藤坂峠より熊野灘を望む
今日は奥西河内林道と藤越にするかスタート地点に着くまで迷ってたのですが、天気も良いので海の見える峠を2つ攻めることにしました。今日のデポ地はJR栃原駅南の野原橋を渡ったところにある「野原公園」。ここまでR166とR368経由で2時間半、来るだけで疲れてしまいます。日帰りはこの辺が限界ですね。
走行ルート図

野原公園を10時10分頃出発し、県道38号に入ります。

打見で左折して南伊勢方面へ向かいます。この先、藤川に沿ったゆるやかな上りが続きます。

木屋で藤越方面と分岐します。この先、県道46号に入ります。

少し上ってここが奥西河内林道との分岐です。左が県道46号、右が奥西河内林道です。ここから本格的に上り始めます。

最後の150mほどは豪快なスイッチバックの連続で一気に高度を上げます。結構キツイ! 峠のアンテナ塔に向かって上っていくガードレールが見えてきますが、これを見てゲンナリしてはいけません。峠はそこまでは上らず、もっと下にあります。

12時前にやっと藤坂峠に上り着きました。標高500m。これは大紀町側を見たところです。以前、海側から上ってきたことがありましたが、この峠はやっぱり山側から上った方が感動的ですね。前はガスってて見えなかった熊野灘がくっきり見えます。

河内への下りは非常に長いです。逆に上ったらイヤになります。この道、ガードレールがないんで怖いんですよ。これは標高200mくらいのところからの展望です。

やっと河内まで下ってきました。この先ちょっとばかしショートカットをしてR260に出ます。そして東宮までトンネル3つが続くアップダウン。

東宮坂トンネルを抜けるとずっと下って東宮に出ます。何やら由緒ある地名のようです。まだ海は見えません。

東宮トンネルを抜けて贄浦に入り、待望の海に出ました。ここは贄浦の港です。

またしんどいアップダウンが続きます。でも絶景。奈良県民は海を見ると血が騒ぎます。(^^;

慥柄浦(読めない)の集落。ええなぁ、こういう風景。

慥柄浦のあたりは道が狭く、交互通行の信号があります。また一つ上って下ると南島大橋の赤い橋脚が見えてきます。これを渡って湾を一周することもできるのですが、さすがにアップダウンがきついので最初の橋だけ渡ってみました。

南島大橋の上から養殖の筏が見えます。

また一つ岬を越え、道方のバス停のところから県道22号の旧道に入ります。現在は道方トンネルの東側からバイパスが開通しているため、ここに案内標識は出ていませんので注意。

県道22号に出るまで結構しんどい上りが続きます。そして県道に出てすぐ野見坂南トンネルがあります。ここの標高が150m。トンネルを抜ければほとんど上らなくて済みます。しかし能見坂を越えないとネタにもならないので、トンネルの誘惑を断ち切ってさらに能見坂を目指します。

幸いこの先は大してきつい上りもなく、あと100mほど上ったら峠です。道が北側へ折り返すところから海側の展望が開けます。

そして能見坂隧道に着きました。標高260m。ここまでネタだけのために頑張りました(笑)。しかし峠からの展望はありません。トンネルは照明がなく真っ暗、怖いです。

トンネルを抜けて一気に下ると県道22号に合流。南中村でさらに藤越からの道に合流して一ノ瀬川沿いに度会町方面へ向かいます。概ね下り基調ではあるものの、この道のりは結構長いです。交通量も案外多め。時間も圧してきたのでほとんど写真も撮らず突っ走ります。

川口で県道65号と分岐し、さらに内城田大橋の手前から宮川右岸の道に入ります。こちらは交通量少ないですが、ややこしい分岐が多く、GPSがないと迷うこと必至です。しかも執拗にアップダウンが続くのでだんだん足が売り切れてきます。麻加江で県道38号に入り、宮川の流れを見ながら16時半頃、デポ地の野原へ戻ってきました。最後の10km少々がしんどかった。

久しぶりに飯高の「まっちゃ亭」で「まっちゃラーメン」を食べて帰りました。
走行距離:73.9km
平均速度:17.3km/h
体重:56.5kg
体脂肪率:15.5%