F-12Cは名機だ

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L-01Dに乗り換えて一週間経ちましたが、結論は「使えない」ということで、F-12Cに戻りました(爆)。とにかくバッテリーの保ちが悪すぎます。まだそんなに外で長時間使ったことがないのですが、ほんの3時間ほど持ち歩いただけで30%ほど減ってるのにはゲンナリします。それも大して使ってないのに・・

いろいろ節電対策はしましたが、それでも1時間何もしなくても3~4%くらい減ってるんですよ。家で実験したときは1時間あたり-1.8%くらいの消費率だったんですが、外で移動していると電波を探しに行くので当然それより悪くなります。このくらいが3G使用の実力というところなんでしょう。

スリープ時だけでなく、使用中の電力消費はもっと凄いですね。明るい屋外だとどうしてもモニター照度を50%くらいまで上げる必要がありますが、本当にみるみるうちに減っていきます。感覚的には2分で1%くらいでしょうか? 発熱もすさまじく、カメラの金属部分を触るとアチッ!て感じですしね・・


最も致命的なのは、充電がダメダメなことです。付属の充電器以外でUSB充電すると電流が制限されてスロー充電モードになってしまうため、すごく時間がかかるんです。それに車の中でナビ代わりに使っていると、シガーソケットから電源供給していても消費量の方が上回っているため、じわじわ減っていくという信じられない現象が起こります。長期の旅行では常に車の中で充電しておく必要があるため、こんな仕様ではとてもじゃないが使えません。

液晶はきれいだし、GPSの掴みも良いので惜しいんですが、とにかくこのバッテリー保ちではスマホとしてお話になりません。バッテリーを気にしながら使うのってすごくストレスが溜まるんですよ。山とか電源のない場所だととても安心して使う気になれないですね。というわけで、このスマホは「糞」と呼ばせていただきます(爆)。この一点だけがすべての美点をダメにするのです。

このブログでは未だにF-12Cというキーワードでの検索が上位を占めています。それだけまだ愛用しているユーザーが多いんでしょうね。それに比べてL-01Dはまったくヒットしません。改めて評価すると、F-12Cってコンパクトだし、このくらいの大きさがスマホとして最も使いやすいんですよね。L-01Dはデカ過ぎます。そしてバッテリー保ちが良いのが大きな美点です。山でも予備バッテリーなんか持って行かずに十分一日保ってくれますしね、本当に心強いです。

F-12Cの一番良いところはWiFiテザリングしてもバッテリーをそんなに喰わないことです。ですからモバイルルーターとしても十分実用になるんです。これさえあればタブレットやPCも普通に使えちゃいますし、何ならL-01Dをサブで持ってWiFi専用機として使ってもいいわけですね。(笑)

ROMが1GBしかないのでアプリをたくさん入れることができませんが、これはrootを取ってLink2SDを入れればすべて解決します。今まで容量不足で困ったことは全くありません。OSがAndroid 2.3なので動かないアプリがあることは事実ですが、Gingerbreadは2.x系では最も安定したOSでもあるので信頼性は高いです。Chromeが使えないのが残念なんですが、L-01DにChromeを入れてみたらいまいち使い勝手が良くなかったので、やっぱりBoat Browserに戻ろうと思っています。

その他、L-01Dの気に入らない点としては、ハードキーが一つもないということです。特にホームボタンはロック解除のために頻繁に押すんですが、L-01Dはそれがないため電源ボタンを押さなければなりません。これは非常にうっとうしい。防水がないのもアウトドアではちょっと心配ですしね・・

というわけで、せっかく買ったけどL-01Dは早くもお蔵入り、F-12Cに復帰しました。ヤフオクで売っても数千円にしかならないので、室内専用のおもちゃにしておきます。(笑)

片雲の風に誘われて