GPS遊び

GPS


馬見丘陵公園
今日は寒かったけどいい天気だったので、ちょっとGPSを使ったゲームを試してみた。自分がまったく行ったことのない目的地を設定し、できるだけ走ったことのないルートを選んであらかじめGPSに登録。決められたルートの通りに目的地にたどり着けるかを競うのである。ルールは地図を使ってはいけないこと。GPSのルート機能だけを頼りに目的地にたどり着くのである。
今日の目的地に選んだのは河合町の馬見丘陵公園。奈良県に住んでいながら今まで行ったことがない。地図を見ればわかるが、奈良県の北西部は川が複雑に入り乱れており、まっすぐ進むことがほとんど不可能なのだ。あまりに道が複雑なため、これまで敬遠して足を踏み入れたことのない未知のエリアだったのだ。
本日の走行ログ
午後1時前に自宅を出発し、行きは南回りコースをとる。寒いと思ったけど、天気もいいし結構暖かい。新しい道ができたり、工事中で通れなかったりするところがあったけど、まあそれは不可抗力ということで・・。あまり細い道ばかり通ると舗装路とはいえ路面が凸凹だったりするのでロードで走るのは辛い。やっぱりMTBで来て正解だった。ほんとに近所なんだけど、今までこんな道があるなんて知らなかった。
大和川の堤防に出てからはまったく予定通りのルートで順調に進めた。そして一度も迷うことなく、目的地の馬見丘陵公園に到着した。所要時間は45分くらいだったかな?
馬見丘陵公園は結構広くて、眺めもいい。ただし公園内は自転車乗り入れ禁止。別途、自転車道も併設されている。奈良にこんな立派な公園があったなんて知らなかった。
帰りは北回りコースをとるが、いくつかの古墳に立ち寄ってわざと複雑なルートを組んでみた。要所要所では細かい間隔でウェイポイントを設定してある。交差点に近づくとコンパスの矢印が曲がって進行方向を示してくれるので全然迷わない。気持ちいいほどノンストップで走れる。こんな道、GPSがなかったら何度地図を開けなければならないかわからない。ツーリングで何がイヤかというと、地図を見るために立ち止まることなのだ。
結局、帰りは工事に阻まれることもなく、完璧に予定ルート通りに走ることができた。たぶんGPSなしで同じコースを走れと言われたら走れないだろう。まったく初めての道でも時間のロスなく走れるのはありがたい。地図が表示できなくても、正しい方向に進んでいることさえわかればすごく安心感があるのだ。
本日の走行26.7km、アベレージ17.7km/h。このゲームは面白いぞ。しばらくハマりそうだな。タイムや距離を競うだけが自転車の楽しみじゃないんだから、こんなゲームを流行らせてみたらどうだろうか?

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片雲の風に誘われて

コメント

  1. racchi より:

    僕もそれに似たようなことをしたことがあるんですけど、手抜きしてウェイポイントを細かく登録してなかったので結局紙地図を開いたことがあります(^-^; 便利な機材があるとは言っても横着してはいけませんなぁ(笑)

  2. SORA より:

    紙地図を開いたら反則ですよ。(^_^;
    きっちり登録したら本当に紙地図はいりません。
    コツはできるだけ道に沿わせるようにウェイポイントを配置することですね。

  3. かくげ太 より:

    これ!旧東海道をトレースするときにやりました!ツーリングマップルや地形図には「これが旧東海道です」って書かれていませんからね。予め資料集を見てウェイポイントを設定して出かけました。
    あとGPS遊びとしては…「軌跡で絵を描く」ですかね~。

  4. SORA より:

    裏道拾って走るにはGPSがないと大変ですわ・・
    地図上で描いたルートを実地で体験するというのが面白いんですよね。
    自転車ならどんな困難なルートでも走破できますし。
    「軌跡で絵を描く」は考え方としてはちょうど逆かと・・

  5. racchi より:

    軌跡がナスカの地上絵みたいになるように走ってみても面白いと思ったんですがどうでしょう(^-^)?

  6. SORA より:

    これも地図を見ないでやるのが面白いですね。
    書道家がでっかい紙の上に筆を走らせるように・・
    京都みたいな街だったらできるかも?

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