道させてしまって恐縮です。そして30分ほどでしたが、これまでの旅の話などを聞かせていただきました。真っ黒に日焼けされてますが、特に疲れも見えず元気そうでした。この猛暑の中、地獄のような8号線を一日50キロ以上も走ってこられたんですから頭が下がります。常人にはとても真似のできない苦行です。ここで旅も折り返し地点、ほぼ予定通り順調に進んでいるようです。これから西日本の旅も安全をお祈りします。


KAY.Tさんと別れてから、自分は車の少ない県道22号と県道24号で小浜市街へ向かいます。昼から時々雨がぱらついてるのですが、またザーッと降ってきました。路面も濡れています。しかしこの暑さですから濡れてもすぐ乾くので気になりません。この県道24号は非常に幅の広い歩道(自転車道?)があり、とても快適に走れました。今日は台風の影響でずっと追い風を受けており、30キロ巡航でぐんぐん距離を稼ぎます。


もっと近いと思ってましたが、小浜市街まで結構距離があるのですね。何度か川を渡りました。雨ももう止んで薄日が差してきました。


午後3時40分頃、やっと小浜市街に入りました。まあ古い町という感じですね。山陰地方の町はどこもそうですが、駅前にコンビニがないのが特徴です。R162を北の端まで行って港に出たところにやっとファミリーマートがありました。港町はやっぱりええですね・・


青春18きっぷで帰れる最終連絡が17:28なので、それで帰途に就きます。東舞鶴より敦賀に出る方が早いんですね。この時間はちょうどうまい具合に敦賀発米原経由の新快速があります。しかし敦賀駅での乗換がむちゃくちゃ遠く、5番線のさらに奥150mにある4番線まで歩かされ、キレそうになりました。エスカレーターも何もなく、老人とサイクリストには厳しい駅でした。JR西日本はカネを払わんやつは徹底的にイジメよります。おかげで肩が痛い・・。家に帰ったら22時半、長い一日でした。

走行距離:40.4km
平均速度:16.8km/h
体重:57.6kg
体脂肪率:15.0%

片雲の風に誘われて

コメント

  1. mid-tail より:

    KAY’Tさんの迎撃ご苦労様でした。
    しかし、素走りでしかもあのバギー車を押しながら・・
    とてもマネのできる(もっとも、マネはしたくてもできましぇ~ん!!)事ではありません。

    私も、敦賀or小浜・・状況が許すなら「ふじや」で陣中見舞いと思ってました。
    ところが、KAY’Tさんのペースが途方もなく早く&当方の事情(稲刈り・二女の出産間近)で、お目もじ叶わずとなりました。

    自転車な生活が、もっと楽しめるはずだったのですが・・
    やる気はないといいながらも、時折走られるSORAさんのツーレポ、これからも楽しみにしております。

  2. SORA より:

    @mid-tail さん

    あの大型トラックやダンプの拷問に耐えながら走るのはまさに修行というよりほかないですね。
    体力もさることながら、超人的な精神力がないとできることではありません。

    自転車生活復活をお待ちしております。(笑)

  3. 影武茶 より:

    おばんです。
    R303  私も5月に保坂まで走っていますが、
    あれは自転車で走れる道じゃないですよ。
    来年も鯖街道を南下するルートは走るつもりですが、
    一本南にある安曇川沿いを使おうと思ってます。

  4. SORA より:

    @影武茶 さん

    少々距離が伸びて峠が一つ増えますが、安曇川沿いはまあまあ快適ですよ。
    過去に通ってるので今回は別のルートをとりました。

  5. genさん より:

    はじめまして。 
    soraさんの行かれた翌日に、ふじや旅館までKayさんの応援に行って来ました。

    大阪~大津~161~弘川~303~27で行きました。水坂トンネルを回避できるコース参考になりました(^v^)

    それにしても、Kayさんはまさしく鉄人ですね。

  6. SORA より:

    @genさん

    はじめまして。KAY.Tさんのブログで拝見しました。
    大阪から往復自走とは恐れ入ります。
    それだけで十分鉄人だと思います。(笑)