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LUMIX DMC-FX100をポチッとな

投稿日:2008 年 9 月 9 日 更新日:

20080908-A143_Z1.jpg
え~、また衝動買いネタを一つ・・・(爆)
もうコンデジは買わん!と豪語しておりましたが、安さにつられてポチッと逝ってしまいました。(^^; 2007年6月発売、先月には後継機DMC-FX150が発売されたため在庫整理で投げ売りされております。17,980円也。これを買わずにいられましょーか?(^^; 例のサングラス型ムービーカメラの売却金+αで買えたのでまあエエんです・・。結局、物欲は何かを買わないことには収まらないんですよね。(爆)
この夏以降、大本命のLUMIX DMC-LX3をはじめ、RICOH GX200、COOLPIX P6000など広角対応の高級コンパクトが続々と登場してきましたが、もはやこういうモノには興味がなくなりました。デジタル一眼レフが5万円台で買える時代にコンデジごときに5万も出すのはアホらしすぎます。買えない負け惜しみではないけれど、しょせんコンデジはコンデジ、機能は少々違っても写りはどれも似たり寄ったりなんですから・・。デジカメは新製品を追うべからず、型落ち機種を安く買うのが賢者の買い物です。
一方、これまで見向きもしなかった「初心者向きフルオートコンパクト」には28mm始まりのズームが当たり前に搭載されており、そうでないのを探す方が難しいくらい。もはや28mmは常識です。なんでマニュアル撮影ができるというだけであんなに値段が跳ね上がるのか? そんなんならマニュアルなんかいらねーよ! どうせ自転車乗りながら絞りがあーだこーだなんて言ってる余裕なんかないんだから、フルオートで十分さ!
今はNikonのCOOLPIX P5000(以下P5000と表記)を使っておりますが、マニュアル撮影ができるとはいうものの、実はほとんど意味がないんですよ。絞りは実質的に広角側で3段分、望遠側ではなんと1段分しかないんですから、絞り優先ができると言っても大した意味はありません。コンデジはもともと被写界深度が深いんだから絞らなくても十分パンフォーカスになります。どう頑張っても一眼レフのようなボケ味は望めません。実際、自転車に乗ってるときはめんどくさいからプログラムオートで撮ることがほとんどです。こういうのは本当にカタログスペック上だけの飾りであって、まったく実用的ではありません。だったら最初からプログラムオートだけの方が合理的とも言えます。
前置きが長くなりましたが、要するにコンデジなんて写れば何でもいいんですわ。どうせ使用目的は100%ブログですから、プリントすることなんか一切ありません。これまでデジカメで真面目に「作品」なんか撮ったこともありません。しょせんメモ以上のものではないので、できるだけ小さくて邪魔にならない方がいいんです。自転車ツーリング用のデジカメに求められる条件としては、
・小さくて軽量であること。できればジャージのポケットに入るのがよい。
・起動やAFが十分速いこと。
・右手だけで操作できること。
・手ぶれ補正が搭載されていること。
・液晶が屋外でも見やすいこと。
・広角が28mmから始まること。望遠はいらない。
・動画がきれいであること。
・荒っぽく扱っても気にならないくらいの値段であること。
などが個人的に重要なポイントです。まあ最近のスリムコンデジならほとんど条件を満たしていると言えるでしょう。あとは値段だけ・・。実は今回こだわったのは動画の画質です。P5000で撮った動画はスミアで画面全体がマゼンタかぶりを起こしてあまり美しくない・・。これはCCDの宿命ともいえるのでほとんどのデジカメは多かれ少なかれスミアが出ます。ところが天五さんの動画を見るとスミアがほとんどない・・。ひょっとしてLUMIXの動画はスミア対策がなされているのか・・? 天五さんの動画でお墨付きなので、LUMIXの機種の中から選びました。
今年の売れ筋モデルとなったDMC-FX35は広角が25mm始まりなので最初はそっちに興味があったのですが、やはりCCDが1/2.33インチと小さいのが気に入りませんでした。さらに他の機種と比較してるとDMC-FX100が1/1.72インチ1200万画素CCDを搭載していることがわかりました。1200万画素は余計だけれど、レビュー記事の実写画像を見てるとDMC-FX100の方が画質は良さそうに見えました。レンズも広角を欲張ってない分だけ無理がないはずです。値段もDMC-FX35が22,000円前後なのに対して、DMC-FX100は18,000円前後と少しだけ安い。製品ランクとしてはDMC-FX100の方が格上なのでこれはお買い得ではないかと思って決めました。色はブラック、シルバー、ゴールドの3色があるんですが、すでにブラックは品切れとなっており、残りはシルバーとゴールドだけです。特にシルバーは品薄なので残ってる店を探して即ゲット!
今さら買おうなんて人もいないでしょうからレビューなんかしても意味はないですが、ネタ切れなので恒例の実写レポートをどうぞ。(笑)

