安楽越と亀山宿

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ライド記録自転車


本日の走行ルート図

体重が危険水域に突入しております。何とかしなければ・・。しかし義理で自転車に乗っている身としては、腰は重くなる一方でございます。100kg級の激重腰を持ち上げるには多大なエネルギーを必要とします。腰を持ち上げるのに最も有効なのは、乗れない状況が長く続くこと。これしかありません。毎日晴ればっかりだと腰はどんどん重くなって、根が生えてきます。ずっと雨が続いてたまに晴れという状況が最も効果的です。先週は最悪のパターンでした。しかし今週は今日しかなさそうな予報なので、一瞬腰がふわっと浮き上がりました(笑)。というわけで、1ヶ月ぶりにロードバイクに乗ってきました。

例によってコースを考えるのに難儀しますが、マンネリ化した奈良を離れて滋賀へ行ってきました。某A氏が日曜日に安楽越へ行ってきたので、そういえばそんなとこあったなと思い出し、久しぶりに訪れることにしました。どうせなら未踏のルートも絡めて周回コースを設定。60数キロかぁ、体が重いし、ちょっとキツイかなぁと思いつつも、何とかなるやろ!で出発しました。



例によって余野公園から10時にスタート。ここがあるから滋賀は近い!


油日神社を経由しまして、櫟野へ向かいます。田んぼ越しに見える油日岳がきれい! 暑いことは暑いけど、先週のようなたまらん蒸し暑さがないから快適。


ウォーミングアップ程度の上りで大原ダムに到着。5月に来たときは工事してたけど、終わってきれいになってました。


県道129号でR1に出て、猪鼻から県道507号に入ります。そして黒川で右折して県道187号へ。


過去に来てるはずですが、ほとんど記憶がないんですね。新名神をくぐって、笹路というところで「山女原」の標識にしたがって左折します。ここから川の蛇行部分をショートカットするため、ちょっと上らされます。


そして山女原の集落を通過します。なんか情緒のある地名ですねえ。ここで道が二手に分かれますが、標識には両方とも「安楽越」と書かれているので余計にややこしい。どうやら左の道は山道の峠のようで、林道は右の道を行きます。


林道安楽越線はこんな感じのいい道です。山女原から峠までの標高差は100mほどですから大したことはありませんが、距離も短いのでそこそこきつい勾配です。特に谷を詰める取り付き部分が急です。ヘアピンを過ぎるとやや緩くなり、意外とあっけなく峠に到着しました。


ここが安楽越の頂上です。標高は約500m。江戸時代には東海道の間道として使われていたようで、鈴鹿峠より楽に越えられるからその名が付いたとか。鈴鹿峠には山賊が出るので、こっちの方が安全だったのかもしれません。しかし三重県側から上ると全然安楽じゃないんだよなぁ。何もないところですが、ここでお昼にしました。風が気持ちいいなぁ・・


安楽越から石水渓までの完全ダウンヒル動画


安楽越から三重県側へ下ります。道がかなり悪いのでスピードは出せません。昼寝しているニョロニョロさんを踏みそうになりました。(^^; 10分ほどで石水渓の東屋に到着。ここ懐かしいなぁ・・。以前はここから鈴鹿南林道へ入りましたので、この先は未踏のルートです。


安楽川沿いの県道302号をどんどん下っていきます。やっぱり初めての道はええなぁ・・。そして辺法寺町の交差点を右折、川を渡ってまたすぐ左折し、安楽川右岸の堤防上を走ります。ここは車も来ないし、とても快適。長明寺町からR306に入りまして、R1の手前、椋川沿いの道で亀山市街へショートカットします。この道はR1と立体交差になっており、待たずに済んだので大正解でした。


そして亀山市街に入ります。関にはよく来てるんですが、実は亀山というところは初めて来たんですね。亀山といえばロウソクしか思い浮かばないんですが、最近は液晶の方が有名ですかね(笑)。本町からは東海道の道筋を拾って走ります。東町というところは現在商店街になってますが、ここに本陣跡がありました。


東海道はカラー舗装で区別されているのでとてもわかりやすい。城下町特有の屈曲があったりします。


亀山宿の西の外れの方にある野村一里塚です。この木は江戸時代から残っているものなんだろうか?


