玉置山

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登山

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玉置山山頂からの展望

大峰山脈の最南部に位置する玉置山。山頂には玉置神社が鎮座し、信仰の山として参拝者が絶えません。ほとんど頂上まで車で行けてしまうので登山と呼ぶにもおこがましいのですが、一応初めて登った山ですので写真だけでも紹介しておきます。何かついででもないとなかなかここまでは来れないんですよね・・


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玉置山へはR168の折立または平谷、そしてR169の玉置口からも林道が通じていて、標高1000m付近まで行けます。林道終点には広い駐車場が整備されていて、そこから歩いて登ります。山頂へは神社の境内を通って行く道と、尾根伝いに直接登る道の二通りがあります。別にどちらから行ってもいいんですが、尾根伝いの方が傾斜が緩くて登りは楽だと思いますので、先に山頂まで登ります。この道は入口がややわかりにくいですが、駐車場に入る手前、分岐のところに小さな道標が立っています。写真中央あたりがそうです。石の階段が付けられていますので、そこから登ります。

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最初やや急な上りですが、すぐに緩やかな尾根道になります。新緑がきれいで気持ちいいです。

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右手にアンテナ塔が見えてくるとまもなく頂上です。ほんの15分程度でしょうか。山頂付近にはシャクナゲの大群落があって、見事な眺めでした。

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そしてここが玉置山山頂。標高は1076mで一等三角点が設置されています。やっぱり神社がメインなのか、ここまで来る人は誰もいません。

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山頂は木が茂っていて展望はそれほど開けませんが、南東方向はよく開けています。向こうに熊野灘がくっきりと見えます。

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山頂から玉置神社へ下りました。こちらはかなりの急坂です。玉置神社は深い森に包まれて荘厳な空気が満ちており、まさに神域と呼ぶにふさわしいところです。何か凛とした気持ちになれます。

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境内にもシャクナゲがたくさん咲いていました。

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夫婦杉と呼ばれるご神木。

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こちらは神代杉と呼ばれるご神木。

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神社からは車が通れるくらいの林道を歩いて駐車場へ戻ります。新緑がまぶしいなぁ・・

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途中には枕状溶岩堆積地というのがあります。風化していてよくわからないですけど、海底から溶岩が噴出した痕跡です。つまりもともとは海底であったという証拠です。わかる人にはわかる!

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神社から20分くらいで駐車場に戻りました。駐車場からは果無山脈の展望が開けます。

片雲の風に誘われて