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●画質
まず遠景を撮影した実写画像を1200万画素フルサイズで載せておく。ファイルサイズは5.6MBあるので注意。焦点距離は35mm判換算を示すものとする。
実写サンプル
1200万画素ということで画像のざらつきが心配されたが、青空の部分を見てもノイズは目立たない。小サイズCCDを搭載したカメラにありがちなベッタリと潰れた描写も見られず、木の葉の一枚一枚、草の一本一本までよく解像しているのがわかる。
●レンズ性能
本機には35mm判換算で28-100mm相当の3.6倍ズームレンズが搭載されている。開放F値は2.8-5.6と望遠側で少々暗い。
ワイド端では周辺部で描写が多少甘くなるものの、このクラスのコンデジに見られるような極端な像の流れは見られず、優秀な部類と言える。ズーム比を欲張らず光学的に無理をしなかったことが功を奏しているのだろう。広角側より望遠側の方が画像の均質性が高く、テレ端では画面周辺まで実にシャープな画像が得られる。強い逆光でもフレアやゴーストがほとんど出ないのも立派だ。
またワイド端でも歪曲がほとんど見られないのはすばらしい。デジタル的に補正しているのかもしれないが、建物がまっすぐ写るのは気持ちがいい。
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f=28mm F2.8 1/80sec AWB ISO80
なお絞りはワイド端でF2.8とF9の2段のみとなっているが、虹彩絞りではなく、NDフィルターが挿入される方式なので絞っても描写は変わらない。これはレンズを前から見て明るい方に向けるとわかる。したがって実質的に開放絞りで撮っていることになるので、比較的近景では厳密に言うとピントは1点にしか合わないことに注意。たまに描写が甘いと思われるようなカットがあるが、それはレンズ性能のせいではなく、ピントがわずかに外れているためである。
●発色傾向
AWBは正確で、ほとんどの場合AWBで問題ない。モニターのせいかもしれないが、若干シアン寄りな気もする。ただ完璧に補正されすぎる傾向があり、夕景や白熱電灯の雰囲気は出にくい。雰囲気を生かしたい場合はプリセットの太陽光などに固定するのがよいだろう。なお本機はこのクラスのコンデジには珍しくホワイトバランスの微調整が可能なので、好みに合わせて色調を変えることもできる。
LUMIXシリーズというと派手派手こってりというイメージがあったが、本機はそれほど彩度が強調されておらず、あっさりした印象である。画質設定で彩度を3段階に調整することも可能だ。
●高感度ノイズ
個人的に許せるのはISO200までだと思うが、室内などの暗い場所ではISO400が必要になる場面もある。ここではISO400に固定してP5000との比較を行ってみた。サンプル写真は室内の蛍光灯下で撮影し、中央部をピクセル等倍でトリミングしたものである。
20080909-iso400_fx100.jpgLUMIX DMC-FX100/ISO400
20080909-iso400_p5000.jpgCOOLPIX P5000/ISO400
P5000は高画素コンデジとしてはノイズが少ない方だが、それと比較してもノイズの出方はほぼ同等で甲乙つけがたい。ISO400でも解像感は失われておらず、しっかり色も乗っている。これならISO400まで安心して使える。
ISO感度は80から1600まで設定でき、AUTOにするとISO80-200の間で自動的に調整される。実験した限りでは、光量が十分な場面ではできるだけISO80を維持し、シャッタースピードが1/60秒未満になる場面では増感が行われるようである。屋外でISO400はなるべく使いたくないので、この仕様は好都合である。なお感度のアップは連続的ではなく、段階的に行われるようである。
●レスポンス
起動・終了ともに素早く、おおよそ1.5秒程度である。P5000の緩慢さに比べるとはるかに快適だ。また電源がスライドスイッチなのも誤操作が少なくて良い。
AFも非常に速く、ほぼコンマ数秒程度で合焦する。マクロ域でも迷いがなく一発で決まる。AFがトロいP5000とは雲泥の差である。とにかく撮っていてテンポが良く、気持ちいいと感じた。
●液晶モニター
2.5インチ20万画素と現在の標準的スペックだが、屋外でも明るく見やすい。発色はPCで見るのと若干異なるような気がするが、露出の再現性は正確でほぼ見た目通りに撮れる。撮影時にヒストグラムが表示できるのもいい。ただ広視野角タイプではないので、ローアングルやハイアングル撮影はしにくい。
●動画性能
まずサンプルムービーを見ていただきたい。FLV変換されているため元の画質ではないが、発色や滑らかさは十分再現されている。