東海道は現在のR1ではなく、鈴鹿川の左岸に沿って続くんですが、カラー舗装をまっすぐ行くとR1に出てしまいます。そこからは関西本線の線路があるため向こうへは渡れません。しっかり間違えました。(^^; ここはR1の手前を左折して陸橋を渡ります。そして鈴鹿川の堤防に出ました。ここは車も少ないし、とても快適です。


小野町の踏切でたまたま撮れました。踏切を渡ってすぐR1へ左折し、川を渡ってすぐ右へ入ると関宿東の追分です。


関宿の街並み。電線がないと本当に空が広いんですよね・・。今日は観光客の姿もほとんどなく、閑散としていました。


ここが関宿伊藤本陣跡。何度も通ってるのに気付くこともなく通過してました。(^^;


そしてここが西の追分。追分という地名は全国にいくらでもありますが、主要な街道が分かれる場所を指すんですね。ここでは近江へ向かう東海道と伊賀へ向かう大和街道が分岐しています。ここは左の大和街道へ。


毎度おなじみのR25加太越で柘植へ戻ります。大した上りはないんですけどね、なんか疲れるんだよなぁ・・。これ以上暑いとたまらんなぁ。今日は珍しくダンプに1台も遭いませんでした。なんて快適なんだ。写真は峠近くにある鴉山池。

柘植を通過してちょっと上り返し、15時10分に余野公園に帰ってきました。この最後の上りが結構しんどいんだよなぁ・・。何とか売り切れずに戻って来られました(笑)。

走行距離:63.8km
平均速度:18.4km/h
体重:57.4kg
体脂肪率:15.4%

片雲の風に誘われて

コメント

  1. ワシはGT。 より:

     こんばんは。

     ここのPも使えますね。悪名高い加太越えはちょっと考えますけど。私が甲賀市で使うPは信楽支所観光P(旧信楽町役場P)です。トイレ有り、R307にコンビニ、付近に食堂と喫茶店と便利です。

     本当はだいぶ離れてますが。

  2. SORA より:

    @ワシはGT。 さん

    加太越はダンプさえいなければ快適なんですが・・
    信楽観光Pもよく使いました。
    貴生川にもええとこ見つけましたので、便利に使わせてもらってます。(笑)

  3. かくげ太 より:

    国道25号って、普通に自転車で通れるんですか?以前、鈴鹿から奈良方面に行こうとしたとき、名阪国道ではない方の25号が、崖崩れか何かで通行止めになっていて、やむなく鈴鹿越えに迂回したんですが・・・・

    まぁダンプがあふれる道ならば、迂回した方がよかったのかも。

  4. SORA より:

    @かくげ太 さん

    名阪国道じゃないR25は普通に通れますよ。
    たまたまあの時だけ通行止になってたんですね。
    この道、本当に車が来ないんです。1時間に2台遭うかどうか・・
    最近は不景気なのか、ダンプも少ないような気がします。(笑)

  5. aliali より:

    この季節、アスファルトの照り返しに炙られるのは辛いですねぇ~。
    少しでも緩和するためには、山に登らなければ。
    関宿から柘植なら、蝙蝠峠経由でr677て道もありますよね。(笑)

  6. SORA より:

    @aliali さん

    ウナツー行きたかった~(涙)
    安楽越を反対側から登るとキツイんですよね。やっぱ変○と思いました。(爆)
    これは絶対イワしたろと思ってたに違いない!

    alialiさんは知らないかもしれませんが、柚ノ木峠~安濃ダムはウナツーコースに最適なんですよ。(笑)