登山

神末上村から学能堂山へ

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学能堂山山頂

天気が不安定でなかなか行けませんでしたが、今月初めて山行ってきました。間が空いてしまうとすぐ脚がダメになるんですよね・・。学能堂山は過去に二度登ってるんですが、いずれも美杉側の杉平からでした。この山にはもう一つルートがあり、御杖村の神末上村から小須磨峠をたどる道があります。こちらの方が標高差は少ないですが、距離が長いです。どうせなら違う道から登ってみたかったので、神末上村から初チャレンジしました。

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登山ルート図


神末上村のバス停から100mほど南へ行ったところに公民館があり、その向かいに5台くらい駐車できるスペースがあります。一応ここがデポ地になっているようです。9時40分頃出発します。


こういう里山は入口がわかりづらいのですが、事前にネットで予習してましたのですぐ見つかりました。神末上村バス停から少し南へ行って、この道標の場所を左折し、コスマ林道を歩きます。


林道に入ってすぐ、害獣除けのゲートを開けて通ります。開けたら必ず閉めるように・・


林道を1キロほど歩いた頃、左手に作業小屋が現れます。そこで道は直角に右へ曲がっています。そして右折してすぐ、「学能堂」と書かれた道標が現れます。ところがこの道標を見たことで安心してしまい、その指している方向を見ていなかったのでした・・。何の疑いもなく幅の広い林道を直進して行きます。


道標から15分ほど登ったでしょうか、突然道が行き止まりになってしまいました。一応赤テープらしきものが見えますが、どう見ても道ではありません。ここで進退窮まって初めてGPSを見たところ、明らかに谷一つ違っています。これは間違えたと思いました。しかしあの道標が頭にあり、間違いないはずだという思い込みがあったのですね。すでに100mほど登ってしまっていたので、強行突破すべきか悩みます。そこでちょっと思いついてデジカメを取り出し、さっき撮った写真を再生してみたのです。すると道標が違う方を向いていることに初めて気がつきました。思い込みとは恐ろしいものです。これで自分が間違えたことが明らかになったので素直に引き返しました。せっかく登ったのにもったいない・・。もしこの写真を撮ってなかったら判断を誤ったでしょうね。GPSを持っていてもしまい込んで見なかったら意味がないということも思い知らされました。


さっきの道標の場所まで下ってきました。確かに道標の指す方に細い道がありましたが、これはよほど気をつけてないと見落とします。道標を見ながら行きすぎるのは自分だけかもしれませんが(^^;、この分岐は要注意です。これで20分のロス。ともかくも正規ルートに復帰できました。こういう時に引き返す判断ができるかということが山ではとっても重要なのですよ・・


道標からしばらく沢沿いに登ります。割とよく踏まれた道で迷うところはありませんが、倒木が多く、渡渉を強いられる箇所もありました。


小須磨峠が近づくとかなりの急登となります。植林は疎らになり、少し明るい感じに変わってきます。


そして小須磨峠に着きました。標高820m。展望は何もありません。山頂まで2.1kmと書いてあります。まだ先は長い・・


小須磨峠から尾根道になりますが、いきなりの急登です。この後、植林を抜けて自然林と半々になります。奈良県側は人工林、三重県側は自然林というパターンが多いです。


何度かアップダウンを繰り返し、白土山というピークに着きました。標高980m。この辺から左横を林道が通り、鹿除けのネットが続いています。


白土山付近で一本だけきれいに咲いている石楠花を見つけました。


白土山から再び下りに入る頃、正面に学能堂山が姿を現しました。ここから見ると結構遠くに見えますが、歩きやすい道なのでそれほど時間はかかりません。この後、林道のような幅の広い道を歩いて行きます。


「学能堂0.4km」の道標がある場所が最後の鞍部です。ここからあと80mほどの登りなんですが、これがキツい!


学能堂山直下の上りはまるで壁のような激坂が続きます。たぶん斜度30°以上はあるでしょう。つま先立ちでないと登れないくらいです。


むちゃくちゃしんどかったですが、山頂が近づいてきました。


そして12時前に学能堂山山頂に着きました。標高1021.4m。背後に高見山が聳えています。コースミスしてなければ正味2時間弱というところでしょうか。ここで1時間ゆっくり休憩。先客は単独の男性がおられましたが、杉平の方へ下って行かれました。


南側には圧倒的な重量感で三峰山が横たわっています。


大洞山と尼ヶ岳。


修験業山と栗ノ木岳。


局ヶ岳はいろんな山からよく見えますが、ここから見るのが最も美しい姿をしています。


山頂からのパノラマ動画です。

山頂からの展望はとにかく素晴らしいの一言です。360度遮るものがなく、この山域では随一の好展望を誇ります。それでいて名前さえよく知られておらず、登る人も少ない山なんですね。むちゃくちゃ気持ちのいい山頂ですよ。この開放感はなかなか味わえません。

今回初めて神末上村から登ってみましたが、面白さではこっちが上ですね。杉平からの道は展望も何もないですから・・。ただ尾根道はどうしてもアップダウンがありますので、体力的にはこっちの方がきついですね。周回コースをとる人もいるようですが、かなり長い車道歩きを強いられるので距離的に辛いですね。もちろんトレランとかやってる人には何でもないでしょうけど・・(笑)

歩行距離:9.93km

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