サンプルムービー1

サンプルムービー2
一見して驚くのは、よほど強い光源が入らない限りスミアがまったくと言っていいほど出ないことである。スミアのない映像は非常にクリアーで見ていて気持ちがいい。これはLUMIXシリーズに共通する特徴だが、NDフィルターによって減光しているのが功を奏しているのだろう。動きもとてもスムーズだ。やはり広角28mmの動画はスピード感があって楽しいものである。
また音質は8bit/8kHzなので決して良いとは言えないが、ノイズの少ないクリアーな音質である。これはサンプルムービー2の電車の音を聞いてもらえばわかるだろう。
本機は15フレーム/秒の制限付きながら1280×768のハイビジョン動画を撮影することも可能で、これはこれでまた面白いだろう。なおズームとピントは撮影開始時に固定されるので、撮影中は変更できない。露出は追従するが、ピントは追従しないので近距離を撮影する場合は注意が必要だ。
●操作性
このくらい小さいカメラは自転車で走行中に扱いにくいのではないかと心配されたが、意外と扱いやすかった。操作ボタンはすべて右側に集中しているため、右手だけですべての操作が可能である。
本機は一般的な円形の十字キーではなく、四角形の十字キーを採用しているが、ボタンの間隔が比較的離れているため、押し間違えることもなく扱いやすかった。露出補正など頻繁に使う機能は十字キーですぐ呼び出せるようになっている。また右下にあるFUNCキーを0.5秒程度長押しすればクイックメニューが表示され、ISO感度やホワイトバランスなどを即座に変更できるのも使い勝手が良い。
●まとめ
フルオートの1200万画素デジカメということで画質的には大して期待はしていなかったが、予想以上にレンズ性能も高く、良質な画像であった。マニュアル撮影ができないことには特に不自由は感じず、むしろスピーディーに次々と撮っていけるリズム感が撮っていて楽しいと感じた。とりわけ動画の美しさはそれだけで価値がある。これだけの製品が2万円未満で買えるならば非常にお買い得である。
●その他作例
リサイズ以外は一切手を加えていない。
20080908-20080908_133943.jpg
f=28mm F2.8 1/1300sec AWB ISO80
20080908-20080908_134026.jpg
f=28mm F2.8 1/125sec AWB ISO80
20080908-20080908_134440.jpg
f=100mm F5.6 1/200sec AWB ISO80
20080908-20080908_135014.jpg
f=28mm F2.8 1/500sec AWB ISO80
20080908-20080908_135258.jpg
f=28mm F9 1/125sec AWB ISO80
20080908-20080908_135421.jpg
f=62mm F4.2 1/500sec AWB ISO80
20080908-20080908_141030.jpg
f=28mm F9 1/160sec AWB ISO80
20080908-20080908_141126.jpg
f=100mm F5.6 1/60sec AWB ISO80
20080908-20080908_143530.jpg
f=52mm F3.8 1/50sec AWB ISO100
というわけで、またコンデジを1台増やしてしまいました。(^^; 基本的にはP5000がメインで、TPOに応じてFX100と使い分けようかなと思ってましたが、FX100が予想以上に良かったのでP5000の出番がなくなりそうな気がします。(^^; やっぱり28mmは一度使うと元には戻れませんよ。サクサク動くスピード感も気持ちがいいですわ・・
もう一つ、このカメラを買った目的はカメラを2台体制にするためです。デジカメはしょせんメモに過ぎず、作品を撮るカメラではありません。どーでもいい写真はデジカメで撮り、残したい写真はフィルムで撮ります。そのためにデジカメをできるだけ小型化し、もう一台カメラを持つ余裕を生み出したのです。
20080908-DSCN0848.jpg
今はなきコンタックス最後の名機T3

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