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ザウルスGPSケーブル改良版

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先の記事でSLザウルスとForetrex101の接続について紹介しましたが、一部誤りがあることがわかりました。Foretrex101のシリアルポートはおそらくTTLレベル(5V)で出力されているだろうと考えられますが、ザウルス側の入力はCMOSレベル(3.3V)でなければなりません。前回のテストでは一応問題なく動作しましたが、明らかに絶対最大定格の3.6Vを超えているため、長期間使用すると寿命を縮める可能性があります。
そこで安全のためツェナーダイオードを使って3.3Vの定電圧回路を仕込むことにしました。これにより最大3.3Vに制限されますので、受信側は問題なくなるはずです。送信側も3.3V出力であるため本来は5Vに変換する必要がありますが、一応スレッショルドレベルは満たしているので、多少ノイズマージンが減る程度で直結しても問題はありません。配線図を以下に示します。

配線図(Foretrex側は2.5φステレオプラグ)
というわけで、前回の記事は破棄してより安全な方法を紹介します。言うまでもなく自己責任で試して下さい。

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意外と早くパーツが届いたので、早速製作に取りかかりました。今回は耐久性の向上も目的だったので、その点もぬかりはありません。とりあえずコネクタの他に準備するものは以下の通りです。
3.3Vのツェナーダイオード×1
2.2kΩ(くらい)の抵抗×1
片側3ピンのラグ基板
20060809_000.jpg
準備するもの
パーツが揃ったら配線図の通りに半田付けします。あらかじめケーブルをラグ基板両端の穴に通し、結び目を作っておくのがポイントです。ダイオードは向きがあるので注意して下さい。黒い帯のある側が信号側になります。ラグ基板への配置は工夫してみて下さい。ここでは片側3ピンをすべてGNDにしました。完成するとこのようになります。
20060809_006.jpg
完成した状態
さすがに基板を使っただけあって半田付けはしっかりしています。しかしこのままでは持ち歩けないので、適当なケースに収めます。ここではフィルムケースの両端に穴を開けて収めてみました。これが測ったようにピッタリ収まります(笑)。大事なことは半田付けする前にケースに通しておくことです。でないと後で泣きを見ます(笑)。これで耐久性もバッチリです。
20060809_019.jpg
フィルムケースに収めて見た目もスッキリ
動作テストの結果はもちろん問題なく動きました。抵抗は電流制限用なので適当で構いませんが、あまり抵抗を大きくすると波形が鈍って動かなくなります。この辺は消費電流とのトレードオフです。抵抗を取っ替え引っ替え実験したところ、10kΩでは動かず、4.7kΩで動きました。一応マージンを考えて2.2kΩにしてあります。
ザウルスのバッテリーのもちがそんなに良くないのでログを取る用途には向いていませんが、GPSの電源が常に入っていれば、ザウルスはサスペンドしていてもレジュームした瞬間にすぐ現在位置を表示してくれます。カード型のGPSだとこうはいきません。一度サスペンドするとレジュームするたびに測位をやり直すので表示されるまで時間がかかります。ですから必要なときだけ電源を入れて現在地を確認するという使い方には理想的です。これでメッシュ入りの地図を持ち歩く必要がなくなりました。(^_^;

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